株式会社キューブシステム

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第46期株主通信

座談会レポート『3rd STEPスタートに向けて』

キューブシステム流サービスビジネスを実現し、
お客さまの「ベストパートナー」を目指す

中長期経営ビジョン「VISION 2020」3rd STEPのスタートにあたり、その展望などを座談会で確認しました。

まずは「VISION 2020」2nd STEPの
振り返りからお願いします。

対談代表取締役 社長 﨑山氏

代表取締役 社長
﨑山 收

まずは「VISION 2020」2nd STEPの
振り返りからお願いします。

﨑山
2012年に、10年先のIT業界に向けて中長期経営ビジョン「VISION 2020」を策定してキューブシステムの変革に取り組んできました。1st STEPの3年間は当社の強みを明確にして強化することで売上高100億円を実現し、年平均成長率(CAGR)も約14%で推移しました。2nd STEPでは、IoTやビッグデータ、フィンテックなど、イノベーションが驚異的なスピードで進み、その急激な変化への対応が2nd STEPのキーポイントになったわけです。

対談飯田氏

専務執行役員
飯田 賢一郎

飯田
そのため数字的には厳しい面もありましたが、変革に対応するスピード感が社員の意識においても会社としても増してきて、3rd STEPに向けた良い流れができたと感じています。
西村
私は技術戦略と新規事業を担当していますが、2nd STEPでは新たな事業を育んでいく仕組みや仕掛けの構築に努めました。その結果、「オラクルクラウドサービス」の立ち上げや「エネルギー関連マーケット」への新規参入など、3rd STEPに向けた成果が徐々に出てきたと考えています。
山岡
直近では「働き方改革」も始まり、一人当たりの生産性向上や社員の健康促進など、働く環境の品質向上への取り組みを進めてきました。この点においても3rd STEPに向けた、良い準備期間になったと思っています。
﨑山
そうした取り組みにより、この3年間を振り返るとIT業界の急変に対応する準備はできたものの、目標としていた売上高150億円、営業利益率9%は未達となりました。しかしながら、大きな変革に向けた土台が全社レベルで醸成できたことは2nd STEPの収穫だったと思っています。

「VISION 2020」3rd STEPの展望をお聞かせください。

﨑山
「VISION 2020」の3rd STEPの状況を改めて確認すると、デジタルテクノロジーが劇的に進歩し、世界を変えるイノベーションが起きています。IoTによるビジネスプロセスのスマート化や、AIによるビッグデータ解析など、これまでにはなかったデジタル革命により新しいビジネスモデルが創造され、今までには考えられなかったイノベーションの時代が本格的に始まるのが3rd STEPです。
この3rd STEPでは、「顧客価値創造への挑戦によるキューブシステム流サービスビジネスを実現する」というスローガンを掲げ、多くの新規顧客によるSI・サービス提供型ビジネスの拡大と、高付加価値なサービスメニューの創出による新規事業領域の拡大を目指していくのですが、その実現は従来の進め方では時間を要すると考えています。システム開発の概念が変わるでしょうし、それに見合うテクノロジーも変わる。そうした変革にスピード感をもって、どう対応していくのかが3rd STEPの鍵になると思っています。
飯田
変革に対応する当社ならではのサービスを提供するうえで重視したいのが、当社の特色の一つであるお客さまとともに事業を行いながら成長していくというモデルです。この「共創」を強化して、新たな価値を生むサービスをお客さまに提供していくことも、当社流サービスビジネスの実現になると捉えています。
こうした『らしさ』を追求しながら、3rd STEPでは国内事業で既存ビジネスモデルの変革による収益基盤の強化を進めるとともに、強みを活用した成長領域への事業展開を進めることで、新規顧客開拓や受注拡大を図ります。海外事業では、アジアを軸としたグローバルマーケットの事業展開を更に進めていきます。

対談西村氏

常務執行役員
西村 秀明

西村
キューブシステム流とは、当社にしかできないサービスの構築と考えています。例えば、2nd STEPに立ち上げた「オラクルクラウドサービス」では、多くのIT企業がアマゾンのAWSやマイクロソフトのアジュールを選択している中、当社はオラクルのクラウドサービスも進めています。もちろん、AWSやアジュールもフォローしていますが、他社には真似できない「オラクルクラウドサービス」という新たなサービスの構築を進めてまいります。他にもブロックチェーンやフィンテック、エネルギー関連マーケットにおける独自の取り組みをスタートさせています。
このように3rd STEPでは、積極的な技術投資や研究開発を進め、独自性・新規性・高付加価値を持ったサービスの創出を行うことにより、他社が真似できない価値を提供し、競争優位の確保を進めていきます。

対談山岡氏

常務執行役員
山岡 一裕

山岡
飯田と西村が説明したそれぞれの戦略や事業を進めるためにも、人的資本の充実が重要だと考え、2nd STEPから働き方改革と併せて人材の育成と採用を強化してきました。
3rd STEPでは、事業を成長させていくために、中長期的に効果のある評価制度や報酬制度といった人事制度を再構築しながら「育成と採用」を積極的に進め、プロフェッショナル集団を形成していくとともに、「ビジネスパートナーとの連携強化」も推進し、人的リソースの確保に努めていきます。また、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、ESGへの取り組みも進め、経営基盤の強化にも注力していきます。
﨑山
3rd STEPの最終年度である2020年度の数値目標は、売上高185億円、営業利益率9・6%、ROE13%を計画しましたが、3rd STEPが「VISION 2020」の総仕上げであり、その先の5年、10年に向けた準備期間でもあることに変わりはありません。そのキーポイントとなるのが「高付加価値なサービスの創出」であり、三人が話したさまざまな取り組みもその実現を目指したものです。3rd STEPでは、高付加価値なサービスを次々と創出していくことにより顧客ビジネスの発展に貢献し、顧客価値の最大化を図ることで、お客さまとともに成長しながらキューブシステムブランドの確立を目指していきます。
代表取締役 社長 﨑山 收
代表取締役 社長
﨑山 收
昭和47年 7月
当社設立
昭和50年10月
当社取締役
平成元年5月
当社代表取締役社長
平成27年6月
当社代表取締役 社長(現任)
専務執行役 飯田 賢一郎
取締役 専務執行役員
飯田 賢一郎
V2020推進担当、営業統括
平成7年4月
当社入社
平成18年4月
当社執行役員
平成24年6月
当社取締役
平成27年6月
当社取締役 常務執行役員
平成30年4月
当社取締役 専務執行役員
(現任)
常務執行役 山岡 一裕
取締役 常務執行役員
山岡 一裕
V2020推進担当、経営管理統括
平成7年4月
当社入社
平成19年10月
当社執行役員
平成24年6月
当社取締役
平成27年6月
当社取締役 常務執行役員
(現任)
常務執行役員 西村秀明
常務執行役員
西村 秀明
技術戦略担当
平成6年4月
当社入社
平成20年4月
当社執行役員
平成28年4月
当社上席執行役員
平成30年4月
当社常務執行役員(現任)

V2020全体像については、
こちらをご覧ください。