第1号議案 取締役10名選任の件

現任の取締役全員(10名)は、定款の規定により本総会終結の時をもって任期が満了となりますので、取締役10名の選任をお願いするものであります。本議案が原案通り承認可決された場合、当社取締役10名のうち6名が社外取締役となります。

取締役の過半数を社外取締役とすることで、経営への監督機能をより一層高め、コーポレート・ガバナンスの更なる強化を図ってまいります。取締役候補者は、次の通りであります。

(取締役選任基準の詳細は本冊子21頁をご参照ください)

  • 國分( こくぶ ) 文也( ふみや )
    再任
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    生年月日 1952年10月6日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    12年
    保有株式数 303,514株
    潜在保有株式数 200,500株
    合計 504,014株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1975年4月
    当社へ入社
    2005年4月
    執行役員
    2008年4月
    常務執行役員
    2008年6月
    取締役常務執行役員
    2010年4月
    専務執行役員
    2012年4月
    副社長執行役員
    2012年6月
    取締役副社長執行役員
    2013年4月
    取締役 社長
    2019年4月
    取締役会長(現職)
    重要な兼職の状況 大成建設株式会社取締役、
    本田技研工業株式会社取締役
    取締役候補者とした理由等 同氏は、入社以来、主にエネルギー関連業務に従事し、2013年4月より2019年3月までの6年間、取締役 社長として優れた経営手腕を発揮し当社の成長に大きく貢献しました。2019年4月の取締役会長就任後は、対外活動に加え、卓越した専門知識、当社における豊富な業務経験と実績、総合商社のグローバルな経営全般に関する知見を活かして、当社の取締役会運営に寄与しています。2023年度も、代表権・業務執行権限を有しない立場から、取締役会の議長として全てのステークホルダーを意識し経営の監督を行いました。
    これらを考慮し、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き取締役候補者に定めました。
  • 柿木( かきのき ) 真澄( ますみ )
    再任
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    生年月日 1957年4月23日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    6年
    保有株式数 324,465株
    潜在保有株式数 63,700株
    合計 388,165株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1980年4月
    当社へ入社
    2010年4月
    執行役員
    2013年4月
    常務執行役員
    2013年6月
    取締役常務執行役員
    2014年4月
    常務執行役員
    2017年4月
    専務執行役員
    2018年4月
    副社長執行役員
    2018年6月
    取締役副社長執行役員
    2019年4月
    取締役 社長(現職)
    取締役候補者とした理由等 同氏は、入社以来、主に電力・機械関連業務に従事し、2019年4月より取締役 社長を務めております。卓越した専門知識、当社における豊富な業務経験と実績、総合商社のグローバルな経営全般、加えて取締役として充分な実績を有しております。2023年度は丸紅グループの在り姿である『Global crossvalue platform』の実現、さらに中期経営戦略GC2024に掲げる2つの基本方針である「既存事業の強化と新たなビジネスモデル創出の重層的な追求」及び「グリーン戦略」の実践を主導し、意思決定や業務執行に対する監督等、取締役として適切な役割を果たしました。
    グローバルな事業経験を活かし優れた経営手腕を発揮できるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き取締役候補者に定めました。
      潜在保有株式とは、株式報酬型ストックオプション及び時価総額条件付株式報酬型ストックオプションとしての新株予約権の未行使分であります。
  • 寺川( てらかわ ) ( あきら )
    再任
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    生年月日 1958年2月8日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    3年
    保有株式数 122,635株
    潜在保有株式数 122,700株
    合計 245,335株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1981年4月
    当社へ入社
    2010年4月
    執行役員
    2013年4月
    常務執行役員
    2014年6月
    取締役常務執行役員
    2016年6月
    常務執行役員
    2018年4月
    専務執行役員
    2020年4月
    副社長執行役員
    2021年6月
    取締役副社長執行役員(現職)
    取締役候補者とした理由等 同氏は、入社以来、主に化学品関連業務に従事し、CSO、素材グループCEO、食料・アグリ・化学品グループCEO、生活産業グループCEO等を歴任、2020年4月より副社長執行役員を務め、総合商社のグローバルな経営全般に関する知見と当社における豊富な業務経験を活かして当社の事業拡大に貢献してまいりました。2023年度は取締役 副社長執行役員として意思決定や業務執行に対する監督等、取締役として適切な役割を果たしました。
    これらの経験や見識を活かして当社取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き取締役候補者に定めました。
      (注)
      「CSO」は、経営企画部、グローバル総括部及びサステナビリティ推進部の担当役員であります。
  • 古谷( ふるや ) 孝之( たかゆき )
    再任
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    生年月日 1964年8月16日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    4年
    保有株式数 130,662株
    潜在保有株式数 0株
    合計 130,662株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1987年4月
    当社へ入社
    2018年4月
    執行役員
    2020年4月
    常務執行役員
    2020年6月
    取締役
    常務執行役員
    2023年4月
    取締役
    専務執行役員
    2024年4月
    取締役専務執行役員、
    CFO、
    IR・格付担当役員、
    投融資委員会委員長(現職)
    取締役候補者とした理由等 同氏は、入社以来、主に財務・経理関連業務に従事し、2020年4月よりCFO、IR・格付担当役員、投融資委員会委員長等を務めております。卓越した専門知識、当社における豊富な業務経験と実績、総合商社のグローバルな経営全般に関する知見を活かした意思決定や業務執行に対する監督等、2023年度も取締役として適切な役割を果たしました。
    これらの経験や見識を活かして当社取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き取締役候補者に定めました。
      (注)
      「CFO」は、経理部、営業経理部、財務部及びIR・SR部の担当役員であります。
  • ( おきな ) 百合( ゆり )
    再任
    社外取締役
    独立役員
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    生年月日 1960年3月25日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    7年
    保有株式数 0株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1984年4月
    日本銀行入行
    1992年4月
    株式会社日本総合研究所入社
    1994年4月
    同社主任研究員
    2000年7月
    同社主席研究員
    2006年6月
    同社理事
    2008年6月
    日本郵船株式会社取締役
    2013年6月
    株式会社セブン銀行取締役
    2014年3月
    株式会社ブリヂストン取締役(現職)
    2014年6月
    株式会社日本総合研究所副理事長
    2017年6月
    当社取締役(現職)
    2018年4月
    株式会社日本総合研究所理事長(現職)
    重要な兼職の状況 株式会社日本総合研究所理事長、
    株式会社ブリヂストン取締役
    社外取締役候補者に関する特記事項
    独立役員の届出について
    同氏は、現在及び過去において当社との間で人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係はなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定し、届け出ており、本総会において同氏の再任が承認された場合、同氏を引き続き独立役員として指定する予定であります。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、長年に亘るシンクタンクにおける経済及び金融情勢に関する研究活動を通じて培われた高い見識や、様々な企業での社外役員としての経験に加え、産業構造審議会委員・金融審議会委員・政府税制調査会会長など政府委員としての幅広い活動に基づく経験を有しており、専門的かつ多角的な視点から、取締役会において積極的にご発言いただく等、当社の社外取締役として経営への助言や業務執行に対する監督を適切に行っていただいております。また、指名委員会の委員長として当社の経営の健全性・透明性・実効性を高めるために議論をリードしていただきました。
    同氏には、引き続き、上記の役割を果たしていただけるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。
  • 木寺( きてら ) 昌人( まさと )
    再任
    社外取締役
    独立役員
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    生年月日 1952年10月10日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    4年
    保有株式数 0株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1976年4月
    外務省入省
    1993年4月
    経済協力局無償資金協力課長
    1995年7月
    内閣官房長官秘書官
    1997年7月
    在タイ日本国大使館 公使
    2000年5月
    大臣官房会計課長
    2001年3月
    大臣官房
    2001年5月
    在フランス日本国大使館 公使
    2002年3月
    在ジュネーブ国際機関日本政府代表部 公使
    2005年9月
    大臣官房審議官 兼 経済局
    2006年8月
    大臣官房審議官 兼 総合外交政策局 大使
    2008年1月
    中東アフリカ局アフリカ審議官 兼 第四回アフリカ開発会議事務局長
    2008年7月
    国際協力局長
    2010年1月
    大臣官房長
    2012年9月
    内閣官房副長官補
    2012年11月
    特命全権大使 中華人民共和国駐箚
    2016年4月
    特命全権大使 フランス国駐箚
    2016年6月
    特命全権大使 フランス国駐箚 兼 アンドラ国、モナコ国駐箚(2019年12月退官)
    2020年6月
    当社取締役(現職)
    日本製鉄株式会社取締役(現職、2022年6月からは取締役監査等委員)
    2021年3月
    日本たばこ産業株式会社取締役(現職)
    重要な兼職の状況 日本製鉄株式会社取締役監査等委員、
    日本たばこ産業株式会社取締役
    社外取締役候補者に関する特記事項
    • (1) 独立役員の届出について
      同氏は、現在及び過去において当社との間で人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係はなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定し、届け出ており、本総会において同氏の再任が承認された場合、同氏を引き続き独立役員として指定する予定であります。
    (2) 同氏は、2024年6月開催の日本製鉄株式会社の定時株主総会終結の時をもって同社取締役監査等委員を退任する予定であります。
    (3) 同氏は、2020年6月より日本製鉄株式会社取締役(2022年6月からは取締役監査等委員)に在任しておりますが、同社の東日本製鉄所君津地区において、着色水の構外流出、排水口での排水基準超過、水質測定データにおける不適切な取扱いがあったとして、2023年8月に千葉県、木更津市、君津市及び富津市から指導文書の交付を受けました。同氏は、上記事案の発生が判明するまでかかる各事実を認識しておりませんでしたが、日頃から取締役会等において、法令遵守の視点に立った指摘、提言を行うなど、その職責を果たしておりました。また、上記各事実の判明後は、事案発生の要因、事前・事後対応の妥当性、再発防止措置等の事項に関する評価及び提言に努めております。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、外務省を中心に官界において要職を歴任され、外交を通じて培われた豊富な国際経験と国際情勢等に関する高い見識を有しており、また当社の経営において不可欠である、多様性に対する深い理解と豊富な経験を有しております。激動する世界情勢を踏まえ、客観的・専門的な視点から、取締役会において積極的にご発言いただく等、当社の社外取締役として経営への助言や業務執行に対する監督を適切に行っていただいております。さらに、ガバナンス・報酬委員会の委員として、当社の経営の健全性・透明性・実効性を高めるために積極的に意見を述べていただきました。
    同氏には、引き続き、上記の役割を果たしていただけるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。
  • 石塚( いしづか ) 茂樹( しげき )
    再任
    社外取締役
    独立役員
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    生年月日 1958年11月14日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    3年
    保有株式数 0株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1981年4月
    ソニー株式会社入社
    2004年8月
    ソニーイーエムシーエス株式会社執行役員常務
    2007年6月
    ソニー株式会社業務執行役員SVP
    2015年4月
    同社執行役EVP
    2017年4月
    ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社代表取締役社長
    2018年6月
    ソニー株式会社専務
    2020年4月
    ソニーエレクトロニクス株式会社代表取締役社長 兼 CEO
    2020年6月
    ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)代表執行役副会長
    2021年4月
    ソニー株式会社取締役
    2021年6月
    当社取締役(現職)
    2022年6月
    ソニーグループ株式会社副会長
    2023年6月
    株式会社LIXIL取締役(現職)
    重要な兼職の状況 株式会社LIXIL取締役
    社外取締役候補者に関する特記事項
    • (1) 独立役員の届出について
      同氏と当社との間の人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係は、一般株主の利益に相反するおそれがなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定し、届け出ており、本総会において同氏の再任が承認された場合、同氏を引き続き独立役員として指定する予定であります。
    • (2) 独立役員の属性情報について
      同氏は、ソニーグループ株式会社(旧 ソニー株式会社)、旧 ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社及び旧 ソニーエレクトロニクス株式会社(両社は、現 ソニー株式会社に統合)の業務執行者でした。当社と各社との間では、2020年度から2022年度までの3事業年度の間、取引はありません。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、国際的企業において長きに亘る企業経営の経験を通して培われた高い見識を有しており、また、技術・開発エンジニア出身として、当社の経営において不可欠であるデジタル・IT分野に対する深い理解・経験を有しております。同氏には、激動する世界情勢を踏まえ、客観的・専門的な視点から、取締役会において積極的にご発言いただく等、当社の社外取締役として経営への助言や業務執行に対する監督を適切に行っていただいております。さらに、指名委員会の委員として当社の経営の健全性・透明性・実効性を高めるため、積極的に意見を述べていただきました。
    同氏には、引き続き、上記の役割を果たしていただけるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。
  • 安藤( あんどう ) 久佳( ひさよし )
    再任
    社外取締役
    独立役員
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    生年月日 1960年4月24日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    2年
    保有株式数 0株
    取締役会への出席状況 100%
    (15回/15回)
    略歴 1983年4月
    通商産業省入省
    2005年7月
    経済産業省製造産業局鉄鋼課長
    2007年7月
    同省資源エネルギー庁長官官房総合政策課長
    2008年7月
    同省経済産業政策局経済産業政策課長
    2008年12月
    同省大臣官房総務課長
    2009年9月
    内閣総理大臣秘書官
    2010年7月
    経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部長
    2013年6月
    同省関東経済産業局長
    2015年7月
    同省商務情報政策局長
    2017年7月
    同省中小企業庁長官
    2019年7月
    同省経済産業事務次官(2021年7月退官)
    2021年12月
    日本生命保険相互会社特別顧問
    2022年5月
    株式会社ニトリホールディングス取締役監査等委員(現職)
    2022年6月
    当社取締役(現職)
    2023年6月
    東京中小企業投資育成株式会社代表取締役 社長(現職)
    重要な兼職の状況 東京中小企業投資育成株式会社代表取締役 社長、
    株式会社ニトリホールディングス取締役監査等委員
    社外取締役候補者に関する特記事項
    • (1) 独立役員の届出について
      同氏と当社との間の人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係は、一般株主の利益に相反するおそれがなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定し、届け出ており、本総会において同氏の再任が承認された場合、同氏を引き続き独立役員として指定する予定であります。
    • (2) 独立役員の属性情報について
      同氏は、東京中小企業投資育成株式会社の業務執行者であります。当社と同社との取引はありません。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、官界において要職を歴任し、国内外の幅広い経済・産業・政治動向に関する高い見識を有しております。同氏には、激動する世界情勢を踏まえ、客観的・専門的な視点から、取締役会において積極的にご発言いただく等、当社の社外取締役として経営への助言や業務執行に関する監督を適切に行っていただいております。さらに、ガバナンス・報酬委員会の委員として、当社の経営の健全性・透明性・実効性を高めるために積極的に意見を述べていただきました。
    同氏には、引き続き、上記の役割を果たしていただけるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。
  • 波多野( はたの ) 睦子( むつこ )
    再任
    社外取締役
    独立役員
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1960年10月1日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    1年
    保有株式数 0株
    取締役会への出席状況 100%
    (12回/12回)
    略歴 1983年4月
    株式会社日立製作所入社
    1997年9月
    米国カリフォルニア州立大学バークレー校(UCB)客員研究員
    2005年4月
    株式会社日立製作所中央研究所主管研究員
    2010年7月
    東京工業大学大学院理工学研究科教授
    2014年10月
    日本学術会議会員
    2016年4月
    東京工業大学工学院電気電子系教授(改組)(現職)
    2016年6月
    株式会社リコー取締役
    2020年3月
    公益社団法人応用物理学会代表理事・会長
    2020年10月
    日本学術会議連携会員(現職)
    2022年3月
    東京工業大学学長特別補佐(現職)
    内閣府総合科学技術・イノベーション会議 非常勤議員(現職)
    2022年4月
    公益社団法人応用物理学会監事
    2023年6月
    当社取締役(現職)
    重要な兼職の状況 東京工業大学工学院電気電子系教授
    社外取締役候補者に関する特記事項
    • (1) 独立役員の届出について
      同氏と当社との間の人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係は、一般株主の利益に相反するおそれがなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定し、届け出ており、本総会において同氏の再任が承認された場合、同氏を引き続き独立役員として指定する予定であります。
    • (2) 独立役員の属性情報について
      同氏は、国立大学法人東京工業大学学長特別補佐及び同大学工学院電気電子系教授であります。当社と同大学との間では、2020年度から2022年度までの3事業年度の間、取引はありません。
      また、同氏は、公益社団法人応用物理学会代表理事・会長でしたが、当社と同法人との取引はありません。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、大手メーカーの研究開発に従事後、日本を代表する大学の工学院電気電子系教授として量子関連の研究に取り組んでいる一方、国際的企業の社外取締役として取締役会議長も務めた経験を有するなど、当社の経営にとって不可欠な科学技術、コーポレート・ガバナンス分野において高い見識を有しております。同氏には、激動する世界情勢を踏まえ、客観的・専門的な視点から、取締役会において積極的にご発言いただく等、当社の社外取締役として経営への助言や業務執行に対する監督を適切に行っていただいております。さらに、指名委員会の委員として当社の経営の健全性・透明性・実効性を高めるため、積極的に意見を述べていただきました。
    同氏には、引き続き、上記の役割を果たしていただけるものと判断したことより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を引き続き社外取締役候補者に定めました。
      2023年6月23日の取締役就任以降の状況を記載しています。
  • ( みなみ ) 壮一郎( そういちろう )
    新任
    社外取締役
    独立役員
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    生年月日 1976年6月15日生
    在任年数
    (本総会終結時)
    保有株式数 0株
    略歴 1999年7月
    モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター・ジャパン・リミテッド(現 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)入社
    2001年1月
    パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社(現 PCCW Limited)入社
    2004年9月
    株式会社楽天野球団入社
    2007年8月
    株式会社ビズリーチ設立代表取締役社長
    2010年10月
    株式会社ルクサ(現 auコマース&ライフ株式会社)代表取締役
    2017年12月
    ビズリーチ・トレーディング株式会社(現 株式会社スタンバイ)代表取締役社長(現職)
    2020年2月
    ビジョナル株式会社代表取締役社長(現職)
    重要な兼職の状況 株式会社スタンバイ代表取締役社長、
    ビジョナル株式会社代表取締役社長
    社外取締役候補者に関する特記事項
    • (1) 独立役員の届出について
      同氏と当社との間の人的関係、取引関係、資本関係等における利害関係は、一般株主の利益に相反するおそれがなく、「当社の社外役員の独立性に関する基準・方針」(本冊子21頁ご参照)を充足します。このため、当社は、本総会において同氏の選任が承認された場合、同氏を当社が上場している金融商品取引所である株式会社東京証券取引所の定める独立役員として指定する予定であります。
    • (2) 独立役員の属性情報について
      同氏は、株式会社スタンバイ及びビジョナル株式会社の業務執行者であります。当社と両社との取引はありません。
      また、同氏は、株式会社ビズリーチ及び旧 株式会社ルクサ(現 auコマース&ライフ株式会社)の業務執行者でした。当社と株式会社ビズリーチとの間では、当社から同社への業務委託等の取引関係がありますが、2020年度から2022年度までの3事業年度の同社の当社に対する売上高は、同事業年度期間中の当社連結収益の0.0001%で僅少であり、同事業年度期間中の当社の同社に対する売上高はありません。当社と旧 株式会社ルクサ(現 auコマース&ライフ株式会社)との取引はありません。
    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要等
    同氏は、外資系証券会社を経て、新設プロ野球団の立ち上げに従事、2007年に大手会員制転職サイトを開設・起業、2020年より同社のホールディングカンパニー代表取締役社長を務めています。起業から事業拡大・多角化を進め、成長軌道に乗せたのちグループ経営体制への移行をリードするなど、長年にわたりトップとして優れた経営手腕を発揮しています。
    同氏は自ら起業して企業を成長させる経営全般の豊富な経験と実績に加えて、当社の成長に不可欠な人財戦略及びDX推進に関する専門的知見を有しており、実践的な視点から当社の経営への助言、業務執行に対する監督を行っていただくことが期待できることより、指名委員会の答申を踏まえて、取締役会が同氏を新たに社外取締役候補者に定めました。
(注)
  • 候補者と当社との間には、いずれも特別の利害関係はありません。
  • 取締役の選任については、当社定款第17条の規定により累積投票によらないことになっております。
  • 取締役(業務執行取締役等であるものを除く)候補者との責任限定契約について
    当社は、國分文也氏、翁百合氏、木寺昌人氏、石塚茂樹氏、安藤久佳氏及び波多野睦子氏との間で、会社法第423条第1項に定める損害賠償責任について、その職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項各号に定める額の合計額を限度とする契約を締結しております。本議案をご承認いただいた場合、当社は、各氏との間で当該責任限定契約を継続し、新任の南壮一郎氏とも当該責任限定契約を締結する予定であります。
  • 取締役候補者との補償契約について
    当社は、新任の南壮一郎氏を除く各候補者との間で、会社法第430条の2第1項の規定に基づき、同項第1号の費用及び同項第2号の損失を法令の定める範囲内において当社が補償する旨の契約を締結しております。本議案をご承認いただいた場合、当社は、各氏との間で当該補償契約を継続し、新任の南壮一郎氏とも当該補償契約を締結する予定であります。
  • 役員等賠償責任保険契約について
    当社は、保険会社との間で、当社の取締役、監査役及び執行役員(以下、役員等)を被保険者とする会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。当該保険契約では、被保険者が役員等の地位に基づき行った行為(不作為を含みます)に起因して保険期間中に被保険者に対して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や訴訟費用等が填補されることとなり、被保険者の全ての保険料を当社が全額負担することとしております。ただし、被保険者による犯罪行為等に起因する損害については填補されない等の免責事由があります。各候補者は、当該保険契約の被保険者に含められることとなります。また、次回更新時には同内容での更新を予定しております。