第2号議案 取締役10名選任の件
取締役9名全員が本総会終結の時をもって任期満了となります。本議案は、取締役会における有効な討議ができる適切な員数を維持し、海外事業の拡大に向けたグループ経営基盤の強化、持続的な成長および社会的信頼の向上を実現するとともに、コーポレートガバナンス体制強化のため、取締役10名の選任をお願いするものです。なお、本議案が原案どおり承認可決されますと、当社取締役10名のうち社外取締役は4名となります。
取締役候補者は次のとおりです。このうち、松田 譲氏、伊奈功一氏、新宅祐太郎氏および荒金久美氏は社外取締役候補者であります。

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木股 昌俊再任略歴を開く閉じる
生年月日 1951年6月22日生 所有する当社株式の数 153,048株 取締役在任期間 9年9ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1977年4月 当社に入社2005年6月当社取締役2007年4月当社機械営業本部副本部長2008年4月当社常務取締役2009年4月当社機械事業本部副本部長、機械営業本部長2010年7月当社専務執行役員2010年8月サイアムクボタコーポレーション Co.,Ltd.社長2012年6月当社取締役専務執行役員2012年8月当社コーポレートスタッフ管掌、水処理事業部長2013年4月当社調達本部長2014年4月当社代表取締役副社長執行役員2014年7月当社代表取締役社長2020年1月当社代表取締役会長(現在)2021年6月西日本電信電話株式会社取締役(現在)取締役候補者とした理由 木股昌俊氏は、当社の機械事業および水・環境事業全般に関する幅広い知見を有し、また国内外において製造部門や営業部門などの業務運営に長年携わった経験から、グループ全体の経営に関する総合的な判断力を備えています。2014年7月からは代表取締役社長として、経営体質強化や事業のグローバル化を推進し、当社グループの成長を牽引してまいりました。2020年1月に代表取締役会長に就任し、取締役会議長として当社経営の監督を行っており、建設的な議論を促すなど、取締役会の機能強化に努めています。これらの経験と実績を活かして今後もグループ全体の経営に対して適切な監督を行い、持続的な成長と企業価値向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)
1.木股昌俊氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2.木股昌俊氏の取締役在任期間は、直近の連続した取締役在任期間を記載しています。
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北尾 裕一再任略歴を開く閉じる
生年月日 1956年7月15日生 所有する当社株式の数 108,326株 取締役在任期間 7年9ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1979年4月 当社に入社2009年4月当社執行役員、トラクタ事業部長2011年1月クボタトラクター Corp.社長2013年4月当社常務執行役員2013年10月当社農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長2014年6月当社取締役常務執行役員2015年4月当社取締役専務執行役員、機械ドメイン担当2019年1月当社代表取締役副社長執行役員、機械事業本部長2019年6月当社イノベーションセンター所長2020年1月当社代表取締役社長(現在)取締役候補者とした理由 北尾裕一氏は、長年機械部門の責任者を務め、M&Aを含めた機械事業部門の拡大と海外展開を実現させた豊富な知識と経験を有しています。また、イノベーションセンター設立の指揮を執るなど新たな事業の創出に手腕を発揮してまいりました。2020年1月に代表取締役社長に就任し、グローバル化のさらなる拡大とイノベーションを加速させた事業運営を推進し、これらの経験と実績を活かして取締役会の機能強化に貢献しています。今後も引き続き、取締役としてグループ全体の経営に対して適切な監督を行い、持続的な成長と企業価値の向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)北尾裕一氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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吉川 正人再任略歴を開く閉じる
生年月日 1959年1月27日生 所有する当社株式の数 59,984株 取締役在任期間 5年0ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1981年4月 当社に入社2012年4月当社執行役員2013年10月クボタトラクター Corp.社長2015年4月当社常務執行役員2017年3月当社取締役常務執行役員2018年1月当社取締役専務執行役員2019年1月当社企画本部長(現在)2019年4月当社グローバルICT本部長(現在)2020年1月当社取締役副社長執行役員2022年1月当社代表取締役副社長執行役員(現在)取締役候補者とした理由 吉川正人氏は、事業企画部門や重要なマーケットである北米の販売会社の経営者としての経験により、グローバルな視点での経営マネジメントに精通しています。これらの知識と経験を活かして多角的な視座から取締役会の機能強化に貢献しています。今後も引き続き、グループ全体の経営に対して適切な監督を行い、持続的な成長と企業価値の向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)吉川正人氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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黒澤 利彦再任略歴を開く閉じる
生年月日 1955年8月14日生 所有する当社株式の数 73,534株 取締役在任期間 3年0ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1979年4月 当社に入社2010年4月当社執行役員2012年4月当社事業開発本部副本部長、海外事業推進部長2013年4月当社戦略事業推進部長2014年4月当社常務執行役員、水処理事業部長2018年1月当社水環境インフラドメイン副担当、環境事業部長2019年1月当社専務執行役員、水環境事業本部長2019年3月当社取締役専務執行役員2020年4月当社イノベーションセンター副所長2022年1月当社取締役(現在)取締役候補者とした理由 黒澤利彦氏は、長年にわたってポンプ事業に携わり、水・環境事業の責任者として海外展開や新規事業を推進した経験に基づく高い専門性と幅広い知見を有しています。これらの知識と経験を活かして取締役会の機能強化に貢献しており、今後も引き続き、取締役としてグループ全体の経営に対して適切な監督を行い、持続的な成長と企業価値の向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)黒澤利彦氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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渡邉 大再任略歴を開く閉じる
生年月日 1958年10月2日生 所有する当社株式の数 75,234株 取締役在任期間 3年0ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1984年4月 当社に入社2013年4月当社執行役員2014年2月クボタファームマシナリーヨーロッパ S.A.S.社長2014年12月クバンランド AS社長2017年1月当社常務執行役員、欧米インプルメント事業部長2017年10月クボタホールディングスヨーロッパ B.V.社長2018年1月当社インプルメント事業部長2019年1月当社専務執行役員、機械統括本部長2019年3月当社取締役専務執行役員(現在)2020年1月当社機械事業本部長(現在)、イノベーションセンター所長(現在)取締役候補者とした理由 渡邉 大氏は、欧州の統括会社や販売会社での経営者としての豊富な経験を有し、インプルメント事業への市場参入によって、当社農業機械事業の畑作市場本格進出への道筋を確立しました。これらの経験と実績を活かして取締役会の機能強化に貢献しています。今後も引き続き、取締役としてグループ全体の経営に対して適切な監督を行い、持続的な成長と企業価値の向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)渡邉 大氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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木村 浩人新任略歴を開く閉じる
生年月日 1961年5月6日生 所有する当社株式の数 24,288株 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1984年4月 当社に入社2017年1月当社執行役員、サイアムクボタコーポレーション Co.,Ltd.社長2019年9月クボタリサーチアンドディベロップメントアジア Co.,Ltd.社長2020年1月当社常務執行役員(現在)、イノベーションセンター副所長(現在)、研究開発本部副本部長、アセアン統括本部副本部長2021年1月当社研究開発本部長(現在)、カーボンニュートラル推進部長(現在)取締役候補者とした理由 木村浩人氏は、長年にわたり機械事業の研究開発に携わり、またタイの農業機械製造販売会社の経営者として、アジアを中心としたグローバルな製造、販売に関する幅広い経験を有しています。これらの専門性と経験を活かし、研究開発分野の次世代への新しい取り組みを推進しながら、取締役としてグループ全体の経営に対して適切な監督を行い、当社の持続的な成長と企業価値の向上に寄与できると判断したことから取締役候補者といたしました。 (注)木村浩人氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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松田 譲再任独立役員社外略歴を開く閉じる
生年月日 1948年6月25日生 所有する当社株式の数 24,100株 社外取締役在任期間 7年9ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1977年4月 協和発酵工業株式会社(現:協和キリン株式会社)に入社2002年6月同社常務取締役、総合企画室長2003年6月同社代表取締役社長2008年10月協和発酵キリン株式会社(現:協和キリン株式会社)代表取締役社長2014年6月当社取締役(現在)2014年6月株式会社バンダイナムコホールディングス取締役2015年6月JSR株式会社取締役(現在)2019年6月公益財団法人 加藤記念バイオサイエンス振興財団名誉理事(現在)社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 松田 譲氏は、総合バイオメーカーの経営者としての豊富な経験と幅広い知見を備えています。2014年6月から社外取締役として、取締役会において経営者の視点から積極的にご発言いただいており、経営の監督に適切な役割を果たしていただいています。また、指名諮問委員会・報酬諮問委員会の委員長としても実効性の向上に貢献いただいています。今後も引き続き、当社の取締役会の監督機能の強化に寄与していただけると判断したことから社外取締役候補者といたしました。 独立性について 松田 譲氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。また、重要な兼職先である公益財団法人 加藤記念バイオサイエンス振興財団およびJSR株式会社と当社との間にも、特別の関係はありません。 (注)
1.当社は、松田 譲氏と会社法第427条第1項の規定に基づく損害賠償責任を限定する契約を締結しています。ただし、当該契約に基づく責任の限度額は、法令が規定する額としています。当社は、本議案において同氏が選任され就任した場合、当該契約を継続する予定です。
2.当社は、松田 譲氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ています。
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伊奈 功一再任独立役員社外略歴を開く閉じる
生年月日 1948年5月6日生 所有する当社株式の数 21,400株 社外取締役在任期間 6年9ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1973年4月 トヨタ自動車工業株式会社(現:トヨタ自動車株式会社)に入社2002年6月同社取締役、本社工場工場長、元町工場工場長2003年6月同社常務役員、グローバル生産推進センターセンター長2004年6月同社明知工場工場長2005年6月同社高岡工場工場長、堤工場工場長2006年6月同社三好工場工場長2007年6月同社専務取締役、同社製造本部本部長、生産企画本部本部長2009年6月ダイハツ工業株式会社取締役副社長2010年6月同社代表取締役社長2013年6月同社代表取締役会長2015年6月当社取締役(現在)2019年6月株式会社三社電機製作所取締役(現在)2020年7月一般社団法人中部産業連盟会長(現在)社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 伊奈功一氏は、自動車メーカーの経営者としての豊富な経験と幅広い知見を備えていることに加え、技術者として数々の工場経営にも携わったことからモノづくりの分野にも高い見識を有しています。2015年6月から社外取締役として、取締役会において積極的にご発言いただいており、経営の監督に適切な役割を果たしていただいています。今後も引き続き、当社の取締役会の監督機能の強化に寄与していただけると判断したことから社外取締役候補者といたしました。 独立性について 伊奈功一氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。また、重要な兼職先である株式会社三社電機製作所および一般社団法人中部産業連盟と当社との間にも、特別の関係はありません。 (注)
1.当社は、伊奈功一氏と会社法第427条第1項の規定に基づく損害賠償責任を限定する契約を締結しています。ただし、当該契約に基づく責任の限度額は、法令が規定する額としています。当社は、本議案において同氏が選任され就任した場合、当該契約を継続する予定です。
2.当社は、伊奈功一氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ています。
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新宅 祐太郎再任独立役員社外略歴を開く閉じる
生年月日 1955年9月19日生 所有する当社株式の数 6,700株 社外取締役在任期間 4年0ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1979年4月 東亜燃料工業株式会社(現:JXTGエネルギー株式会社)に入社1999年1月テルモ株式会社に入社2006年6月同社取締役執行役員2007年6月同社研究開発センター・知的財産統轄部・法務室管掌2009年6月同社取締役常務執行役員、経営企画室長、人事部・経理部管掌2010年6月同社代表取締役社長2017年6月参天製薬株式会社取締役(現在)2017年6月株式会社J-オイルミルズ取締役(現在)2017年6月公益財団法人東燃国際奨学財団常務理事(現在)2018年3月当社取締役(現在)2018年4月一橋大学大学院経営管理研究科客員教授2019年4月同大学院経営管理研究科特任教授(現在)2019年9月株式会社構造計画研究所取締役(現在)社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 新宅祐太郎氏は、医療機器メーカーの経営者としてグローバル戦略を積極的に推進した経験と実績を有しています。2018年3月から社外取締役として、取締役会において経営者としての知見から積極的にご発言いただいており、経営の監督に適切な役割を果たしていただいています。今後も引き続き、当社の取締役会の監督機能の強化に寄与していただけると判断したことから社外取締役候補者といたしました。 独立性について 新宅祐太郎氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。また、重要な兼職先である参天製薬株式会社、株式会社J-オイルミルズ、公益財団法人東燃国際奨学財団および一橋大学大学院と当社との間にも、特別の関係はありません。重要な兼職先である株式会社構造計画研究所と当社との間には、取引関係がありますが、その取引額は両社の連結売上高のそれぞれ0.01%未満です。 (注)
1.当社は、新宅祐太郎氏と会社法第427条第1項の規定に基づく損害賠償責任を限定する契約を締結しています。ただし、当該契約に基づく責任の限度額は、法令が規定する額としています。当社は、本議案において同氏が選任され就任した場合、当該契約を継続する予定です。
2.当社は、新宅祐太郎氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ています。
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荒金 久美再任独立役員社外略歴を開く閉じる
生年月日 1956年7月4日生 所有する当社株式の数 6,000株 社外取締役在任期間 1年0ヶ月(本総会終結時) 取締役会出席状況 13回/13回(100%) 略歴、当社における地位、担当および重要な兼職の状況 1981年4月 株式会社小林コーセー(現:株式会社コーセー)に入社2011年6月同社取締役、同社品質保証部・お客様相談室・購買部・商品デザイン部担当2017年6月同社常勤監査役2019年3月当社監査役2020年3月カゴメ株式会社取締役(現在)2020年6月戸田建設株式会社取締役(現在)2021年3月当社取締役(現在)社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 荒金久美氏は、化粧品メーカーにおいて商品開発、研究、品質保証、購買等、幅広い分野での責任者を歴任し、取締役として経営への参画も経験されています。2019年3月から当社社外監査役として、2021年3月からは社外取締役として多様な視点からのご発言により、取締役会実効性の寄与に多大な貢献を果たしていただいています。今後も経営全般についてご提言いただき、当社の取締役会の監督機能の強化に寄与していただけると判断したことから社外取締役候補者といたしました。 独立性について 荒金久美氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。また、重要な兼職先であるカゴメ株式会社および戸田建設株式会社と当社との間にも特別の関係はありません。 (注)
1.当社は、荒金久美氏と会社法第427条第1項の規定に基づく損害賠償責任を限定する契約を締結しています。ただし、当該契約に基づく責任の限度額は、法令が規定する額としています。当社は、本議案において同氏が選任され就任した場合、当該契約を継続する予定です。
2.当社は、荒金久美氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ています。
3.荒金久美氏の戸籍上の氏名は亀山久美であります。
4.荒金久美氏は、2021年3月19日開催の第131回定時株主総会終結の時をもって監査役を辞任し、取締役に就任しています。取締役会出席状況について、取締役または監査役として当期開催の取締役会13回のすべてに出席しています。