現行定款の一部を以下のとおり変更いたしたいと存じます。

1 提案の理由

• (1) 当社が2022年３月29日付で持分法適用関連会社の日本道路株式会社を連結子会社としたことに伴い、同社の事業内容に合わせ、定款第２条（目的）を一部変更するとともに、号文の新設に伴う号数の繰り下げを行うものであります。
• (2) 「産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律」（令和３年法律第70号）が成立し、新たに上場会社においては、定款に定めることにより一定の条件のもと、場所の定めのない株主総会（物理的な会場を設けず、インターネット等の通信手段を用いて株主や取締役等が出席する株主総会。いわゆるバーチャルオンリー株主総会。）の開催が可能となりました。当社といたしましては、感染症拡大や自然災害の発生等により、場所を定めた株主総会を開催することが、株主の健康や安全の確保等の利益にも照らして適切でないと取締役会が判断したときは、場所の定めのない株主総会を開催することができるよう、定款第13条（招集）の変更を行うものであります。
• (3) 「会社法の一部を改正する法律」（令和元年法律第70号）により、株主総会資料の電子提供制度が新設され、同制度を定める改正会社法の規定が2022年９月１日に施行されることから、同制度の導入に備えるため、次のとおり定款を変更するものであります。
  • ①　変更案第17条第１項は、株主総会参考書類等の株主総会資料の内容である情報について、電子提供措置をとる旨を新たに定めるものであります。
  • ②　変更案第17条第２項は、株主総会資料に関し改正会社法に基づく書面交付請求をした株主に交付する書面について、その記載事項の範囲を限定するための規定を設けるものであります。
  • ③　現行会社法に基づく株主総会参考書類等のインターネット開示とみなし提供に関する現行定款第17条は不要となるため、これを削除するものであります。
  • ④　上記の新設・削除に伴い、効力発生日等に関する附則を設けるものであります。