ごあいさつ

平素は京セラグループに対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
また、新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申しあげますとともに、感染拡大防止のために日々ご尽力されている皆様に感謝申しあげます。
当社第68期定時株主総会招集ご通知をお届けするにあたり、ごあいさつ申しあげます。
第68期(当期)は、5Gや半導体関連市場向けを中心に部品の需要が増加する中、積極的な増産投資並びに生産性向上に努めた結果、売上高及び利益ともに昨年11月に公表した業績予想を上回るとともに、売上高については過去最高を更新しました。
当期の期末配当金については、前期に比べ10円増配の1株当たり90円を予定しています。その結果、当期の年間配当金は、既にお支払いしました中間配当金90円と合わせ180円となり、前期の140円から40円の増配となります。加えて当期には、株主還元の強化並びに機動的な資本戦略への準備を目的として、約355万株、総額約241億円の自己株式の取得を実施しました。
第69期(次期)は、不安定な世界情勢に加え、半導体や原材料の不足及び価格の高騰、新型コロナウイルス感染症の再拡大の懸念等、不透明な状況にあるものの、引き続き半導体製造装置用部品をはじめとする各種部品の需要が見込まれます。当社は次期も事業機会を着実に捉え、中期目標として掲げてきた売上高2兆円の達成を目指します。また、新たな目標である売上高3兆円に向けて、既存事業の拡大及び新規事業の創出に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、京セラグループに対して引き続き一層のご支援、ご高配を賜りますようお願い申しあげます。