株主総会参考書類
議案
議案
取締役6名選任の件
当社では、取締役の経営責任を重視し、株主の皆様に各年毎に取締役の信任をお諮りするため、定款により取締役の任期を1年と定めております。また、迅速な意思決定を図るベく、取締役会の人数を7名以内と定めております。
定款規定に基づき、取締役5名が本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、経営体制の強化のため1名増員し、社外取締役1名を含む、取締役6名の選任をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者選定の方針及びプロセス
当社の取締役候補者の選定については、取締役会全体としての知識・経験・能力のバランスを考慮し、的確かつ迅速な意思決定が実施できること、ならびに各個人として人望があり、法令及び企業倫理の遵守に徹する見識を有することを基準として、適材適所の観点より総合的に検討し、指名しております。
上記方針に基づき、代表取締役社長、取締役、社外取締役が提案し、取締役会で決議しております。なお、当社の社外役員の独立性については、会社法上の社外性要件に加え、東京証券取引所が示す独立性判断基準等を考慮して判断しており、本議案における社外取締役候補者はこの基準を満たしております。
当社は本総会で1名のみの独立社外取締役候補者を提案しておりますが、現在の当社の事業規模からみて、十分な実効性を確保できることと認識しております。将来的な増員につきましては、当社事業規模の拡大に応じて適宜検討してまいります。

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林 高生
再任
生年月日 1971年12月18日生 候補者の有する当社の株式数 706,000株 取締役在任年数 18年 取締役会への出席状況 16/16回(100%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 1997年6月
- エイチーム創業
- 2000年2月
- 有限会社エイチーム設立(現 株式会社エイチーム)代表取締役社長就任(現任)
- 2013年2月
- 株式会社A.T.brides(現 株式会社エイチームブライズ)取締役就任(現任)
- 2013年8月
- 株式会社引越し侍(現 株式会社エイチーム引越し侍)取締役就任(現任)
株式会社A.T.サポート(現 株式会社エイチームコネクト)取締役就任(現任)
株式会社エイチームライフスタイル取締役就任(現任) - 2017年12月
- Increments株式会社取締役就任(現任)
重要な兼職の状況 株式会社エイチームブライズ 取締役
株式会社エイチーム引越し侍 取締役
株式会社エイチームコネクト 取締役
株式会社エイチームライフスタイル 取締役
Increments株式会社 取締役取締役候補者とした理由 当社創業者である林高生氏は、創業以来代表取締役社長として当社の成長を支えている、ビジネスのバランス感覚に優れた経営者であります。同氏は常に高いビジョンを持ち、強いリーダーシップを発揮し、当社グループ全体を取りまとめ、その成長をけん引し、企業価値の向上に尽力してまいりました。
また、同氏は「みんなで幸せになれる会社にすること」、「今から100年続く会社にすること」を経営理念に「社員=仲間」を大切にする企業文化を構築・推進し、経営者としてビジネスはもとより、その人間性の豊かさも社内外から敬服されています。
当社グループの企業価値のさらなる向上のためには、同氏が引き続き取締役の任にあたることが必要であると判断し、取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等林高生氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 略歴を開く閉じる -
中内 之公
再任
生年月日 1975年8月20日生 候補者の有する当社の株式数 198,200株 取締役在任年数 8年 取締役会への出席状況 16/16回(100%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 2004年8月
- GMOインターネット株式会社入社
- 2005年4月
- GMOインターテインメント株式会社代表取締役社長就任
- 2006年4月
- GMO Games株式会社代表取締役社長就任
- 2007年4月
- 株式会社インクルーズ執行役員COO就任
- 2009年9月
- 当社入社
- 2009年12月
- 当社ゲーム事業部長就任
- 2010年10月
- 当社取締役就任(現任)
- 2010年12月
- 当社執行役員 エンターテインメント事業本部長就任(現任)
- 2016年12月
- Ateam Vietnam Co., Ltd. 代表取締役社長就任(現任)
重要な兼職の状況 Ateam Vietnam Co., Ltd.代表取締役社長 取締役候補者とした理由 中内之公氏は略歴のとおり、オンラインエンターテインメントの企画・開発・運営を展開する企業の経営者としての豊富な経験を持ち、他の企業で代表取締役社長としての経験を有するなど、経営に関する高い見識と監督能力を有しています。
同氏は、2009年に当社に入社して以来、一貫してエンターテインメント事業の責任者を務め、フィーチャーフォン中心の事業をスマートデバイス向けにいち早く転換させるなど、エンターテインメント事業の売上規模を飛躍的に拡大させてきました。2016年12月より、Ateam Vietnam Co., Ltd.代表取締役社長を兼任し、当社グループのさらなる事業の拡大に努めております。
当社グループのさらなる成長のためには、同氏が引き続き取締役の任にあたることが必要であると判断し、取締役会は同氏を取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等中内之公氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 略歴を開く閉じる -
熊澤 博之
再任
生年月日 1977年5月2日生 候補者の有する当社の株式数 50,700株 取締役在任年数 3年 取締役会への出席状況 16/16回(100%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 1998年4月
- 有限会社中部設備入社
- 2005年6月
- 当社入社
- 2012年10月
- 執行役員 ライフサポート事業本部引越しメディア事業部長就任
- 2013年4月
- 執行役員 ライフサポート事業本部長兼引越しメディア事業部長就任
- 2013年8月
- 株式会社引越し侍(現 株式会社エイチーム引越し侍)代表取締役社長就任(現任)
株式会社A.T.サポート(現 株式会社エイチームコネクト)代表取締役社長就任(現任) - 2013年10月
- 当社執行役員就任(現任)
- 2015年10月
- 当社取締役 ライフスタイルサポート事業本部長就任(現任)
- 2015年11月
- 株式会社A.T.brides(現 株式会社エイチームブライズ)取締役就任(現任)
重要な兼職の状況 株式会社エイチーム引越し侍 代表取締役社長
株式会社エイチームコネクト 代表取締役社長
株式会社エイチームブライズ 取締役取締役候補者とした理由 熊澤博之氏は略歴のとおり、当社グループの現ライフスタイルサポート事業の発足時より事業の中核的な役割を担い、2013年の株式会社エイチーム引越し侍及び株式会社エイチームコネクトの設立以来、同社の代表取締役社長を務めています。
同氏は、ライフスタイルサポート事業初のサービスとなる引越し比較・予約サイト「引越し侍」を立ち上げ、軌道に乗せ、現在は業界トップシェアを誇るサービスへと、その成長をけん引してきました。2018年7月期においても、取締役及びライフスタイルサポート事業本部長として、事業全体の成長をけん引してきました。
当社グループのさらなる成長のためには、同氏が引き続き取締役の任にあたることが必要であると判断し、取締役会は同氏を取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等熊澤博之氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 略歴を開く閉じる -
間瀬 文雄
新任
生年月日 1984年1月27日生 候補者の有する当社の株式数 17,500株 取締役在任年数 -年 取締役会への出席状況 -/-回(-%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 2007年4月
- 日興コーディアル証券株式会社入社
- 2008年11月
- 当社入社
- 2013年8月
- 株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長就任(現任)
- 2013年11月
- 当社執行役員就任(現任)
重要な兼職の状況 株式会社エイチームライフスタイル 代表取締役社長 取締役候補者とした理由 間瀬文雄氏は略歴のとおり、当社グループの現ライフスタイルサポート事業において、中核的な役割を担い、2013年の株式会社エイチームライフスタイルの設立以来、同社の代表取締役社長を務めています。
同氏は、車査定・車買取サイト「ナビクル」の立ち上げ期から成長をけん引し、株式会社エイチームライフスタイルの代表取締役社長就任後は、自動車関連事業に加え、金融メディア事業やヘルスケア事業など事業領域を広げ、当社グループ全体の成長に貢献してきました。
さらに、「最高のチームで、最高の仕事をする」をマインドに持ち、当社グループ全体の人材の採用・育成、組織活性化においてもリーダーシップを発揮してまいりました。
上記の実績をふまえ、取締役会は経営体制の強化のために同氏が取締役の任にあたることが必要であると判断し、同氏を新たに取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等間瀬文雄氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 略歴を開く閉じる -
牧野 隆広
再任
生年月日 1968年6月9日生 候補者の有する当社の株式数 585,000株 取締役在任年数 13年 取締役会への出席状況 16/16回(100%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 1992年4月
- 株式会社電通国際情報サービス入社
- 1994年11月
- マイクロソフト株式会社入社
- 2000年8月
- 株式会社インスパイア入社
- 2002年2月
- 株式会社ウイングトップ設立
代表取締役就任 - 2005年9月
- 当社取締役就任 管理部担当
- 2013年10月
- 当社非常勤取締役就任(現任)
重要な兼職の状況 株式会社ミライプロジェクト 代表取締役
株式会社エブリー 社外取締役取締役候補者とした理由 牧野隆広氏は当社が十数名規模の頃に経営コンサルタントとして関与し、取締役就任以降は一貫して管理部門を管掌し、組織としての体制作り、制度設計に尽力し、管理担当役員として当社の成長戦略を支えてきました。
同氏は略歴のとおり、大手企業における勤務経験や経営コンサルタントとして培った幅広い知見を有し、経営に関する高い見識と監督能力を有しています。2013年11月以降は業務執行を兼任しない非常勤取締役として過去の知見を活かし、引き続き当社の経営戦略に関与しています。
上記の実績をふまえ、取締役会は同氏が当社の今後の経営戦略に必要な人材であると判断し、同氏を引き続き取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等牧野隆広氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 責任限定契約について 当社は、牧野隆広氏との間に、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、2年間の役員報酬の1.2倍または法令が定める最低責任限度額のいずれか高い額としております。同氏の再任が承認された場合は、同氏との当該契約を継続する予定であります。 略歴を開く閉じる -
加藤 淳也
再任
社外
独立
生年月日 1976年7月25日生 候補者の有する当社の株式数 -株 社外取締役在任年数 3年 取締役会への出席状況 16/16回(100%) 略歴ならびに
当社における地位及び担当- 2005年11月
- 司法試験合格
- 2007年9月
- 弁護士登録(日本弁護士連合会、愛知県弁護士会)
- 2009年10月
- 名古屋大学法科大学院非常勤講師(ロイヤリング、模擬裁判)
- 2009年11月
- 弁理士登録(日本弁理士会)
- 2011年9月
- 愛知工業大学非常勤講師(知的財産権)
- 2012年1月
- 城南法律事務所開設
- 2012年4月
- 日本知的財産仲裁センター名古屋支部運営委員
- 2013年2月
- 株式会社A.T.brides(現 株式会社エイチームブライズ)監査役就任
- 2015年10月
- 当社社外取締役就任(現任)
重要な兼職の状況 弁護士・城南法律事務所所長 社外取締役候補者とした理由 加藤淳也氏は、会社法施行規則第2条第3項第7号に定める要件を満たす社外取締役候補者であります。
同氏は、過去に会社経営に直接関与した経験はありませんが、京都大学法科大学院卒業後、最高裁判所司法研修所司法修習生を経て弁護士登録し、知的財産権、情報化社会におけるコンプライアンス等において幅広い知識を有することから、法律の専門家として、当社の経営の重要事項の決定及び取締役・執行役の職務執行の監督を的確、公正かつ効率的に遂行できる知識及び経験を有しております。
同氏は、就任からの3年間において、社外取締役として、積極的に他役員とのコミュニケーションを図り、豊富な知識を活かし当社の企業運営に関与しております。
上記の実績をふまえ、取締役会は同氏が当社の今後の適切なコンプライアンス経営に必要な人材であると判断し、同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。候補者と当社の
特別の利害関係等加藤淳也氏と当社との間に特別の利害関係はありません。 独立性について 当社は、加藤淳也氏及び同氏の兼職先との間に取引関係はなく、十分な独立性を有していると判断し、同氏を東京証券取引所が定める独立役員として届け出ており、同氏の再任が承認された場合は、引き続き独立役員として指定する予定であります。 責任限定契約について 当社は、加藤淳也氏との間に、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、2年間の役員報酬の1.2倍または法令が定める最低責任限度額のいずれか高い額としております。同氏の再任が承認された場合は、同氏との当該契約を継続する予定であります。 略歴を開く閉じる
ご参考
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
当社では、コーポレート・ガバナンス強化の一環として、取締役会全体の実効性の分析と評価ならびにその改善に向けた取り組みの検討という継続的なプロセスに取り組んでいます。
1. 評価の方法
社外を含む全ての取締役及び監査役に対し、評価の主旨等を説明の上、取締役会事務局が作成した取締役会実効性評価アンケートに基づき、社外を含む全取締役・監査役が自己評価を実施しました。概要及び評価は、以下のとおりです。
(1)評価項目
評価を実施した大項目は以下のとおりです。
- ①取締役会の構成
- ②取締役会の運営
- ③実効性の高い監督の遂行
- ④適切なリスクテイクを支える環境整備
- ⑤株主等との適正なコミュニケーション
(2)評価方法
- ①調査は記名方式とした。
- ②評価尺度は4段階評価とした。(1・・・充分適切である、2・・・一応適切である、3・・・不十分である、4・・・全く適切でない)
- ③分析は、評価の低い項目について、重点的に実施した。
2. 分析・評価結果の概要
当社は、取締役会の実効性の現状について、以下のとおり分析・評価します。
- ①当社取締役会は、多様な見識・経験を有する取締役により構成され、効率的な審議・決議及び重要な業務執行の監督についての役割・責務を適切に果たしているが、将来的には、当社事業規模の拡大を見据え、今後さらなる成長と中期的な企業価値向上に寄与するためには、多様性を考慮した取締役の増員を検討することの必要性も認識されている。
- ②社外役員に対する議案の参考資料の事前共有や、経営会議への参加及び定期的な情報交換の場を設ける等、取締役会の実効性を高めるための取り組みが十分になされている。
- ③実効性向上に向けた、個々の取締役に適合したトレーニングの機会の提供等の取り組みは、適切に実施されているが、今後のニーズに応じた、さらなる機会の充実が期待されている。
3. 実効性向上に向けた取り組み
今回の実効性評価の結果を受け、個々の取締役に適合したトレーニングの機会をより一層充実させ、取締役会のさらなる実効性の向上に努めてまいります。また、引き続きしかるべき時期での取締役選任に向けて、積極的に人材育成及び確保に努めてまいります。