
第75回定時株主総会
招集ご通知
開催概要
開催日時
2025年6月25日(水曜日) 午前10時
(受付開始午前9時)
開催場所
東京都港区芝浦三丁目1番21号
msb Tamachi 田町ステーションタワーS 4階
TKPガーデンシティPREMIUM田町
議案
- 第1号議案
- 第2号議案
- 第3号議案
- 第4号議案
議案
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当社は、事業を通じて価値を創造し、得られた成果物を株主・社員・社会・会社に対する「四者還元」の考え方に基づき利益配分し、各ステークホルダーとの関係を強化するとともに、企業価値を向上させることをめざしております。現在まで長期にわたり累進配当(注)を実現しており、今後も継続していくことをめざしております。
これに基づき、第75期の期末配当金につきましては、以下のとおりと致したく存じます。
(注)
累進配当とは、原則として減配を行わず、配当の維持もしくは増配を行う配当政策です。
この結果、中間配当金(1株当たり37円)を含めた年間配当金は1株当たり75円となり、前期の年間配当金から2円増配することとなります。
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第74回定時株主総会で選任されました取締役8名は本総会終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、取締役8名の選任をお願いするものであります。
なお、取締役候補者の選任については、取締役会にて決定しております。取締役候補者は次のとおりであります。
(注)
1. 各候補者と当社との間には特別な利害関係はありません。
2. 当社は伊藤良二氏、山田秀雄氏、藤重貞慶氏、野々垣好子氏および南雲浩氏を株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
3. 当社は、取締役および監査役がその期待される役割を十分に発揮できるように、取締役および監査役を被保険者とする役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を塡補することとしています。また、各候補者の選任が承認された場合、当該保険契約の被保険者となります。なお、当社は、当該保険契約を任期途中にて更新する予定であります。
4. 社外取締役および社外監査役がその期待される役割を十分に発揮できるように、現行定款において、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役、社外監査役との間に同法第427条第1項の損害賠償責任を法令が定める最低責任限度額に限定する契約を締結できる旨を定めております。
上記の各社外取締役候補者が選任された場合、当社は候補者との間で上記と同内容の責任限定契約を継続または締結する予定であります。
<ご参考>
1.取締役・監査役のスキルマトリックス
取締役会が備えるべきスキルと、各取締役・監査役のスキル対応関係について、下記3つの観点から取り纏めました。
<適切に経営・事業をリードするための知見・経験>
企業経営・組織運営
上場企業(子会社含む)の経営・役員としての経験
もしくは公的且つ独立した組織の運営責任者としての経験
技術開発・イノベーション・DX
実務経験および専門性
グローバルビジネス
海外駐在を含むグローバルビジネス経験
<適正な経営基盤を確立・維持するための知見・経験>
財務・会計
実務経験および専門性
ガバナンス・リスク管理・コンプライアンス
実務経験および専門性
人事労務・人財開発
実務経験および専門性
<持続性を担保するための多様性(専門分野・主な経験等)>
特記すべき専門分野・主な経験等
個々の取締役・監査役のスキルについては、バランス良く適切に配置しており、その一覧は下表のとおりとなります。
2.取締役候補者等の選任と解任
当社は選任方針として、取締役会として適切な意思決定および経営の監督を行うために、社内外から豊富な経験と専門性、優れた人格識見を有し、取締役会がその機能を発揮するため積極的に貢献できる者を透明性のあるプロセスの中で候補者として選任しています。
2021年4月より取締役会の諮問委員会として指名諮問委員会を設置し、2024年6月より報酬諮問委員会と統合し、指名・報酬諮問委員会に改めました。同委員会は独立社外取締役が委員長となり、且つ委員の過半数となる構成としており、個別候補者の選任・解任案の策定にとどまらず、選任方針や基準・手続きの決定、サクセッションプランの検証・検討を含む取締役会の構成・運営全般に係わる検討を行い、取締役会に対して助言・提言を行います。
取締役の選任・解任は以下の基準に基づき判断しています。
a.社内取締役候補者
執行役員の内、以下の各要素を保有すると認定される者
・中長期視点での戦略的判断力(本質を見抜く力、論理的思考力、先見性、決断力)
・組織を纏め変革を促し完遂させるリーダーシップ(協働、変革、育成をリードし成果に繋げる力)
・自社および社会への高い倫理性と受託者精神(人格・識見、企業理念への共感、私心のなさ)
・ベースとなる主体性と問題意識(市場、事業、自社資源、自らの資質向上)
・社業に関する十分な経験・知識と横溢な気力・体力(実績、健康)
尚、代表取締役等の候補者については、上記各要素における優れた資質に加え、卓越した実績・成果が求められます。
b.社外取締役候補者
経営、学識、法務、財務等、異なる専門分野を持つ多様性に留意しつつ、ガバナンス上、社外取締役が半数以上となる構成を目指しています。
・事案の本質を見抜き、経営に対して課題を厳しく指摘できる者
・弊社取締役会等への出席を優先できる者
c.選任・選定手続き
上記基準に基づき、取締役会の諮問に応じて、指名・報酬諮問委員会が協議して候補者案を作成、取締役会に対して助言・提言を行います。取締役会は、指名・報酬諮問委員会の候補者案を基に審議を行い、取締役候補の選任、または代表取締役および業務執行取締役の選定を行います。
d.解任・解職手続き
代表取締役等の役割遂行状況が、客観的な情報を含め上記選定基準に照らし著しく乖離すると判断される場合、取締役会の諮問に応じて、指名・報酬諮問委員会が協議して解任・解職案を作成、取締役会に対して助言・提言を行います。取締役会は、指名・報酬諮問委員会の解任・解職案に基づき合議の上、その役を解くことができることとしています。また、取締役が上記の選任基準の事項を充足しないと認められる場合、取締役会は次期株主総会に候補者として上程しないことを定めています。
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候補者番号1
小沼宏行
こぬまひろゆき
- 再任
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候補者番号2
笹原美徳
ささはらよしのり
- 再任
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候補者番号3
鳴海達夫
なるみたつお
- 再任
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候補者番号4
伊藤良二
いとうりょうじ
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号5
山田秀雄
やまだひでお
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号6
藤重貞慶
ふじしげさだよし
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号7
野々垣好子
ののがきよしこ
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号8
南雲浩
なぐもひろし
- 再任
- 社外
- 独立
候補者番号1
小沼宏行 こぬまひろゆき
1973年3月14日生
- 再任
現在の当社における地位および担当
代表取締役 社長執行役員 グループCEO(在任年数 5年)
所有する当社の株式数
12,575株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
取締役候補者とした理由
小沼氏は、ヘルスケア事業の要職を歴任し、2014年よりサトーヘルスケア株式会社の社長として同事業の成長を大きく推進しました。2019年からは株式会社サトー(当時)の代表取締役社長に就任し、国内外の事業を牽引してまいりました。2020年に当社の取締役に就任後は、主に国内事業を担当し、市場・業界・用途別の顧客課題解決ノウハウの確立など、事業推進のための強いリーダーシップを発揮されました。2023年4月より当社代表取締役社長執行役員グループCEOとして、その豊富な経験と知見を生かし、経営の指揮および監督を適切に行っております。当社が事業成長とグローバル化を加速し、顧客価値の最大化を追求して事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
2000年7月 当社入社 2010年4月 当社国内営業本部東京事業本部メディカル事業部長 2013年4月 株式会社サトー ヘルスケアカンパニー カンパニープレジデント 2014年4月 サトーヘルスケア株式会社代表取締役社長 2015年7月 当社執行役員 最高健康経営責任者 2019年4月 当社上席執行役員 株式会社サトー(当時)代表取締役社長兼RFID事業統括 2020年4月 当社上席執行役員 株式会社サトー(当時)代表取締役社長兼海外事業担当 2020年6月 当社取締役 上席執行役員
株式会社サトー(当時)代表取締役社長兼海外事業担当2021年4月 当社取締役 上席執行役員 国内事業担当
株式会社サトー(当時)代表取締役社長2023年4月 当社代表取締役 社長執行役員 グループCEO(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
日頃からのサトーグループに対するご支援に心より感謝申し上げます。
2023年4月より経営全体を担当しており、これまでのホールディングス体制から組織体制を見直す形で子会社を吸収合併し、2025年4月からは新生・株式会社サトーがスタートいたしました。
当社のタギング技術は世界中のお客さまの個社の現場課題解決にとどまることなく、業界課題の解決、更にはグローバルでの社会課題の解決にまで拡がってきています。
自社のみならず他社とも共創することで新たな技術も積極的に取り込み、お客さまへ提供するソリューションを高度化し、中期経営計画の着実な実行と企業価値向上に尽力してまいります。候補者番号2
笹原美徳 ささはらよしのり
1965年3月5日生
- 再任
現在の当社における地位および担当
取締役 上席執行役員 副社長(在任年数 2年)
所有する当社の株式数
16,821株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
取締役候補者とした理由
笹原氏は、当社の国内営業会社にて、営業部門や製造部門の責任者として強いリーダーシップを発揮し、2012年より当社の執行役員、2019年からは上席執行役員として、お客さまの現場に深く入り込み課題を解決する「現場力」を強みに国内事業を牽引してまいりました。
2023年4月より、株式会社サトー(当時)の代表取締役社長に就任し、開発・製造・営業活動等の統括を担当しております。これらのことから当社がグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き取締役候補者といたしました。略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1987年4月 当社入社 2005年10月 当社営業本部八王子支店支店長 2010年4月 当社国内営業本部東京事業本部FA事業部長 2012年7月 当社執行役員 株式会社サトー(当時)国内営業本部東京事業統括長 2014年4月 当社執行役員 株式会社サトー(当時)営業ユニット長 2016年4月 当社執行役員 株式会社サトー(当時)副社長 2019年4月 当社上席執行役員 最高健康経営責任者
株式会社サトー(当時)副社長兼生産本部長2022年4月 当社上席執行役員 最高健康経営責任者
株式会社サトー(当時)副社長兼モノづくり本部長兼RFID事業本部長2023年4月 当社上席執行役員 国内事業統括・業務IT担当
株式会社サトー(当時)代表取締役社長2023年6月 当社取締役
株式会社サトー(当時)代表取締役社長2025年4月 当社取締役 上席執行役員 副社長(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
平素よりサトーグループへのご高配を賜り厚く感謝申し上げます。
統合により株式会社サトーとして新たなスタートを切りました。外部環境の変化が加速するなかで、経営課題であるガバナンス・DX・ESG経営に加え、重点領域であるRFID事業の成長を目指し、グローバルな視点で企業価値の向上と持続的な成長に取組んでまいります。候補者番号3
鳴海達夫 なるみたつお
1952年2月24日生
- 再任
現在の当社における地位および担当
取締役(在任年数 17年)
所有する当社の株式数
25,246株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
取締役候補者とした理由
鳴海氏は、当社の経営企画部門の総責任者として、その間執行役員を6年間務めました。2008年から当社取締役に就任、2009年からは社内非業務執行取締役として、経営課題の整理と取締役会への適切な上程をリードしてまいりました。また、この間、取締役会議長や経営会議議長を務め、社外取締役と協力して経営への監督機能を担ってきております。経営基盤およびガバナンス体制の強化に強いリーダーシップを発揮していることから、当社が事業成長とグローバル化を加速し、顧客価値の最大化を追求して事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
2000年8月 当社入社秘書室部長 2001年4月 当社管理本部人事部長 2003年6月 当社執行役員 経営企画本部企画部長 2005年10月 当社執行役員 経営企画本部長兼企画部長 2006年1月 当社常務執行役員 経営企画本部長 2007年7月 当社専務執行役員 経営企画本部長 2008年6月 当社取締役 専務執行役員 経営企画本部長 2009年7月 当社取締役(現任) 2020年1月 当社取締役会議長 2021年4月 当社経営会議議長 候補者より、株主の皆さまへ
株主の皆さまを始めとするステークホルダーの負託にお応えするために、社内非業務執行取締役として、社内における執行部の意思決定について、その内容とプロセスの妥当性を検証し意見するとともに、様々な知見をお持ちの社外取締役の皆さまと協力し、取締役会のスーパーバイザリーボードとしての機能発揮に役立つべく努めてまいりました。また、創業者が掲げた「企業は公器」という役割をしっかりと担い続けられるよう、社是である「あくなき創造」に基づく「三行提報」を活用した現場主義の改善活動と成果の社内共有を推進し、より主体的で高い視座を持つ強靭な企業体質の確立に取り組み、持続的な成長に少しでも寄与するよう努めてまいります。
候補者番号4
伊藤良二 いとうりょうじ
1952年1月14日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位および担当
取締役(在任年数 11年)
所有する当社の株式数
4,302株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
社外取締役候補者とした理由および期待される役割
伊藤氏は、会社経営者および大学院教授としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、ガバナンス体制の強化を意識した積極的な意見・提言をいただいております。また、2021年4月より任意の指名・報酬諮問委員会の委員として、多角的な面から積極的にご助言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、的確なアドバイスを行っていただくことが期待されるため、同氏を引き続き社外取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1979年7月 マッキンゼー・アンド・カンパニー入社 1984年1月 同社パートナー 1988年6月 UCC上島珈琲株式会社商品開発担当取締役 1990年9月 シュローダー・ベンチャーズ代表取締役 2000年5月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授 2001年1月 ベイン・アンド・カンパニー日本支社長 2006年4月 株式会社プラネットプラン代表取締役(現任) 2008年6月 当社取締役 2012年5月 株式会社レナウン社外取締役 2013年1月 エルソルビジネスアドバイザーズ株式会社代表取締役 2014年6月 当社取締役(現任) 2014年6月 H. U. グループホールディングス株式会社社外取締役(現任) 2020年4月 慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師 2021年4月 慶應義塾大学SFC研究所上席所員 候補者より、株主の皆さまへ
グローバルにDX化が進行・加速化する中で、情報の社会的価値は今後さらに増していくものと思います。そのような環境下で、モノの動きの情報化を担うサトーグループの社会的使命はますます重要になってまいります。この存在価値を正しく世の中に広め、グローバル社会の発展に資するとともに、それを着実に株主価値創造につなげていくべく、社外の立場からガバナンス体制の維持・強化に努め、戦略的な視点をもって、サトーグループのさらなる成長のために、引き続き尽力してまいります。
候補者番号5
山田秀雄 やまだひでお
1952年1月23日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位および担当
取締役・取締役会議長(在任年数 10年)
所有する当社の株式数
3,662株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
社外取締役候補者とした理由および期待される役割
山田氏は、弁護士としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、ステークホルダーの期待に応えるという視点をもって積極的な意見・提言をいただいております。また、2021年4月より取締役会議長に就任し、経営に対する監督の実効性確保に努めております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、的確なアドバイスを行っていただくことが期待されるため、同氏を引き続き社外取締役候補者といたしました。なお、同氏は、社外取締役になること以外の方法で会社の経営に関与したことはありませんが、上記の理由により社外取締役としての職務を適切に遂行することができるものと判断しております。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1984年3月 最高裁判所司法研修所修了 1984年4月 弁護士登録(第二東京弁護士会) 1992年10月 山田秀雄法律事務所(現山田・尾﨑法律事務所)所長(現任) 1998年5月 太洋化学工業株式会社社外監査役(現任) 2004年6月 当社取締役 2006年3月 ライオン株式会社社外取締役 2007年6月 石井食品株式会社社外監査役 2007年6月 株式会社ミクニ社外監査役 2009年3月 ヒューリック株式会社社外取締役(現任) 2010年4月 日本弁護士連合会常務理事 2014年4月 日本弁護士連合会副会長 2014年4月 第二東京弁護士会会長 2015年6月 当社取締役(現任) 2015年6月 公益財団法人橘秋子記念財団理事長(現任) 2016年6月 株式会社ミクニ社外取締役(現任) 2021年4月 当社取締役会議長(現任) 2023年6月 吉本興業ホールディングス株式会社 社外取締役(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
日本と日本の企業を取り巻く環境は、令和の時代に入り、非常に厳しいものとなってきました。グローバルな視点にたつと、予測不能な国際情勢、戦争によるカントリーリスク、関税負荷による経済損失、国内に目を向けると、ガバナンス、コンプライアンス不全による企業不祥事の多発、環境、多様性、人権とデューデリジェンス等々、単純に営利追求のみに奔走することが許されない複雑な企業経営のハンドリングは、困難を極めています。そうした経営状況のなか、社外取締役として、株主や取引先としての目線を、さらには世間の目線を十分、勘案しながら、積極的に質問を行い、意見を述べていきたいと考えています。
候補者番号6
藤重貞慶 ふじしげさだよし
1947年1月1日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位および担当
取締役・指名・報酬諮問委員会委員長(在任年数 5年)
所有する当社の株式数
6,010株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
社外取締役候補者とした理由および期待される役割
藤重氏は、会社経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。マーケティングや商品企画に長年携わり、いち早く環境に配慮した製品を開発される等、社会の中における企業のあり方や環境問題に関する深い造詣も有しております。また、2021年4月より任意の報酬諮問委員会委員長(現・指名・報酬諮問委員会委員長)に就任し、同委員会を牽引し、強いリーダーシップを発揮しております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、的確なアドバイスを行っていただくことが期待されるため、同氏を引き続き社外取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
2004年3月 ライオン株式会社代表取締役社長 2012年1月 ライオン株式会社代表取締役会長 2012年4月 昭和西川株式会社社外取締役 2014年6月 公益財団法人日本卓球協会会長 2016年3月 ライオン株式会社相談役 2016年6月 公益社団法人ACジャパン理事長 2019年5月 公益社団法人日本マーケティング協会会長(現任) 2020年6月 当社取締役 (現任) 2020年6月 日東紡績株式会社社外取締役(現任) 2021年3月 ライオン株式会社特別顧問(現任) 2021年4月 当社報酬諮問委員会委員長 2021年6月 株式会社テレビ朝日ホールディングス社外取締役(現任) 2021年6月 株式会社テレビ朝日社外監査役(現任) 2024年6月 当社指名・報酬諮問委員会委員長(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
企業は現場力でもっています。優れた現場力が企業の強みとなり、永続的発展の決め手になると思います。
そしてこれからはいろいろな企業の現場が有機的に繋がっていくことが新しいビジネス価値を生み出し、社会全体の生産性向上をもたらすと思います。
株式会社サトーは、その大切な現場の課題を解決し、現場力を高め、新しいビジネス価値を創造するための商品・サービスを提供しています。
社外取締役として、微力ながら、サトーグループが社会の発展のために貢献できますよう尽力してまいりたいと思います。候補者番号7
野々垣好子 ののがきよしこ
1957年7月31日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位および担当
取締役(在任年数 4年)
所有する当社の株式数
600株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
社外取締役候補者とした理由および期待される役割
野々垣氏は、事業会社における業務経験や海外子会社における経営経験に加え、他社での社外取締役としての豊富なご経験から経営全般を監督するための幅広い識見を有しております。また、2021年6月より任意の報酬諮問委員会(現・指名・報酬諮問委員会)の委員として、多角的な面から積極的にご助言をいただいております。これらの経験と識見および中立的かつ客観的な視点から、当社取締役会としての業務執行に対する監督機能を発揮いただけることが期待されるため、同氏を引き続き社外取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1980年4月 ソニー株式会社(※現ソニーグループ株式会社)入社 1992年9月 ソニーポーランド代表取締役社長 1994年7月 ソニー株式会社記録メディア&エナジー事業本部 販社統括部長 1999年4月 同社パーソナルITネットワーク事業本部 企画マーケティング統括部長 2006年4月 同社ビジネス&プロフェッショナル事業本部 事業企画統括部長 2009年4月 同社ビジネス&プロフェッショナル事業本部 企画マーケティング部門部門長 2013年4月 同社人事本部グローバルダイバーシティ ダイレクター 2019年6月 株式会社ニフコ社外取締役(現任) 2020年6月 株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション社外取締役(現任) 2021年6月 当社取締役(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
自動認識技術と「現場力」に裏付けられた価値創造で発展してきた株式会社サトーの社外取締役候補に選任されましたことを光栄に存じます。気候変動やAIの実用化など世界を取り巻く環境は変化しておりますが、社是である「あくなき創造」で持続可能な社会への解決策を生み出していくことが、更なる成長への礎かと考えます。自らの経験も含め、健全で持続的な企業価値の向上に尽力してまいります。
候補者番号8
南雲浩 なぐもひろし
1962年7月26日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位および担当
取締役(在任年数 1年)
所有する当社の株式数
363株
取締役会出席状況
10回/10回(100%)
社外取締役候補者とした理由および期待される役割
南雲氏は、製造業において国内外で豊富なビジネス経験を有しております。海外事業会社社長と本社での経営役員も経験しており、当社でも注力分野であるヘルスケア業界にも精通しております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1985年4月 テルモ株式会社入社 2012年4月 テルモBCT株式会社代表取締役社長 2012年6月 テルモ株式会社執行役員
兼テルモBCT株式会社代表取締役社長2020年4月 テルモ株式会社執行役員 米州地域統轄
テルモアメリカホールディングス社長兼CEO2022年4月 テルモ株式会社経営役員 米州地域統轄
テルモアメリカホールディングス社長兼CEO2023年4月 テルモ株式会社アドバイザー(現任) 2024年6月 当社取締役(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
グローバル化が急速に進み、AIなどデジタル技術の進展により我々の生活に様々な変化がもたらされています。このような社会環境において、サトーのヒトやモノの情報を「みえる化」する自動認識技術は、私たちの生活を豊かにし、暮らしに安全と安心を提供する必要不可欠な技術として、ますますその価値が高まっていくものと考えます。これまでの経験を活かし、グローバルな視点をもって、サトーグループの企業価値の向上と持続的な成長に貢献できるよう引き続き尽力してまいります。
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本総会終結の時をもって、監査役久保直生氏は任期満了となりますので、引き続き久保氏の再任をお願いするものであります。
なお、本議案につきましては、監査役会の同意を得ております。監査役候補者は次のとおりであります。
久保直生 くぼなおき
1956年7月7日生
- 再任
- 社外
- 独立
現在の当社における地位
監査役(在任年数 4年)
所有する当社の株式数
1,078株
取締役会出席状況
13回/13回(100%)
監査役会出席状況
14回/14回(100%)
社外監査役候補者とした理由
久保氏は、公認会計士・税理士として培われた専門的な知識・経験を有しております。同氏は過去に社外取締役または社外監査役となること以外の方法で会社経営に関与したことはありませんが、当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、客観的かつ公正な立場で取締役の職務執行の監査に尽力いただけると判断し、社外監査役候補者といたしました。
略歴、当社における地位(重要な兼職の状況)
1980年10月 監査法人中央会計事務所(後のみすず監査法人)入所 1984年3月 公認会計士登録 1999年4月 同社員 2004年5月 同代表社員 2005年9月 税理士登録 2007年7月 みすず監査法人退所 2007年8月 あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所
同社員(現パートナー)就任2016年6月 日本公認会計士協会東京会副会長 2019年6月 有限責任あずさ監査法人パートナー退任 2019年6月 日本公認会計士協会東京会幹事 2019年7月 久保公認会計士事務所開設(現在に至る) 2019年12月 株式会社ビューティーシェアリングテクノロジーズ社外取締役 2021年6月 当社監査役(現任) 2021年6月 日本土地家屋調査士会連合会監事(現任) 2022年4月 公益財団法人日韓文化交流基金監事(現任) 2023年6月 公益財団法人日本デザイン振興会監事(現任) 2024年11月 公益社団法人日本フェンシング協会監事(現任) 候補者より、株主の皆さまへ
サトーグループは、2025年4月に持株会社と主要事業会社を統合し、組織体制の最適化により迅速な意思決定や経営資源の選択と集中を実現することとしています。さらには、ESG経営の推進、人的資本の有効活用及びガバナンスの一層の強化を打ち出しています。
そのため、従来以上に資本コストを意識した経営が求められる中、私はこれまでの公認会計士としての経験及び専門的知識を生かし、社外監査役という独立した立場から、開示の適切性のみならず、グループ全体のコンプライアンス、ガバナンスの観点から適切に監査業務を行ってまいります。
また、サステナビリティに関する情報開示が重要性を増してくる中、その制度の整備についても注視していきたいと考えています。
サトーグループが、株主の皆様、社会にとっての企業価値が向上するよう、社外監査役として尽力してまいります。(注)
1. 候補者と当社との間には特別な利害関係はありません。
2. 当社は同氏を株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。
3. 当社は、取締役および監査役がその期待される役割を充分に発揮できるように、取締役および監査役を被保険者とする役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を塡補することとしています。本議案が承認された場合、同氏は当該保険契約の被保険者となります。なお当社は当該保険契約を任期途中にて更新する予定であります。
4. 社外取締役および社外監査役がその期待される役割を充分に発揮できるように、現行定款において、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役、社外監査役との間に同法第427条第1項の損害賠償責任を法令が定める最低責任限度額に限定する契約を締結できる旨を定めております。上記の社外監査役候補者が選任された場合、当社は候補者との間で上記と同内容の責任限定契約を締結する予定であります。
5. 会計監査人である有限責任あずさ監査法人の出身であるが、パートナー退任後5年以上が経過しております。
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法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、予め補欠監査役2名の選任をお願いするものであり、その補欠監査役候補者は次のとおりであります。
また、現在の補欠監査役選任の効力は本総会開始の時までとなっており、候補者の清原義文氏は、社外監査役以外の補欠監査役としての候補者であり、候補者の唐下雪絵氏は、社外監査役の補欠社外監査役としての候補者であります。なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
候補者番号1
清原義文 きよはらよしふみ
1961年3月15日生
所有する当社の株式数
9,157株
補欠監査役候補者とした理由
清原氏は、株式会社サトーの国内営業・業務管理を長く経験し、業務分野における深い知見を有しており、2014年4月に国内監査部門の責任者に就任してから現在までその役割を適切に果たしております。以上のことから、当社取締役の職務執行を監査する人財として適任と判断し、補欠監査役候補といたしました。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1986年9月 当社入社 2006年7月 当社執行役員 営業本部TC推進部長 2011年10月 当社常務執行役員 サトーロジスティクス株式会社社長 2014年4月 当社監査室長 2020年4月 当社国内監査部長 2024年4月 当社内部監査部長(現任) 候補者番号2
唐下雪絵 とうげゆきえ
1966年12月22日生
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
0株
補欠社外監査役候補者とした理由
唐下氏は公認会計士及びシステムコンサルタントとして、長年に亘って企業や官庁の経営支援や監督を行っており、監査役一般としての経験・専門性だけでなくIT及びシステム関連のスキルもお持ちの為、将来的な社外監査役候補者として今回補欠社外監査役候補者といたしました。当社は同氏が選任され社外監査役に就任した場合には、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出る予定です。
略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
1999年5月 公認会計士登録 2003年2月 公認会計士唐下雪絵事務所所長(現任) 2007年6月 フェリーチェコンサルティング株式会社代表取締役(現任) 2019年3月 マブチモーター株式会社社外取締役(監査等委員) 2019年6月 株式会社セブン銀行社外監査役 2022年8月 日本国土開発株式会社社外取締役(現任) (注)
1. 各候補者と当社との間には特別な利害関係はありません。
2. 当社は、取締役および監査役がその期待される役割を充分に発揮できるように、取締役および監査役を被保険者とする役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を塡補することとしています。清原義文氏および唐下雪絵氏が監査役に就任した場合、当該保険契約の被保険者となります。なお当社は当該保険契約を任期途中にて更新する予定であります。
3. 社外取締役および社外監査役がその期待される役割を十分に発揮できるように、現行定款において、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役、社外監査役との間に同法第427条第1項の損害賠償責任を法令が定める最低責任限度額に限定する契約を締結できる旨を定めております。唐下雪絵氏が監査役に就任された場合、当社は候補者との間で上記と同内容の責任限定契約を締結する予定であります。