｢地主プライベートリート投資法人(「地主リート」)｣は2021年3月期の資産規模1,000億円以上に向けて順調に成長しております。

　株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜りまして厚く御礼を申しあげます。
　第19期定時株主総会の招集ご通知をお届けいたします。
　さて、ここ数年、底地（借地権が設定された土地）の特性が機関投資家や金融機関の皆様に理解され、底地投資への関心が急速に高まっております。底地マーケットの一層の拡大が期待される要因として、インバウンド（訪日外国人観光客）による経済効果が挙げられます。
　このような状況のもと、当事業年度も『底地』に特化した不動産投資ビジネスを専業としている唯一の会社として、引き続き案件の仕入拡大に努めてまいりました。
　また、当社がスポンサー会社となり、当社100％子会社の地主アセットマネジメント株式会社が運用する、底地特化型リート「地主リート」は、3年目も機関投資家の皆様の不動産運用ニーズにより必要募集額を上回る運用資金を獲得でき、資産規模は510億円を超え、2021年3月期に1,000億円以上という規模に向けて順調に成長しております。
　この結果、連結売上高は過去最高を更新し398億円、営業利益は44億円、経常利益は43億円、親会社株主に帰属する当期純利益は26億円となり、当初予想を上回る業績を上げることができました。これもひとえに株主の皆様をはじめ関係各位のご支援によるものと厚く御礼申しあげます。
　株主の皆様におかれましては、今後も変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

2019年6月
代表取締役社長　松岡　哲也