第1号議案 資本金の額の減少並びに資本準備金及びその他資本剰余金の額の増加の件

当社は、2023年11月13日に公表した「『資本コストや株価を意識した経営の実現』に向けた取組みについて」において、PBR改善に向けた取組みの方針として、ROE向上のための「機動的な自己株式取得による資本効率の向上」を掲げております。

同方針に沿って、当社は中期経営計画「JP ビジョン2025(プラス)」において、株主資本コスト(5%程度)を上回るROEの早期達成を目標に、相当規模の自己株式取得の継続による資本効率の向上、安定的な配当実施による株主資本コストの低減を図ることを掲げ、数千億円規模の自己株式取得を実施してまいりました。

今後も、機動的な自己株式取得による資本効率の向上を図るために、資本政策の柔軟性を確保することを目的として、当社の資本構成を見直すこととし、資本金の額の減少並びに資本準備金及びその他資本剰余金の額の増加を行いたく存じます。

なお、本議案による資本金の額の減少は、貸借対照表の純資産の部における資本金を資本準備金及びその他資本剰余金に振り替える処理であり、発行済株式総数及び純資産額に変更はなく、株主の皆様のご所有株式数や一株当たりの純資産額に影響を与えるものではありません。

  • ①減少する資本金の額
    資本金3,500,000,000,000円のうち1,750,000,000,000円
  • ②資本金の額の減少の方法
    減少する資本金の額1,750,000,000,000円を以下の通り資本準備金及びその他資本剰余金に振り替えます。
    • 資本準備金への振替額      
      875,000,000,000円
    • その他資本剰余金への振替額   
      875,000,000,000円
  • ③資本金の額の減少が効力を生じる日
    2025年7月31日