第2号議案 取締役8名選任の件

 第68回定時株主総会で選任されました全取締役11名は本総会終結の時をもって任期満了となります。これを機に、取締役西田浩一氏、土橋郁夫氏、鈴木賢氏は退任し、取締役8名の選任をお願いするものであります。

 なお、取締役候補者の選任については、取締役会にて決定しております。取締役候補者は次のとおりであります。

注)

1.各候補者と当社との間には特別な利害関係はありません。

2.‌田中優子氏、伊藤良二氏、嶋口充輝氏、山田秀雄氏および松田千恵子氏は社外取締役候補者であり、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。

3.‌当社は現行定款において、会社法第427条第1項の規定により、社外取締役との間に、同法第423条第1項の損害賠償責任を法令が定める最低責任限度額に限定する契約を締結することができる旨を定めております。上記の各社外取締役候補者の選任が承認された場合、当社は各候補者との間で上記と同内容の責任限定契約を継続する予定であります。

4.各候補者の在任年数(招集ご通知14ページより記載)は本総会終結時点のものであります。

5.取締役阿部陽一氏は、2018年6月25日就任以降に開催された取締役会への出席状況を記載しております。

  • 1

    小瀧(こたき)龍太郎(りゅうたろう)

    再任

    生年月日 1964年7月16日生
    現在の当社における地位および担当 代表取締役社長兼CEO(在任年数 3年)
    所有する当社の株式数 13,849株
    取締役会出席状況 11回/11回(100%)
    役員選任理由  小瀧氏は、当社の国内営業会社の要職、R&D事業会社の社長を歴任し、その間、当社執行役員を9年間勤め、国内売上高の拡大、製品開発プロセスの改善を推進致しました。2016年4月に当社副社長兼COOならびに国内営業会社の社長に就任し、強いリーダーシップでサトーグループ全体を牽引、お客さまのグローバル展開にも対応できる国内事業を推進してまいりました。また、2018年4月から当社代表取締役社長として、豊富な経験と知見を活かし、経営の指揮および監督を適切に行っております。当社が事業のグローバル化を加速し、顧客価値最大化を追求して事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1988年2月
    当社入社
    2007年7月
    当社執行役員兼営業本部プリンタ推進部長
    2011年10月
    当社執行役員兼
    株式会社サトー取締役 国内営業部長
    2012年4月
    当社執行役員兼
    サトーテクノラボ株式会社代表取締役社長
    2013年4月
    当社常務執行役員兼
    サトーテクノロジー株式会社代表取締役社長
    2014年7月
    当社専務執行役員兼
    サトーテクノロジー株式会社代表取締役社長
    2016年4月
    当社副社長兼COO、および
    株式会社サトー代表取締役社長
    2016年6月
    当社代表取締役副社長兼COO
    2018年4月
    当社代表取締役社長兼CEO(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  日頃よりサトーグループに対するご支援に深く感謝申し上げます。
     私たちは時代とともに高度化・多様化してきたお客さまの悩み一つ一つにこたえ、「正確」、「省力」、「省資源」、「安心」、「環境」、そして「感動」と、提供できるお客さまの価値を広げてきました。この築き上げてきた価値をグローバル規模で提供し、海外市場の成長加速へ向けてさらに戦略を強化してまいります。本業の自動認識ソリューション事業を進化させることを通じ、お客さまと社会の期待に応え、企業価値を高めるために、強い信念を持って取り組んでまいります。
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  • 2

    阿部(あべ)陽一(よういち)

    再任

    生年月日 1957年9月13日生
    現在の当社における地位および担当 取締役上席執行役員CFO(在任年数 1年)
    所有する当社の株式数 2,058株
    取締役会出席状況 9回/9回(100%)
    役員選任理由  阿部氏は2013年12月に当社入社後、社長室長を経て当社執行役員CFOに就任。財務・経理・IT、法務、リスクマネジメント等の管理部門を管掌し、財務・資本政策・コーポレート・ガバナンス体制の強化に向けた取り組みを推進してまいりました。2018年に当社取締役に就任後は、財務および戦略的な観点を軸に経営の監督を適切に行っています。またCFOとして、経済状況や事業環境の変化に迅速に対応し、グローバルレベルの効果的なガバナンスを推進しています。国内外の豊富な経験、知見を活かし、持続的な企業価値向上の実現のために、当社コーポレート・ガバナンスのさらなる推進・強化が期待できることから、当社の取締役に相応しいと判断し、同氏を引き続き取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1980年4月
    三菱商事株式会社入社
    2013年12月
    当社入社 社長室長
    2016年4月
    当社 執行役員CFO
    2018年4月
    当社 上席執行役員CFO
    2018年6月
    当社 取締役上席執行役員CFO(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  取締役会の実効性評価を毎年レビューするよう求められてから3年が経過しました。今後もサトーの取締役会が公平性、透明性を維持しながら厳正に行われるよう、取締役の一人としてしっかり努めてまいります。
     また、私は取締役であると同時にCFOを兼務しています。現在、サトーは世界26ヶ国に拠点を展開していますが、今後海外の売上高を増やす計画でいます。各国の地域に密着した営業活動を行う子会社は、その国の事情、言語、文化、商慣習などが多種多様ですので、これら子会社全体を上手く束ね、活かしたガバナンス経営が益々重要と考えています。海外子会社の透明性、信頼性を確保するためのリスク管理にも傾注していく所存です。
     サトーの持続可能な成長力と収益基盤の確立の一翼を担い、株主価値の最大化に貢献してまいります。
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  • 3

    鳴海(なるみ)達夫(たつお)

    再任

    生年月日 1952年2月24日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 11年)
    所有する当社の株式数 22,936株
    取締役会出席状況 11回/11回(100%)
    役員選任理由  鳴海氏は、当社の経営企画部門の総責任者として、その間、執行役員を6年間務めました。2008年から当社取締役として、経営企画の面からグローバルな経営基盤の強化に努めてきた他、2014年より販売事業のグループ会社でガバナンス体制の強化に努めました。非業務執行の立場から経営の監督機能を担っており、当社がグローバル化を加速し、顧客価値の最大化を追求して事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    2000年8月
    当社入社秘書室部長
    2001年4月
    当社管理本部人事部長
    2003年5月
    当社経営企画本部企画部長
    2003年6月
    当社執行役員経営企画本部企画部長
    2005年10月
    当社執行役員経営企画本部長兼企画部長
    2006年1月
    当社常務執行役員経営企画本部長
    2007年7月
    当社専務執行役員経営企画本部長
    2008年6月
    当社取締役専務執行役員経営企画本部長
    2009年7月
    当社取締役(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  「会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上」という経営命題を実現するには、取締役会が重要な業務執行の決定と執行部に対する監督という役割を適切に担う必要があります。私は社内非業務執行取締役として経営バランスに目配りしつつ、議題の計画的上程や内容の精査について執行部と協議すると共に、社外役員の方々と連携して取締役会審議の充実と実効性を高め、株主の皆さまを始めとするステークホルダーの負託に応えられるよう努力してまいります。
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  • 4

    田中(たなか)優子(ゆうこ)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1952年1月30日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 15年)
    所有する当社の株式数 3,085株
    取締役会出席状況 11回/11回(100%)
    役員選任理由  田中氏は、大学総長、大学教授としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。これらの経験と見識を生かし、取締役会の審議における積極的な発言に加え、ダイバーシティ経営についても積極的な意見・提言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1980年4月
    法政大学第一教養部専任講師
    1983年4月
    法政大学第一教養部助教授
    1986年4月
    北京大学交換研究員
    1991年4月
    法政大学第一教養部教授
    1993年4月
    オックスフォード大学在外研究員
    2003年4月
    法政大学社会学部メディア社会学科教授(現任)
    2004年6月
    当社取締役(現任)
    2007年4月
    法政大学国際日本学
    インスティテュート(大学院)教授(現任)
    2009年6月
    公益財団法人サントリー芸術財団理事(現任)
    2010年4月
    法政大学国際日本学
    インスティテュート(大学院)運営委員長
    2012年4月
    法政大学社会学部長
    2014年4月
    法政大学総長・理事長(現任)
    2014年4月
    公益財団法人大学基準協会理事(現任)
    2014年6月
    一般社団法人日本私立大学連盟常務理事(現任)
    2017年10月
    放送大学理事(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  サトーホールディングス株式会社は、社会全体に影響力のある企業になっています。優秀で多様な人財が、この変化の激しい社会のより良き発展に貢献できるよう、国内外における経営基盤をさらに堅実なものにします。また、意欲ある女性社員の能力を伸ばし、影響力ある地位につけることも、今後の企業にとって重要な成長戦略です。性別、国籍、民族を超えてダイバーシティをさらに進め、企業の質をいっそう高くすべく、尽力してまいります。
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  • 5

    伊藤(いとう)良二(りょうじ)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1952年1月14日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 5年)
    所有する当社の株式数 1,764株
    取締役会出席状況 11回/11回(100%)
    役員選任理由  伊藤氏は、会社経営者および大学院教授としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、ガバナンス体制の強化を意識した積極的な意見・提言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1979年7月
    マッキンゼー・アンド・カンパニー入社
    1984年1月
    同社パートナー
    1988年6月
    UCC上島珈琲株式会社商品開発担当取締役
    1990年9月
    シュローダー・ベンチャーズ代表取締役
    2000年5月
    慶應義塾大学大学院
    政策・メディア研究科特任教授(現任)
    2001年1月
    ベイン・アンド・カンパニー日本支社長
    2006年4月
    株式会社プラネットプラン代表取締役(現任)
    2008年6月
    当社取締役
    2012年5月
    株式会社レナウン社外取締役
    2013年1月
    エルソルビジネスアドバイザーズ株式会社
    代表取締役
    2014年6月
    当社取締役(現任)
    2014年6月
    みらかホールディングス株式会社
    社外取締役(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  IoTの流れがビジネス社会において着実に進行・加速化する中で、そのセンサー機能を担うサトーグループの社会的使命はますます重要になってまいります。この存在価値を正しく世の中に広め、グローバル社会の発展に資するとともに、それを着実に株主価値創造につなげていくべく、社外の立場からガバナンス体制の維持・強化に努め、戦略的な視点をもって、サトーグループのさらなる成長のために、引き続き尽力してまいります。
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  • 6

    嶋口(しまぐち)充輝(みつあき)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1942年3月31日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 5年)
    所有する当社の株式数 3,336株
    取締役会出席状況 10回/11回(91%)
    役員選任理由  嶋口氏は、マーケティング分野における豊富な知識・経験と大学教授としての高い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、グループ全体の企業価値の向上を目指すという視点から積極的な意見・提言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1987年4月
    慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授
    1998年6月
    石井食品株式会社社外監査役
    2002年6月
    エーザイ株式会社社外取締役
    2006年3月
    ライオン株式会社社外取締役
    2006年5月
    株式会社ベルシステム24社外取締役
    2007年4月
    慶應義塾大学名誉教授(現任)
    2007年4月
    法政大学大学院
    イノベーション・マネジメント研究科教授
    2007年9月
    公益社団法人日本マーケティング協会
    理事長
    2009年2月
    サントリーホールディングス株式会社
    社外監査役
    2012年4月
    嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授
    2014年6月
    当社取締役(現任)
    2014年6月
    株式会社サンリオ社外取締役(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  グローバル化と情報化が重層的に進展する世界のなかで、サトーホールディングス株式会社の持つ成長可能性はますます高くなっていると感じています。当社が持つ高い潜在力をさらに大きく開花させるために、組織は従来以上の「革新性」と「慎重性」の合わせ技が強く求められそうです。社外取締役の一人として、微力ながら、時に厳しく、時に暖かく、事業の継続的発展を見守り、支援していきたいと思います。
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  • 7

    山田(やまだ)秀雄(ひでお)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1952年1月23日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 4年)
    所有する当社の株式数 1,266株
    取締役会出席状況 10回/11回(91%)
    役員選任理由  山田氏は、弁護士としての豊富な経験と幅広い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、ステークホルダーの期待に応えるという視点をもって積極的な意見・提言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1984年3月
    最高裁判所司法研修所修了
    1984年4月
    弁護士登録(第二東京弁護士会)
    1992年10月
    山田・尾﨑法律事務所所長(現任)
    1998年5月
    太洋化学工業株式会社社外監査役(現任)
    2004年6月
    当社取締役
    2006年3月
    ライオン株式会社社外取締役
    2007年6月
    石井食品株式会社社外監査役
    2007年6月
    株式会社ミクニ社外監査役
    2009年3月
    ヒューリック株式会社社外取締役(現任)
    2010年4月
    日本弁護士連合会常務理事
    2014年4月
    日本弁護士連合会副会長
    2014年4月
    第二東京弁護士会会長
    2015年6月
    公益財団法人橘秋子記念財団理事長(現任)
    2015年6月
    当社取締役(現任)
    2016年6月
    株式会社ミクニ社外取締役(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  サトーホールディングス株式会社は、2020年で創業80周年を迎えます。創業者 佐藤陽氏の会社設立の目標や、精神が著された「サトーの心」は、今日こそ重要な意味を有してきたと思います。サトーは自動認識機器のトップメーカーとして、国内外で大きく飛躍する時期を迎えていますが、創業当時の志を、取締役、社員、株主が一体となって再認識する必要があります。社外取締役として、創業者や歴代のトップの中に脈々と流れる「サトーの心」を意識した、質問や提案をしていく所存です。
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  • 8

    松田(まつだ)千恵子(ちえこ)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1964年11月18日生
    現在の当社における地位および担当 取締役(在任年数 3年)
    所有する当社の株式数 0株
    取締役会出席状況 10回/11回(91%)
    役員選任理由  松田氏は、外資系企業でのグローバルな経験と実績、現職の大学院教授としての専門的な知識および高い見識を有しております。取締役会の審議においては、当社の経営における重要な事項に関し、これらの経験と見識を生かし、グローバル・ガバナンス体制の強化を意識した積極的な意見・提言をいただいております。これらのことから当社のグローバルで持続可能な事業経営を推進していくにあたり、取締役として適任と判断したため、同氏を引き続き社外取締役候補者と致しました。
    略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況)
    1987年4月
    株式会社日本長期信用銀行入行
    1998年10月
    ムーディーズジャパン株式会社入社
    2001年9月
    株式会社コーポレイトディレクションパートナー
    2002年11月
    日本CFO協会主任研究委員(現任)
    2006年5月
    マトリックス株式会社代表取締役
    2006年10月
    ブーズ・アンド・カンパニー株式会社
    ヴァイスプレジデント(パートナー)
    2011年4月
    首都大学東京大学院経営学研究科教授(現任)
    2011年4月
    首都大学東京経済経営学部教授(現任)
    2012年6月
    当社監査役
    2012年6月
    エステー株式会社社外取締役
    2013年6月
    日立化成株式会社社外取締役(現任)
    2014年6月
    イオンフィナンシャルサービス株式会社
    社外取締役
    2015年6月
    フォスター電機株式会社社外取締役(現任)
    2016年3月
    キリンホールディングス株式会社
    社外監査役(現任)
    2016年6月
    当社取締役(現任)
    候補者より、株主の皆さまへ  激変する環境下、企業においては「会社の目指すべきところ」を確かめることがより重要になってきました。サトーグループの社是は「あくなき創造」です。そのために必要とされる企業基盤をグローバルベースで充実させ、中長期的な企業価値の向上に努めることが、株主の皆さまをはじめ全ての利害関係者の方々に望まれる企業の姿だと考えます。将来像の実現に向け、公平性や透明性を重視し、外部からの視点を生かせるよう貢献していきたいと考えています。
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