株主の皆さまにおかれましては、平素よりJR東日本グループの経営に格別のご高配を賜り、心より御礼申しあげます。

2023年３月期については、コロナの影響により大きく落ち込んだご利用が回復してくる中、グループ一体となって収益・利益の確保に全力をあげた結果、３期ぶりに黒字を計上することができました。これをステップとして、2024年３月期は経営のトッププライオリティである「安全」を前提に、新しい時代へモードチェンジをはかる一年と位置づけています。「ポストコロナ」と「インバウンド」をキーワードに、攻めの姿勢でさらなる価値創造に取り組むとともに、大胆な構造改革による経営体質の強化、社員一人ひとりの働きがいの向上を引き続き全力で進めます。「ヒト起点」に立ったサービスをグループトータルで継ぎ目なく提供することにより、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げた方針をより高いレベル、より早いスピードで実現し、サステナブルに社会に貢献してまいります。

今後も当社グループ一体となって、お客さまや地域の皆さまのご期待に応え、しっかりと株主還元することで皆さまのご負託に応えてまいります。何とぞ一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。