株主の皆様へ

第21期は、一部の事業において新型コロナウイルス感染症による影響があったものの、安定的な事業ポートフォリオにより、営業利益を確保でき、種まきから育成に注力した1年となりました。
ライフスタイルサポート事業では、一部サービスがコロナ影響により苦戦しましたが、新規サービスを含め精査を行い、リソースの選択と集中を進めてまいりました。
エンターテインメント事業は、既存ゲームが減収傾向ながらも底堅く耐え抜き、新規協業IPゲームの開発に注力してまいりました。
EC事業については、オペレーションの改善及びコロナによる自転車需要の高まりが追い風となり、過去最高の売上高を更新するとともに、四半期黒字化も実現し、収益化目前となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は31,739百万円(前年度比85.4%)、営業利益は、1,273百万円(前年度比45.3%)となりました。
なお、特別損失として、2017年に完全子会社化したIncrements株式会社に係るのれん、商標権の減損損失等を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は519百万円となりました。
今後も持続的な成長のため、より強い組織基盤づくりを進め、企業価値のさらなる向上につなげてまいります。
