第81回定時株主総会の招集ご通知をお届けするにあたり、ご挨拶申しあげます。

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が世界各地で進み、経済活動が再開しつつある一方で、世界的な異常気象の発生や、緊迫した世界情勢の高まりによる食糧危機問題や、インフレ懸念、サプライチェーンの乱れなど、先行きは不透明であります。

このような状況の中で、第81期（2021年6月1日から2022年5月31日）のサカタのタネグループでは、前倒しなどの入出荷の工夫のほか、ウェブ会議や在宅勤務の推進、またサカタフェアONLINE2022を開催するなど、アフターコロナを見据えながら事業を継続してまいりました。これらの結果、野菜種子、花種子を中心に大幅な増収・増益となり、売上高および各利益項目は連続して過去最高となりました。

また、2022年4月４日には東京証券取引所第一部上場から最上位セグメントである、プライム市場へ移行いたしました。これを機に、今まで以上にサステナビリティを重視し、様々な環境・社会問題にも対応してまいります。当社は、これからも野菜と花のタネや苗、そして農園芸ソリューションビジネスを通して、皆様の健康と日々の暮らしに安らぎや笑顔をお届けするとともに、私たちを取り巻く自然や社会との共生を推し進めてまいります。