第3号議案 監査等委員である取締役4名選任の件
本総会終結の時をもって、当社の監査等委員である取締役4名全員が任期満了となります。つきましては、監査等委員である取締役4名の選任をお願い致したいと存じます。
なお、当社では監査等委員である取締役については、優れた人格及び見識を有するとともに、取締役の職務執行の監査を的確、公正かつ効率的に遂行できる知識及び経験を有する適任者を候補者として選定する方針としております。この方針に基づき、社長執行役員が候補者を起案し、その妥当性について過半数が独立社外取締役で構成される指名・報酬諮問委員会の答申を得ています。その上で、株主総会への選任議案提出に関する監査等委員会の同意を得て、取締役会において候補者を承認致しました。
監査等委員である取締役候補者は次のとおりです。

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六彌太 恭行再任略歴を開く閉じる
生年月日 1956年4月5日生 所有株式数 413,400株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1994年7月 ㈱スタジオガレージ取締役1995年12月当社取締役2011年3月㈱DGベンチャーズ代表取締役社長2011年7月当社取締役COO2012年9月当社取締役副社長 インキュベーション・セグメント(現 インキュベーションテクノロジー・セグメント)管掌2013年7月Digital Garage US, Inc. Director2017年4月当社取締役兼副社長執行役員2018年6月㈱BI.Garage監査役(現任)2018年6月㈱DGベンチャーズ監査役(現任)2018年6月㈱DK Gate監査役(現任)2018年6月当社取締役(監査等委員長)(現任)2018年7月㈱D2 Garage監査役(現任)2018年9月㈱Crypto Garage監査役(現任)2021年1月㈱DGインキュベーション監査役(現任)2023年7月㈱エンゲージメントゲートウェイ監査役(現任)取締役候補者とした理由 六彌太恭行氏は、創業期から当社の経営に参画し、当社グループの事業全般に携わり、副社長やグループ会社の取締役等を歴任してきました。当社の事業の連続性と変遷を含む知見と経営経験を活かし、経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献していただけるものと判断し、監査等委員である取締役候補者と致しました。 -
井上 準二再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1949年9月18日生 所有株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1974年4月 三菱商事㈱入社1993年6月米国三菱商事会社Palo Alto事務所長兼MC Silicon Valley社取締役社長2000年3月米国三菱商事会社上級副社長兼iMIC部門eCommerce本部長2003年4月三菱商事㈱執行役員2003年6月㈱アイ・ティ・フロンティア代表取締役執行役員社長2005年3月同社代表取締役社長2007年6月イー・アクセス㈱社外取締役2009年4月㈱アイ・ティ・フロンティア代表取締役会長・CEO・CTO2011年4月㈱アイ・ティ・フロンティア顧問2012年4月ビーウィズ㈱顧問2012年6月一般財団法人リモート・センシング技術センター常務理事2012年9月当社社外監査役2016年7月高砂熱学工業㈱顧問(現任)2016年9月当社社外取締役(監査等委員)(現任)2020年6月一般財団法人リモート・センシング技術センター技術参与(現任)社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 井上準二氏は、海外においての豊富なビジネス経験及びグローバル展開するIT企業のCEO及びCTOの経験や、シリコンバレーでのIT企業における経験及び日本での決済システム会社における開発経験を有しており、これまで当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として、グローバルな視点から有益なご意見・ご提言等をいただいております。引き続き専門的な観点から取締役の職務執行に対する監督、助言等をいただき、当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。 -
牧野 宏司再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1966年10月7日生 所有株式数 1,400株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1988年10月 KPMG港監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)東京事務所入所1992年8月公認会計士登録1997年8月KPMGメルボルン事務所マネージャー2000年9月監査法人太田昭和センチュリー(現 有限責任あずさ監査法人)東京事務所2001年9月ダンコンサルティング㈱入社2001年10月税理士登録2003年7月ダンコンサルティング㈱取締役2006年1月牧野宏司公認会計士事務所開業代表(現任)2009年2月㈱BE1総合会計事務所代表取締役(現任)2012年9月当社社外監査役2013年6月㈱いなげや社外監査役(現任)2015年12月OBARA GROUP㈱社外監査役2016年9月当社社外取締役(監査等委員)(現任)2017年12月OBARA GROUP㈱社外取締役(現任)社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 牧野宏司氏は、過去に社外役員となること以外の方法で会社経営に関与した経験はありませんが、公認会計士及びコンサルタントとしての豊富な経験と専門的知見に加え、上場会社の社外取締役経験を有しております。また、これまで当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として、会計的及び税務的見地から有益なご意見・ご提言等をいただいております。引き続き専門的な観点から取締役の職務執行に対する監督、助言等をいただき、当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。 -
内野 州馬再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1954年6月29日生 所有株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1978年4月 三菱商事㈱入社2001年7月三菱商事フィナンシャルサービス㈱取締役副社長2002年5月三菱商事㈱金属グループCFO兼金属管理部長2004年6月三菱自動車工業㈱執行役員2008年4月同社常務執行役員2009年4月三菱商事㈱執行役員2013年4月同社常務執行役員コーポレート担当役員(CFO)2013年6月同社代表取締役兼常務執行役員2016年6月同社顧問2018年6月同社常任監査役2019年6月同社常勤監査役2022年6月高砂熱学工業㈱社外取締役(現任)2022年6月当社社外取締役(監査等委員)(現任)2023年5月クラフト㈱社外取締役(現任)社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 内野州馬氏は、大手上場企業でCFO等を歴任するなど会社経営及び財務会計について豊富な知見を有しております。当該知見を活かし、特に経営管理について専門的な観点から取締役の職務執行に対する監督、助言等をいただいていることから、引き続き当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。
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- ※1
- 取締役候補者井上準二氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって7年9ヶ月となり、社外監査役も含めた通算の在任期間は11年9ヶ月となります。
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- ※2
- 取締役候補者牧野宏司氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって7年9ヶ月となり、社外監査役も含めた通算の在任期間は11年9ヶ月となります。
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- ※3
- 取締役候補者内野州馬氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって2年となります。
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- ※4
- 当社は、取締役として有用な人材を迎えることができるよう、取締役(業務執行取締役等である者を除く。)との間で、当社への損害賠償責任を一定範囲に限定する契約を締結できる旨を定款に定めております。
当社は、六彌太恭行氏、井上準二氏、牧野宏司氏及び内野州馬氏と当該責任限定契約を締結しておりますが、本議案が承認可決された場合には当該責任限定契約を継続する予定であります。
当該責任限定契約内容の概要は次のとおりであります。- ・取締役が任務を怠ったことによって当社に会社法第423条第1項の損害賠償責任を負う場合は、会社法第425条第1項に規定される最低責任限度額を限度として、その責任を負う。
- ・上記の責任限定が認められるのは、取締役がその責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限るものとする。
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- ※5
- 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、取締役が業務に起因して損害賠償を負った場合における損害(但し、保険契約上で定められた免責事由に該当するものを除きます。)等を当該保険により塡補することとしており、被保険者の全ての保険料は当社が負担しております。各取締役候補者はすでに当該保険契約の被保険者となっており、再任が承認された場合、引き続き被保険者となります。なお、当該保険契約は2024年11月に更新の予定であります。
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- ※6
- 当社は、取締役候補者井上準二氏、牧野宏司氏及び内野州馬氏を、㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ており、各氏が再任された場合、引き続き独立役員となる予定であります。
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- ※7
- 各候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
【ご参考】取締役会の構成について
第2号議案及び第3号議案が原案どおり可決された場合、当社の取締役会の構成は次のとおりとなります。

上記のとおり、独立社外取締役が13名中6名となる予定であり、取締役会において実効性の高い監督が行える体制であると考えております。
取締役候補者のスキルマトリックスは次のとおりとなります。

- ※ チェックされている項目は、各取締役の全ての専門性及び経験を表すものではありません。