第1号議案 剰余金の処分の件
剰余金の処分につきましては、以下のとおりといたしたいと存じます。
期末配当に関する事項
当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要施策と位置づけており、当社グループの競争力を一層強化し、財務面での健全性を維持しながら、継続した配当の実施と企業価値の向上を実現していくことを目指しております。具体的には、長期的に安定した配当を維持するとともに資本コストを意識し、安定的な配当額としてDOE(純資産配当率)2%をベースに、総還元性向50%以上を目標に株主還元を実施することを基本方針としております。
第19期の配当金につきましては、当事業年度の業績を勘案いたしまして、期末配当については、ベース配当10円に業績連動配当40円を加え、1株につき50円とさせていただきたいと存じます。
なお、2023年12月8日に、1株につき10円の中間配当を実施しておりますので、年間配当金は1株につき60円となります。
当事業年度においては、保有資産の有効活用により資本効率の向上をはかるとともに、環境変化に対応し株主還元を含めた機動的な資本政策を実行することを目的に、当事業年度第4四半期に自己株式の取得を行いました。取得した自己株式の総数は6,000,000株、株式取得価額の総額は17,237百万円となり、配当および本自己株式取得を踏まえた総還元性向は55.7%となります。