株主総会参考書類
議案
第1号議案
剰余金の処分の件
当社は、配当につきましては、当期の業績及び経営環境並びに財務状況等を勘案して決定することを方針とし、安定的な配当の実現と着実な向上に努めることとしております。
当期の期末配当金につきましては、自動車業界を取り巻く環境変化への対応や、将来の更なる成長に向けた研究開発や設備投資の加速、販売や為替変動等の経営環境、財務状況等を総合的に勘案し、1株につき金20円とさせていただきたいと存じます。
なお、中間配当金として1株につき金15円をお支払いいたしておりますので、当期の年間配当金は1株につき金35円となります。
期末配当に関する事項
(1) 配当財産の種類
金銭
(2) 株主に対する配当財産の割当に関する事項及びその総額
当社普通株式1株につき金20円
総額 12,595,062,600円
(3) 剰余金の配当が効力を生じる日
2018年6月27日
【ご参考】配当金の推移

第2号議案
取締役5名選任の件
本株主総会終結の時をもって、取締役 金井誠太、小飼雅道、丸本 明、菖蒲田清孝、藤原清志の5氏が任期満了となり、取締役 金井誠太氏は退任いたします。つきましては、取締役5名の選任をお願いするものであります。
なお、取締役候補者の指名にあたっては、透明性、公正性、客観性を一層高めるため、取締役全員で構成し、社外取締役を議長とする「役員体制諮問委員会」における審議を経ております。
取締役候補者は次のとおりであります。
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小飼 雅道
再任
生年月日 1954年8月24日生 所有する当社
株式の数8,200株 取締役会出席状況 18回中18回出席 略歴、
当社における地位及び担当並びに重要な兼職の状況- 1977年4月
- 当社入社
- 2004年6月
- 当社 執行役員 防府工場長
- 2006年4月
- 当社 執行役員 オートアライアンス(タイランド)Co.,Ltd.社長
- 2008年4月
- 当社 常務執行役員 生産・物流担当補佐、コスト革新担当補佐、技術本部長
- 2010年4月
- 当社 専務執行役員 生産・物流・ITソリューション担当、コスト革新担当補佐、研究開発担当補佐
- 2010年6月
- 当社 取締役専務執行役員 生産・物流・ITソリューション担当、コスト革新担当補佐、研究開発担当補佐
- 2013年6月
- 当社 代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者) 現在に至る
取締役候補者とした理由 小飼雅道氏は、主に生産、物流領域における豊富な職務経験に加え、現在は代表取締役社長兼CEOを務めるなど経営に関する豊富な知見を有するとともに、人格、識見ともに優れています。また、社長就任以降、「構造改革プラン」、「構造改革ステージ2」の推進にあたり力強いリーダーシップで全社を牽引し、業績回復、強固な財務基盤の構築を進めてまいりました。これらの知見と実績等を踏まえ、取締役会の意思決定及び監督機能の一層の強化への貢献を期待し、取締役として選任をお願いするものです。 (注)小飼雅道氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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丸本 明
再任
生年月日 1957年8月18日生 所有する当社
株式の数9,300株 取締役会出席状況 18回中17回出席 略歴、
当社における地位及び担当並びに重要な兼職の状況- 1980年4月
- 当社入社
- 1997年6月
- 当社 主査本部主査
- 1999年6月
- 当社 取締役 品質担当補佐、商品品質本部長
- 2002年6月
- 当社 執行役員 欧州開発・生産担当
- 2006年4月
- 当社 常務執行役員 商品企画・プログラム開発推進担当
- 2010年4月
- 当社 専務執行役員 経営企画・商品戦略・商品収益管理担当、コスト革新担当補佐
- 2010年6月
- 当社 取締役専務執行役員 経営企画・商品戦略・商品収益管理担当、コスト革新担当補佐
- 2013年6月
- 当社 代表取締役副社長執行役員 社長補佐、米州事業・企画領域統括
- 2017年4月
- 当社 代表取締役副社長執行役員 社長補佐、米州事業・管理領域統括 現在に至る
取締役候補者とした理由 丸本 明氏は、主に商品戦略、経営企画領域における豊富な職務経験に加え、現在は代表取締役副社長を務めるなど経営に関する豊富な知見を有するとともに、人格、識見ともに優れています。また、副社長就任以降、「構造改革プラン」、「構造改革ステージ2」の推進にあたり副社長の立場から全社を統括し、業績回復、強固な財務基盤の構築を進めてまいりました。これらの知見と実績等を踏まえ、取締役会の意思決定及び監督機能の一層の強化への貢献を期待し、取締役として選任をお願いするものです。 (注)丸本 明氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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菖蒲田 清孝
再任
生年月日 1959年4月11日生 所有する当社
株式の数6,900株 取締役会出席状況 18回中17回出席 略歴、
当社における地位及び担当並びに重要な兼職の状況- 1982年3月
- 当社入社
- 2006年4月
- 当社 防府工場副工場長
- 2008年11月
- 当社 執行役員 オートアライアンス(タイランド)Co.,Ltd.社長
- 2010年4月
- 当社 執行役員 技術本部長
- 2013年6月
- 当社 常務執行役員 グローバル生産・グローバル物流担当、技術本部長
- 2016年4月
- 当社 専務執行役員 品質・ブランド推進・生産・物流統括
- 2016年6月
- 当社 取締役専務執行役員 品質・ブランド推進・生産・物流統括
- 2017年4月
- 当社 取締役専務執行役員 品質・ブランド推進・購買・生産・物流統括 現在に至る
取締役候補者とした理由 菖蒲田清孝氏は、主に生産、物流、品質等の領域における国内外での豊富な職務経験と高い能力を有するとともに、人格、識見ともに優れています。また、取締役就任以降、品質、ブランド推進、購買、生産、物流領域を統括し、当社のビジネスの成長に貢献してまいりました。これらの知見と実績等を踏まえ、取締役会の意思決定及び監督機能の一層の強化への貢献を期待し、取締役として選任をお願いするものです。 (注)菖蒲田清孝氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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藤原 清志
再任
生年月日 1960年3月15日生 所有する
当社株式の数5,300株 取締役会出席状況 18回中16回出席 略歴、
当社における地位及び担当並びに重要な兼職の状況- 1982年3月
- 当社入社
- 2003年3月
- マツダモーターヨーロッパGmbH 副社長
- 2005年6月
- 当社 商品企画ビジネス戦略本部長
- 2008年11月
- 当社 執行役員 パワートレイン開発本部長
- 2013年6月
- 当社 常務執行役員 ビジネス戦略・商品・デザイン・コスト革新担当
- 2015年4月
- 当社 常務執行役員 研究開発・コスト革新担当、R&Dリエゾン室長、株式会社マツダE&T代表取締役社長
- 2016年4月
- 当社 専務執行役員 研究開発・MDI統括、コスト革新担当
- 2016年6月
- 当社 取締役専務執行役員 研究開発・MDI統括、コスト革新担当
- 2017年4月
- 当社 取締役専務執行役員 研究開発・MDI・コスト革新統括 現在に至る
取締役候補者とした理由 藤原清志氏は、主に商品、研究開発領域における国内外での豊富な職務経験と高い能力を有するとともに、人格、識見ともに優れています。また、取締役就任以降、研究開発、MDI、コスト革新領域を統括し、当社のビジネスの成長に貢献してまいりました。これらの知見と実績等を踏まえ、取締役会の意思決定及び監督機能の一層の強化への貢献を期待し、取締役として選任をお願いするものです。 (注)藤原清志氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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古賀 亮
新任
生年月日 1961年7月12日生 所有する
当社株式の数2,400株 略歴、
当社における地位及び担当並びに重要な兼職の状況- 1984年3月
- 当社入社
- 2002年2月
- 当社 経営企画部長
- 2004年3月
- 当社 企画本部長
- 2008年11月
- 当社 執行役員 企画本部長
- 2011年4月
- 当社 執行役員 マツダモーターオブアメリカ, Inc.(マツダノースアメリカンオペレーションズ)執行副社長(EVP)
- 2013年6月
- 当社 常務執行役員 マツダモーターオブアメリカ, Inc.(マツダノースアメリカンオペレーションズ)執行副社長(EVP)
- 2016年4月
- 当社 専務執行役員 経営企画・収益管理・グローバルIT
ソリューション・MDI担当 - 2017年4月
- 当社 専務執行役員 企画領域統括・グローバルITソリューション・MDI担当 現在に至る
取締役候補者とした理由 古賀 亮氏は、主に経営企画、財務領域における国内外での豊富な職務経験と高い能力を有するとともに、人格、識見ともに優れていることから、取締役会の意思決定及び監督機能の一層の強化への貢献を期待し、取締役として選任をお願いするものです。 (注)古賀 亮氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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第3号議案
監査役2名選任の件
本株主総会終結の時をもって、監査役 河村裕章氏が任期満了となり、監査役 平澤正英氏が辞任されます。つきましては、監査役2名の選任をお願いするものであります。
なお、監査役候補者の指名にあたっては、透明性、公正性、客観性を一層高めるため、取締役全員で構成し、社外取締役を議長とする「役員体制諮問委員会」における審議を経ております。また、本議案の提出につきましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は次のとおりであります。
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河村 裕章
再任
生年月日 1955年3月21日生 所有する
当社株式の数3,500株 取締役会出席状況 18回中18回出席 監査役会出席状況 17回中17回出席 略歴、
当社における地位及び重要な兼職の状況- 1985年1月
- 当社入社
- 2004年6月
- 当社 第1プログラム開発推進室統括主査
- 2008年8月
- 当社 車両開発本部主査
- 2012年6月
- 株式会社マツダE&T 代表取締役副社長執行役員
- 2014年6月
- 当社 監査役(常勤) 現在に至る
監査役候補者とした理由 河村裕章氏は、車両開発部門の要職を務め、当社子会社の経営に携わるなど、豊富な職務経験と幅広い知見を有するとともに、人格、識見ともに優れています。また、監査役就任以降、常勤監査役として当社の適正な監査を担ってまいりました。これらの知見と実績等を踏まえ、監査機能の一層の強化への貢献を期待し、監査役として選任をお願いするものです。 (注)河村裕章氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
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北村 明良
新任
社外
独立
生年月日 1951年3月16日生 所有する
当社株式の数0株 略歴、
当社における地位及び重要な兼職の状況- 1974年4月
- 株式会社住友銀行(現 株式会社三井住友銀行)入行
- 2003年6月
- 同行 執行役員
- 2006年4月
- 同行 常務執行役員
- 2007年4月
- 同行 取締役兼専務執行役員
- 2008年4月
- 同行 代表取締役兼専務執行役員
- 2009年3月
- 同行 代表取締役兼専務執行役員 退任
- 2009年4月
- 株式会社関西アーバン銀行 顧問
- 2009年6月
- 同行 取締役副会長(代表取締役)
- 2010年3月
- 同行 取締役会長(代表取締役)兼最高経営責任者
- 2016年6月
- 同行 顧問 現在に至る
- 2018年4月
- アーク不動産株式会社 社外取締役 現在に至る
[重要な兼職の状況]
株式会社関西アーバン銀行 顧問
アーク不動産株式会社 社外取締役
社外監査役候補者とした理由 北村明良氏は、金融機関において代表取締役兼専務執行役員、取締役会長(代表取締役)兼最高経営責任者などの要職を歴任し、財務及び会計に関する高い知見を有するとともに、企業の経営に関する豊富な経験、識見を有していることから、外部の視点から監査いただくのに適任と判断し、社外監査役として選任をお願いするものです。 (注)
1.北村明良氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2.北村明良氏は、会社法施行規則第2条第3項第8号に定める社外監査役候補者であります。
3.当社は、北村明良氏について、当社が定める社外役員の独立性判断基準に照らし、一般株主と利益相反の生じるおそれがなく十分な独立性を有していると判断し、東京証券取引所が定める独立役員として同取引所に届け出ております。当社の社外役員の独立性判断基準は、インターネット上の当社ウェブサイト(http://www.mazda.com/ja/investors/library/governance/)にて掲載の「コーポレートガバナンスに関する報告書」において公表しております。
4.北村明良氏は、株式会社三井住友銀行の代表取締役兼専務執行役員等の職を務めておりましたが、既に同行におけるすべての役職を2009年3月に退任しており、本株主総会開催日時点で退任後9年が経過しております。なお、2018年3月31日時点において、同行は当社株式の約2.0%を所有しており、当社グループの同行からの借入金残高は79,526百万円(当社の連結総資産の約2.9%)であります。当社グループは複数の金融機関と取引があり、同行からの借入割合は他社と比べて突出しておりません。
また、同氏は、株式会社関西アーバン銀行の顧問を務めておりますが、業務執行者としては2016年6月に退任しております。なお、当社グループの同行からの借入金残高は1,134百万円(当社の連結総資産の0.1%未満)と僅少であります。
また、アーク不動産株式会社と当社との間には取引はありません。5.北村明良氏の選任が承認された場合には、当社は同氏との間で会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結し、同法第425条第1項に定める額を責任の限度とする予定であります。
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【ご参考】
第2号議案及び第3号議案が承認可決された場合の取締役及び監査役、並びにその予定している地位は、次のとおりであります。
