株主の皆様へ

スパークスの収益のハイブリッド
モデルが機能し増収増益を達成
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
先ず、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、及び関係者の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。また、世界中の医療従事者の方々、我々の生活を支えていただいているエッセンシャルワーカーの方々、そして、それを支えるご家族の皆様に心から感謝申し上げます。
このような未曽有の事態のなかスパークスは、引き続き安定して高い運用実績を維持するとともに、費用面についてもこれまで以上にコントロールを行い、安定的に稼ぐ力を着実に前進させております。グループ運用資産残高(AUM)は前期末比36.7%増加し、基礎収益を着実に高い水準で維持したうえで、成功報酬が増加したことにより、弊社グループ特有の残高報酬と成功報酬によるハイブリッド型収益モデルの利点が活き、増収増益を達成できたと考えております。
2022年3月期(今期)も、増収増益を目指します。AUMを2026年までの5年間で従来の高いパフォーマンスを維持しながら、前期末の2倍の3兆円に増加させることを当面の目標といたします。これまで作り上げてきた投資会社としてのハイブリッド型収益モデルは、スパークスの厚い人財力、投資力の2本柱を軸にさらに成長させる所存です。また、AUMのさらなる成長を目指しながらスパークスのファンドビジネスを強化するため、DXの利用を前提に、成長領域であるエネルギー、医療・介護、金融、量子コンピュータなどの領域へさらに積極的に種を撒いて大きく育てていきたいと思います。
「世界で最も信頼尊敬されるインベストメントカンパニーになる」という創業当初の志を持ちながら、投資家の皆様に支持される会社であり続けられるよう努力精進してまいります。
株主の皆様には、今後も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
