
第82期定時株主総会
招集ご通知
開催概要
議案
- 第1号議案
- 第2号議案
議案
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当社は、経営体質の強化を図る一方、株主還元を経営の最重要課題の一つと考えております。当期の期末配当につきましてはDOE(株主資本配当率)4%とし、下記のとおり1株につき129円といたしたいと存じます。
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取締役7名全員は、本総会終結のときをもって任期満了となります。つきましては、取締役7名の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は、次のとおりであります。
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候補者番号1
大江伸治
おおえしんじ
- 再任
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候補者番号2
加藤郁郎
かとういくろう
- 再任
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候補者番号3
二橋千裕
にはしちひろ
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号4
安田育生
やすだいくお
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号5
中本修
なかもとおさむ
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号6
村上佳代
むらかみかよ
- 再任
- 社外
- 独立
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候補者番号7
平林義規
ひらばやしよしき
- 新任
- 社外
- 独立
候補者番号1
大江伸治 おおえしんじ
1947年8月27日生
- 再任
所有する当社の株式数
35,202株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1971年4月 三井物産株式会社入社 1997年7月 同社繊維第三部長 2004年7月 同社理事コンシューマーサービス事業副本部長 2007年6月 株式会社ゴールドウイン取締役専務執行役員総合企画本部長 2010年4月 同社取締役副社長執行役員総合企画本部長兼事業統括本部長 2014年4月 同社取締役副社長執行役員社長補佐 2016年6月 同社取締役相談役 2018年6月 同社相談役 2019年4月 同社顧問 2020年3月 当社入社 副社長執行役員 2020年4月 当社副社長執行役員経営統轄本部長 2020年5月 当社代表取締役社長兼社長執行役員経営統轄本部長 2023年3月 当社代表取締役社長兼社長執行役員、現在に至る 取締役候補者とした理由
大江伸治氏は、繊維・アパレル業界における上場会社の経営経験を有しております。素材の調達から販売までアパレル業界についての広範な知識と経験に加え、経営者として事業再建の実績があります。当社においては、中期経営計画の策定・遂行にリーダーシップを発揮しております。事業に関する豊富な経験、国際経験、経営者としての法務・財務の知識など、当社を牽引するにふさわしい資質を有するものと判断しております。選任後は引き続き任意の指名・報酬委員会の委員を委嘱する予定です。
候補者番号2
加藤郁郎 かとういくろう
1961年1月4日生
- 再任
所有する当社の株式数
14,509株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1985年4月 当社入社 2008年7月 当社事業本部婦人服第二事業部エヴェックスDIV長 2010年7月 当社事業本部婦人服事業部企画第一DIV長 2012年1月 当社執行役員事業本部企画商品統括事業部婦人服企画部長 2014年7月 当社執行役員事業本部ビジネス開発事業部長 2016年7月 当社執行役員事業本部企画統括事業部婦人服企画部長 2017年1月 当社執行役員事業本部ブランドビジネス部長 2019年1月 当社執行役員第二事業本部長 2020年4月 当社常務執行役員事業本部長 2020年5月 当社取締役兼常務執行役員事業本部長 2021年4月 当社取締役兼常務執行役員事業本部長兼デジタルマーケティング戦略本部長 2022年3月 当社取締役兼専務執行役員事業本部長兼マーケティング&デジタル戦略本部長 2024年3月 当社取締役兼副社長執行役員事業統轄本部長兼事業本部長、現在に至る 取締役候補者とした理由
加藤郁郎氏は、入社以来、企画部門を歴任し、当社主要ブランドのブランディング、商品企画、生産、技術に携わり、アパレル企業の経営を担う者として必要な経験と幅広い知識を有しております。現在、当社の副社長執行役員事業統轄本部長兼事業本部長として、ブランド事業の推進と多様化するマーケットに対する事業領域の拡大を図るなど当社の事業を牽引しており、中期経営計画を達成するために中心となる人材であると判断しております。
候補者番号3
二橋千裕 にはしちひろ
1954年1月26日生
- 再任
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
―株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1976年4月 株式会社伊勢丹入社 2002年6月 同社執行役員営業本部MD統括部婦人営業グループ担当長 2004年6月 同社常務執行役員営業本部MD統括部長 2006年2月 同社専務執行役員営業本部長 2006年6月 同社取締役専務執行役員営業本部長 2008年4月 株式会社三越伊勢丹ホールディングス取締役 2008年6月 株式会社伊勢丹代表取締役専務執行役員営業本部長 2010年1月 同社専務執行役員 2010年1月 株式会社東急百貨店代表取締役社長執行役員 2011年4月 株式会社三越伊勢丹ホールディングス専務執行役員 2018年2月 株式会社東急百貨店取締役会長 2019年4月 株式会社東急百貨店取締役相談役 2020年4月 株式会社東急百貨店特別顧問 2020年5月 当社社外取締役、現在に至る 2022年4月 株式会社東急百貨店名誉顧問 社外取締役候補者とした理由及び期待する役割等
二橋千裕氏は、長きにわたり百貨店の経営に携わり、アパレル・小売業界に精通しております。百貨店における豊富な経営経験、ブランディングやマーケティングに関する幅広い知識に基づいた意見・指摘は、中期経営計画の実現のために有益であり、また、当社取締役会における議論の活性化にも貢献いただいております。選任後は経営における重要事項の決定や業務執行の監督等の職務を適切に遂行いただくことを期待しております。なお、同氏は、株式会社三越伊勢丹ホールディングスを2015年3月に退任しております。また、2020年4月以降は株式会社東急百貨店の業務執行には関与せず、2023年3月に同社名誉顧問を退任しております。
候補者番号4
安田育生 やすだいくお
1953年4月28日生
- 再任
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
―株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1977年4月 株式会社日本長期信用銀行入行 1998年7月 ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル・インク入社 2000年1月 リーマン・ブラザーズ証券会社在日代表 2003年5月 多摩大学ルネサンスセンター客員教授 2004年9月 ピナクル株式会社設立 代表取締役会長 2005年5月 株式会社テイツー取締役 2006年4月 九州大学特任教授 2009年11月 ピナクル株式会社代表取締役会長兼社長兼CEO、現在に至る 2012年3月 社団法人東京ニュービジネス協議会理事 2015年9月 株式会社ハウスドゥ(現 株式会社And Doホールディングス)社外取締役 2017年10月 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社顧問 2018年4月 社団法人東京ニュービジネス協議会特別理事、現在に至る 2018年4月 公益社団法人経済同友会幹事、現在に至る 2018年12月 ピナクルTTソリューション株式会社取締役会長 2019年3月 株式会社ティーケーピー顧問 2020年5月 当社社外取締役、現在に至る 2021年1月 マフォロバ株式会社代表取締役会長 社外取締役候補者とした理由及び期待する役割等
安田育生氏は、国内外の金融機関で豊富なビジネス経験を有しております。金融や財務の知見をもとに特にM&A、事業継承、事業再建といった分野を専門としております。金融市場・M&Aに関する見識は、事業成長に向けた中期経営計画の実現のために有益であります。選任後は経営における重要事項の決定や業務執行の監督等の職務を適切に遂行いただくことを期待しております。併せて、取締役会議長及び任意の指名・報酬委員会の委員長を委嘱する予定です。
候補者番号5
中本修 なかもとおさむ
1950年10月16日生
- 再任
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
―株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1973年3月 八木通商株式会社入社 1994年6月 同社ミラノ事務所所長 1996年7月 同社輸入服飾部長 1999年6月 同社欧州総代表兼ミラノ事務所所長 2004年2月 同社ブランド事業部長兼ファッションリソース事業部長 2006年6月 同社執行役員ブランド事業部長兼ファッションリソース事業部長 2007年6月 同社執行役員Mackintosh UK社代表取締役副会長 2009年6月 同社取締役Mackintosh UK社代表取締役副会長 2010年6月 同社取締役輸入服飾第2部担当 2012年4月 同社取締役J&M Davidson事業部担当 2015年6月 インターブリッジ株式会社代表取締役専務 2023年5月 当社社外取締役、現在に至る 社外取締役候補者とした理由及び期待する役割等
中本修氏は、主に衣料品の輸入を行う商社においてブランドビジネスに関わる要職を歴任し、また、同社の海外関連会社(英国)で代表取締役副会長にも就任しております。アパレル・小売業界に精通しており、商品企画、ブランディング、海外ビジネスなど豊富な経験と幅広い知識は、中期経営計画の実現のために有益であります。選任後は経営における重要事項の決定や業務執行の監督等の職務を適切に遂行いただくことを期待しております。なお、同氏は、八木通商株式会社を2015年6月に、インターブリッジ株式会社を2018年5月にそれぞれ退任しております。
候補者番号6
村上佳代 むらかみかよ
1967年9月16日生
- 再任
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
―株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1990年9月 エージー株式会社入社 1996年12月 有限会社エムケイコネット設立 2001年5月 ネットイヤーグループ株式会社入社 2007年3月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社 2012年9月 楽天株式会社(現 楽天グループ株式会社)入社 2013年9月 P.G.C.Dジャパン株式会社入社 2016年10月 株式会社シナプス入社 2020年6月 エン・ジャパン株式会社社外取締役 2020年7月 Kazu and Company合同会社代表社員兼CEO、現在に至る 2023年4月 一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター アドバイザリーフェロー、現在に至る 2023年5月 当社社外取締役、現在に至る 2024年6月 プレス工業株式会社 社外取締役(監査等委員)、現在に至る 社外取締役候補者とした理由及び期待する役割等
村上佳代氏は、デジタルマーケティング、デジタルトランスフォーメーションを専門分野とし、その領域に精通しております。マーケティングやECに関する見識は、中期経営計画の実現のために有益であります。当社ECサイトの再構築にあたっては専門家としての見地から必要かつ的確な助言・提言をいただいております。選任後は経営における重要事項の決定や業務執行の監督等の職務を適切に遂行いただくことを期待しております。併せて、任意の指名・報酬委員会の委員を委嘱する予定です。
候補者番号7
平林義規 ひらばやしよしき
1963年2月1日生
- 新任
- 社外
- 独立
所有する当社の株式数
―株
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
1986年4月 三井物産株式会社入社 2005年5月 同社秘書室次長(社長秘書) 2008年7月 三井物産モスクワ有限会社副社長 2012年10月 三井物産株式会社コンシューマーサービス事業本部サービス事業部長 2015年4月 同社コンシューマーサービス業務部長 2016年4月 同社コンシューマー・ヘルスケア業務部長 2017年4月 同社執行役員流通事業本部長 2021年4月 同社常務執行役員人事総務部長 2023年4月 同社専務執行役員人事総務部長 2025年4月 同社顧問、現在に至る 社外取締役候補者とした理由及び期待される役割等
平林義規氏は、総合商社において生活産業分野のグローバルな経験を豊富に有しております。生活環境の変化や将来的な顧客ニーズを捉え事業展開を行うコンシューマーサービス事業、ファッション事業に携わった経験は、当社にとって有益であります。消費全般、ファッション事業、ブランドビジネスに加えて、ウェルビーイング経営、人材育成、人的資本強化に関する知見も有していることから、選任後は経営における重要事項の決定や業務執行の監督等の職務を適切に遂行いただくことを期待しております。なお、同氏は2025年3月をもって三井物産株式会社の専務執行役員を退任し顧問となっており、当社の本株主総会の議案の内容が決定された時点においては同社の業務執行には関与しておりません。
(注)
1.各候補者と当社との間に特別な利害関係はありません。
2.候補者平林義規氏は新任の取締役候補者であります。
3.候補者二橋千裕氏、安田育生氏、中本修氏、村上佳代氏及び平林義規氏は社外取締役候補者であります。
4.当社は、取締役候補者二橋千裕氏、安田育生氏、中本修氏及び村上佳代氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
5.当社は、取締役候補者平林義規氏についても東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出る予定であります。なお、当社は三井物産株式会社との取引はありません。当社が主要仕入先としているのは同社の持分法適用会社(出資比率50%)であるMNインターファッション株式会社であります。
6.(注)4及び(注)5の5氏は、当社が定める「社外役員の独立性判断基準」を満たしております。
7.当社は、会社法第427条第1項に基づき、候補者二橋千裕氏、安田育生氏、中本修氏及び村上佳代氏との間で、法令の定める限度まで、社外取締役の責任を限定する契約を締結しており、各氏の再任が本総会において承認された場合には、各氏との間の当該契約を継続する予定であります。
8.当社は、候補者平林義規氏の選任が本総会において承認された場合には、会社法第427条第1項に基づき、当社と同氏との間で、法令の定める限度まで、社外取締役の責任を限定する契約を締結する予定であります。
9.当社は、当社及び当社子会社の取締役、監査役、執行役員及び管理職従業員を被保険者とする役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者であるすべての取締役がその職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及にかかる請求を受けることによって生ずることのある損害が補填されます。なお、各候補者が取締役に就任した場合は、引き続き当該保険契約の被保険者となり、任期途中に当該保険契約について同内容での更新を予定しております。
10.候補者村上佳代氏が社外取締役に就任していたエン・ジャパン株式会社(以下、「エン・ジャパン」といいます。)(村上氏は2020年6月就任、2024年6月退任)において、2023年5月に連結海外子会社(中国現地法人)である英才網聯(北京)科技有限公司(以下、「英才JV」といいます。)の総経理が英才JVの預金を私的に流用していた事実が発覚しました。また、同事実の調査の過程で、エン・ジャパンが英才JVに出資した2006年以降、英才JVにおいて社会保険料が未納となっている事実が確認されました。エン・ジャパンでは、2023年5月の預金私的流用の事実の発覚以降、特別調査委員会による調査を行い、同年7月に同委員会から調査報告書を受領し、その後、同年8月に公表した再発防止策に取り組んでいます。村上氏は、上記両事実について事前には認識しておりませんでしたが、日頃から取締役会等において法令遵守の視点に立った発言を行っておりました。上記事実の発覚後は取締役会等においてグループガバナンスの強化や再発防止に向けた更なるコンプライアンス体制の強化策等について提言するなど、その職責を適切に果たしておりました。
11.候補者大江伸治氏及び加藤郁郎氏の「所有する当社の株式数」には、三陽商会役員持株会における持分を含めた実質的株数を記載しております。
12.候補者村上佳代氏の戸籍上の氏名は、金澤佳代(かなざわ かよ)であります。
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