ごあいさつ

Tomorrow, Together
パートナーの皆さまと5G時代における新たな価値を創造し、
社会とともに持続的な成長を目指してまいります。

株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

ここに、第36期定時株主総会招集ご通知をお届けいたします。

新型コロナウイルス感染症により、亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方、不安で辛い日々を過ごされているすべての皆さまに心からお見舞い申し上げます。

また、感染拡大防止にご尽力されている皆さまには深く感謝申し上げます。

第36期(2019年度)は、中期経営計画の初年度として、通信サービスを中心に、成長事業を拡大していくことで、事業戦略の核となる「通信とライフデザインの融合」をより一層推し進めてまいりました。

業績面におきましては期初予想の営業利益1兆200億円及び配当性向40%超を達成いたしました。

これも、株主の皆さまのご理解、ご支援をいただいたおかげであり、厚くお礼申し上げます。

当社は発足以来、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献することを企業理念として掲げてまいりました。重要なライフラインを担う通信事業者の使命として、強靭で高品質な通信の維持に努め、「ずっと、もっと、つなぐぞ。au」をスローガンに、どんなときでもつながり続ける通信サービスの提供を目指しています。

また、本年3月、第5世代移動通信サービス「au 5G」の提供を開始しました。さまざまな業界のパートナー企業とともに、5G時代ならではの新しい体験価値とビジネスの創造を進めてまいります。

激甚化する大規模災害への対応・通信基盤の強靱化や地方・都市の持続的な発展など、あらゆる社会課題に対して、通信が溶け込む時代におけるKDDIの使命「つなぐ」役割は、ますます重要になっていきます。当社が、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめて、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action」を新たに策定しました。5GやIoTなどを活用しながら、「命をつなぐ」、「暮らしをつなぐ」、「心をつなぐ」で、社会の持続的な成長に貢献してまいります。

株主の皆さまにおかれましては、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
髙橋 誠