株主の皆様へ

代表取締役社長 寺畠正道

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

また、令和6年能登半島地震により被災されました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

ここに第39回定時株主総会招集ご通知をお届けいたします。

当社グループは、経営理念である「4Sモデル」を追求することを通じ、これまで持続的な利益成長を実現してきており、2023年度は、全事業において、当初計画、及び2022年度を上回り、過去最高水準の実績となりました。

「4Sモデル」を追求していくことこそが、中長期に亘る企業価値の継続的な向上に繋がると考えており、株主様を含む4者のステークホルダーにとって共通利益となるベストなアプローチであると確信しております。

また、社会・事業環境が非連続に変化し、その不確実性・複雑性がますます高まっていく中で、当社グループが持続的な存在であるための方向性を明確にするものとして、2023年度にJT Group Purpose「心の豊かさを、もっと。」及び各事業Purposeを策定しました。この実現に向けた行動指針についても策定が完了しております。今後は事業戦略の遂行・行動指針の実践を通じて、成果を創出し、実績を積み上げていくことにより、JT Group Purposeの実現を目指してまいります。

当社グループは、「4Sモデル」・JT Group Purpose に基づき、経営資源の配分を実行し、事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視していくことで、企業価値の継続的な向上を実現するとともに、時代や人により、多様で変化していく「心の豊かさ」の領域を今後も社会から任され、貢献できる存在であり続けることに繋がると考えております。当社グループはこれからも絶えず進化してまいります。