株主の皆様へ

平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度の令和6年能登半島地震にて被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。

2023年度(2022年12月1日から2023年11月30日まで)は、海外の安定成長や、調味料・タマゴ商品の価格改定による単価上昇などにより売上増となりましたが、主原料およびエネルギー・一般原資材の影響を受けたことにより、営業利益は前年度を下回りました。

2024年度も引き続き不透明な経営環境が予想されますが、グローバルな市場で勝ち抜いていくために、グループの資源を「国内高質化」「海外成長」「サステナビリティ」の3領域に集中投下することで、再成長のステージへと歩みを進めてまいります。海外では東南アジアの工場増設や米国の新工場の準備を、2025年度の稼働予定に向け確実に進めるとともに、国内では新たな価値を創造する商品開発や、生産現場でのコスト低減や販管費を含めたコストコントロールなどの収益性向上への取り組みを強化いたします。

引き続きご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年2月