第4号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)に対する報酬額改定の件

当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の基本報酬および賞与を含む年額の報酬額は、2021年6月25日開催の第119回定時株主総会において年額1,100百万円以内(うち社外取締役分年額110百万円以内とし、社外取締役はその役割および独立性の観点から賞与の支給対象外とする。)と決議いただき、その範囲内で支給額を決定しております。
本議案は、今後の事業拡大に備え、また人材確保に必要な報酬水準および増員の可能性を考慮し、報酬額の改定に係る承認をお願いするものであります。その金額は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数、経済環境や市場動向、他社水準等も考慮し、基本報酬および賞与を含め年額1,300百万円以内(うち社外取締役分年額131百万円以内とし、社外取締役はその役割および独立性の観点から賞与の支給対象外とする。)とさせていただきたいと存じます。また、当該報酬額には、従来どおり使用人兼務取締役の使用人分給与は含まないものといたしたいと存じます。
当社は、取締役の報酬を決定するにあたっての基本方針として、次の4点を挙げております。

  • 当社の持続的成長と企業価値の向上に資するものであり、株主の皆様との価値共有を図るものであること
  • 経済環境や市場動向、他社水準等を考慮のうえ、優秀な人材を確保・維持するのに必要かつ適切な報酬水準であること
  • 会社および各人の業績を反映のうえ、職責・役位に応じた報酬金額であること
  • 決定にあたってのプロセスが客観性・公平性・透明性の高いものであること

当該報酬額は、経済環境や市場動向を考慮し、他社水準等と比較して妥当であるとともに、優秀な人材を確保・維持するのに必要かつ適切な水準であり、当該基本方針と照らして相当であると考えております。また、指名・報酬委員会からもその旨の答申を受けております。
現在の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は8名(うち社外取締役2名。)であり、本議案に係る取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は、第3号議案「取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名選任の件」が原案どおり承認可決されますと、9名(うち社外取締役3名。)となります。
なお、本議案に関しまして、監査等委員会からは特段の指摘すべき事項はありません。