事業報告(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
企業集団の現況に関する事項
事業の経過及び成果
当期のわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に内需は底堅く推移したものの、中国を中心とした海外経済の変調により外需が減速感を強める等、その先行きは不透明な状況が続いております。
このような情勢下、当社グループの連結業績については、売上高は、ウレタン製品等の一部海外製品市況の下落はあったものの、ナフサ等の原燃料価格の上昇に伴う石油化学製品の価格上昇により、8,614億56百万円と前期に比べ385億98百万円(4.7%)の増収となりました。営業利益は、原燃料価格の上昇による交易条件の悪化等により、1,057億39百万円と前期に比べ248億41百万円(19.0%)の減益となりました。経常利益は、1,130億27百万円と前期に比べ192億29百万円(14.5%)の減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、781億33百万円と前期に比べ106億61百万円(12.0%)の減益となりました。
企業集団の事業セグメント別売上高
(注)百万円未満切捨てにより表示しております。
事業セグメント別の概況
当期の事業セグメント別の概況は、次のとおりであります。
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売上高構成比
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主要製品
エチレン・プロピレン等オレフィン製品、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び樹脂加工製品、機能性ポリマー 等
エチレン、プロピレンは、生産量の減少に伴い出荷が減少しましたが、ナフサ価格等の上昇を反映して製品価格は上昇いたしました。
ポリエチレン樹脂は、ナフサ価格の上昇を反映して製品価格が上昇いたしました。クロロプレンゴムは、堅調な海外需要を背景に輸出価格が上昇いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ91億58百万円(5.2%)増加し1,839億26百万円となりましたが、営業利益は交易条件の悪化等により、前期に比べ91億29百万円(40.5%)減少し133億92百万円となりました。 -
売上高構成比
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主要製品
苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、無機・有機化学品、セメント、ウレタン原料 等
苛性ソーダは、国内外とも出荷が堅調に推移いたしました。また、海外市況は下落しましたが、国内価格の是正により製品価格は上昇いたしました。塩化ビニルモノマーは、出荷が増加し、海外市況の上昇により製品価格は上昇いたしました。塩化ビニル樹脂は、生産量の減少に伴い出荷が減少しましたが、国内価格の是正及び海外市況の上昇により製品価格は上昇いたしました。
セメントは、国内出荷は堅調に推移しましたが、輸出は減少いたしました。
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、海外市況の下落により輸出価格が下落いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ23億53百万円(0.7%)増加し3,373億77百万円となりましたが、営業利益は交易条件の悪化等により、前期に比べ206億24百万円(31.0%)減少し459億96百万円となりました。 -
売上高構成比
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主要製品
無機・有機ファイン製品、計測・診断商品、ハイシリカゼオライト、ジルコニア、電子材料(石英ガラス、スパッタリングターゲット) 等
エチレンアミンは、生産量の減少に伴い出荷が減少いたしました。
計測関連商品は、欧州向けを中心に液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が減少いたしました。診断関連商品は、アジア向けで体外診断用医薬品の出荷が増加いたしました。
ハイシリカゼオライトは、自動車排ガス触媒用途を中心に輸出が増加いたしました。ジルコニアは、装飾品用途での出荷が増加いたしました。石英ガラスは半導体製造装置向けに出荷が増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ103億6百万円(5.5%)増加し1,974億22百万円となり、営業利益は前期に比べ14億49百万円(4.3%)増加し353億48百万円となりました。 -
売上高構成比
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主要製品・事業
水処理装置、建設・修繕 等
水処理事業は、半導体関連の大型プロジェクトを国内外で受注したことに加え、企業の堅調な設備投資・生産活動を背景に、電子・一般産業分野においてメンテナンス・消耗品交換等のソリューションサービスが好調に推移したことから、売上高が増加いたしました。
建設子会社の売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ140億94百万円(16.6%)増加し989億18百万円となり、営業利益は前期に比べ34億34百万円(70.5%)増加し83億3百万円となりました。 -
売上高構成比
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主要事業
運送・倉庫、検査・分析、情報処理 等
商社等その他事業会社の売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ26億87百万円(6.5%)増加し438億11百万円となり、営業利益は前期に比べ27百万円(1.0%)増加し26億98百万円となりました。
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主要製品
エチレン・プロピレン等オレフィン製品、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び樹脂加工製品、機能性ポリマー 等
エチレン、プロピレンは、生産量の減少に伴い出荷が減少しましたが、ナフサ価格等の上昇を反映して製品価格は上昇いたしました。
ポリエチレン樹脂は、ナフサ価格の上昇を反映して製品価格が上昇いたしました。クロロプレンゴムは、堅調な海外需要を背景に輸出価格が上昇いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ91億58百万円(5.2%)増加し1,839億26百万円となりましたが、営業利益は交易条件の悪化等により、前期に比べ91億29百万円(40.5%)減少し133億92百万円となりました。 -
主要製品
苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、無機・有機化学品、セメント、ウレタン原料 等
苛性ソーダは、国内外とも出荷が堅調に推移いたしました。また、海外市況は下落しましたが、国内価格の是正により製品価格は上昇いたしました。塩化ビニルモノマーは、出荷が増加し、海外市況の上昇により製品価格は上昇いたしました。塩化ビニル樹脂は、生産量の減少に伴い出荷が減少しましたが、国内価格の是正及び海外市況の上昇により製品価格は上昇いたしました。
セメントは、国内出荷は堅調に推移しましたが、輸出は減少いたしました。
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、海外市況の下落により輸出価格が下落いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ23億53百万円(0.7%)増加し3,373億77百万円となりましたが、営業利益は交易条件の悪化等により、前期に比べ206億24百万円(31.0%)減少し459億96百万円となりました。 -
主要製品
無機・有機ファイン製品、計測・診断商品、ハイシリカゼオライト、ジルコニア、電子材料(石英ガラス、スパッタリングターゲット) 等
エチレンアミンは、生産量の減少に伴い出荷が減少いたしました。
計測関連商品は、欧州向けを中心に液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が減少いたしました。診断関連商品は、アジア向けで体外診断用医薬品の出荷が増加いたしました。
ハイシリカゼオライトは、自動車排ガス触媒用途を中心に輸出が増加いたしました。ジルコニアは、装飾品用途での出荷が増加いたしました。石英ガラスは半導体製造装置向けに出荷が増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ103億6百万円(5.5%)増加し1,974億22百万円となり、営業利益は前期に比べ14億49百万円(4.3%)増加し353億48百万円となりました。 -
主要製品・事業
水処理装置、建設・修繕 等
水処理事業は、半導体関連の大型プロジェクトを国内外で受注したことに加え、企業の堅調な設備投資・生産活動を背景に、電子・一般産業分野においてメンテナンス・消耗品交換等のソリューションサービスが好調に推移したことから、売上高が増加いたしました。
建設子会社の売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ140億94百万円(16.6%)増加し989億18百万円となり、営業利益は前期に比べ34億34百万円(70.5%)増加し83億3百万円となりました。 -
主要事業
運送・倉庫、検査・分析、情報処理 等
商社等その他事業会社の売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は前期に比べ26億87百万円(6.5%)増加し438億11百万円となり、営業利益は前期に比べ27百万円(1.0%)増加し26億98百万円となりました。
財産及び損益の状況の推移
連結計算書類
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