第1号議案 剰余金の処分の件

剰余金の処分につきましては、次のとおりといたしたいと存じます。

当社は、株主の皆様の利益を重要な経営課題と位置付けており、毎期の業績、投資計画、経営環境を勘案しながら、継続的かつ安定的な配当を基本としつつ、業績連動の考え方を取り入れております。また、当社は中期経営ビジョン「STEP」におきまして、「株主還元は配当を主に継続的・安定的な還元を重視する」、「この3年間(2019年3月期~2021年3月期)は年間配当144円をベースとし、キャッシュ・フローに応じて自己株式取得を機動的に実施する」ことを2018年7月に公表しております。

しかしながら、新型コロナウイルスの全世界的な感染拡大に伴い、当社の生産・販売などの事業活動にも多大な影響が出ており、この先の資金需要などを含めて総合的に勘案した結果、誠に遺憾ながら、当期末の配当につきましては、直近の配当予想から変更し、以下のとおりといたしたいと存じます。

1.配当財産の種類

金銭

2.株主に対する配当財産の割当てに関する事項およびその総額

当社普通株式1株につき金 28円
配当総額 21,482,034,140円

なお、中間配当金として72円をお支払いしておりますので、当期の年間配当金は1株につき100円となります。

3.剰余金の配当が効力を生じる日

2020年6月24日

(ご参考)配当金の推移

(注) 当社は第89期(当期)より、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しております。これに伴い、第88期の連結配当性向につきましてもIFRSに組み替えて表示しております。

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