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    スーパーセンター事業

    当期の概況

    前期の綿半Jマート取得やEDLP戦略が奏功し増収増益

     前期に綿半Jマートを取得したことが大きく寄与した他、EDLP(エブリデー・ロー・プライス)戦略のさらなる推進により、増収となりました。
     利益面では、グループ共同仕入による原価低減や物流拠点の集約を図るなど、EDLC(エブリデー・ロー・コスト)戦略を追求した結果、大幅な増益となりました。

    成長戦略

    新フォーマットの研究

     今期は都内2店舗を、綿半ホームエイドの強みと綿半Jマートの強みを融合し、食品・ガーデニングを強化したスーパーセンターとしてリニューアルいたしました。今後も出店速度を加速し、全国展開を進めるため、都市型スーパーセンターの研究を進めてまいります。
     また、ボタニカルコーナーを充実させ、グリーン・園芸の強化を図ってまいります。

    リアル店舗の存在価値向上

     リアル店舗の存在価値向上を目指し、店内にコミュニティスペースを設置するなど「滞在型の店舗作り」を推進しております。また、来店動機の一つとなるグリーンや生鮮食品の品質・鮮度の向上にも積極的に取り組んでいる他、各店舗ごとにインターネットを通じてお客様に生の商品情報をお届けしております。

    TOPICS

    都市型スーパーセンターの実験店
    「綿半スーパーセンター 東村山店」2017年11月リニューアルオープン

     綿半Jマート久米川店は、ガーデン・園芸用品の品揃え・演出の強化を図りつつ、産直野菜や作り立て惣菜等を販売するなど、「食」と「住」を毎日同じ低価格で提供する「都市型スーパーセンター」として生まれ変わりました。
     同時に綿半ブランドの統一を図り、綿半グループロゴの青を基調とした店舗へとイメージを刷新。
     「長野」の特産品を販売するとともに、お客様のニーズを探りながら日々品揃えの見直しを行っております。
     現在では徐々にEDLP×EDLC戦略が定着し、改装前に比べ売上・客数が大幅に増加いたしました。今後も全国展開を進めるべく、継続して都市型スーパーセンターの研究を進めてまいります。

    東村山店の外観
    作り立て惣菜の販売も実施

    地域の皆様の「楽しみと憩いの場」づくり
    2018年2月 コミュニティスペース第5弾 長池店に誕生

     「cotton1598コミュニティスペース」は店舗での「お買い物だけでない楽しみと憩いの場の提供」を目指し、滞在時間の向上・地域住民のコミュニケーションの場となる事を目的とした取り組みです。
     緑に囲まれながらカフェのようにおくつろぎいただけるスペースでは、園芸・DIY教室といったお客様参加型セミナーを実施する他、レンタルスペースとして一般開放も行っております。
     今回は新たにサービスカウンターを併設し、軽食を販売している他、キッズコーナーを設置しお子様からご年配の方までお楽しみいただけるようになりました。

    グリーンに囲まれたコミュニティスペース
    ホットスナックやコーヒーなどを販売
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    建設事業

    当期の概況

    受注及び工事進捗が堅調に推移し、増収増益

     業界初の国土交通大臣より認定を受けた6層7段の自走式立体駐車場を受注するなど、大型物件の工事進捗が堅調に推移し、増収となりました。
     利益面では、採算性を重視した選別受注に努めるとともに、労働生産性の向上に取り組んだ結果、増益となりました。

    成長戦略

    建物×ガーデン一体の企画・デザイン

     グループビジョンとして掲げている「自然との共生」の実現に向けて、立体駐車場の壁面緑化など、建物×ガーデン一体の企画・デザインを行い、施工から維持メンテナンスまでをトータル提案するなど、付加価値の向上に取り組んでおります。

    技術開発の継続

     岐阜に設置した実験棟を中心に、業界初の国土交通大臣より認定を受けた6層7段の大型自走式立体駐車場や、非常災害時の水の確保用に雨水貯留柱の開発を行うなど、既存事業に新しい不可価値を見出すべく独自の技術開発を継続し、提案力の向上に努めております。

    COLUMN

    担当者に訊く……技術開発の継続

    環境に配慮した高付加価値の立体駐車場を展開します

     私たちが目指すのは、駐車場に新しい付加価値を見いだすことです。「雨水貯留柱」はまさにそのひとつで、駐車場の柱の中に貯め込んだ雨水を、非常災害時の水の確保や清掃用の水まき、植物の水やりなどに使うことができます。また、災害時の電力確保のため、駐車場への太陽光パネル設置も行っています。
     こうした付加価値の高い技術、アイデアを育むのが、岐阜県にある技術センターの実験棟です。ここでは本物の立体駐車場が再現されており、構造実験に加え、地球環境に配慮した駐車場にするため、壁面緑化に適した植物の選定実験や土壌の開発、水やりのタイミング検証などを行っています。
     立体駐車場メーカーとして、このような実験棟を持っているのは綿半ソリューションズだけではないでしょうか。未来に向けて、電気自動車や自動運転に対応した駐車場の開発を進めるなど今後も絶え間ない研究開発で高付加価値を生み出し、顧客への提供価値を高めながらグループの発展に寄与していきます。

    壁面緑化の実験の様子
    岐阜県にある技術センターの実験棟
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    貿易事業

    当期の概況

    収益確保に向けた取り組みが奏功し、増収増益

     グループの貿易関連事業の再編成を行い、取扱いアイテム数が増加した事により増収となりました。
     利益面では、前期に比べ為替環境が穏やかな円高基調のため、為替変動の影響による利益は減少したものの、収益確保に向けた取り組みが奏功し、増益となりました。

    成長戦略

    取扱い原薬数を倍にする体制整備

     インド市場開拓のための準備など、海外ネットワークを拡大するための体制整備を進めている他、横浜に設置している製薬研究所における原薬製造の安定化・高品質化に取り組んでまいります。

    海外仕入先・自然派オーガニック商品の拡販

     海外拠点のネットワークを活かし、日本市場に合わせた自然派・オーガニック商品の開発や、新原料の市場への投入準備を積極的に進めてまいります。
     また、「自然の恵みで元気な暮らし」をお客様に提供すべく、スーパーセンター事業と共同により、付加価値のあるプライベートブランド商品の開発を推進してまいります。