第3号議案 監査等委員である取締役1名選任の件
業務執行全般の監査・監督体制の強化充実を図るため、監査等委員である取締役を1名増員することといたしたく、監査等委員である取締役1名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、本議案に関しましては、監査等委員会の同意を得ております。
候補者は、次のとおりであります。
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天谷 知子新任独立社外略歴を開く閉じる
生年月日 1963年6月8日生 所有する当社の株式の数 ― 略歴、地位および担当ならびに重要な兼職の状況 1986年4月 大蔵省入省2015年7月金融庁総務企画局審議官2017年7月同庁証券取引等監視委員会事務局次長2019年7月同庁総合政策局審議官2020年4月同庁総合政策局国際総括官2021年7月同庁金融国際審議官2023年7月同庁退職重要な兼職の状況
株式会社農林中金総合研究所エグゼクティブアドバイザー
川崎重工業株式会社社外取締役(監査等委員) ※2024年6月就任予定監査等委員である社外取締役候補者とした理由および期待される役割 天谷知子氏は、金融庁において要職を歴任するなど、業務執行の監査に求められる判断力、識見などを有していることから監査等委員である取締役として適任であり、同氏が選任された場合は、これまでの豊かな知見と知識、特にファイナンスやグローバル分野における経験を活かし、監査等委員として業務執行全般の監査・監督に当たっていただく予定であります。 独立性に関する事項 天谷知子氏は、当社が定める「社外役員の独立性に関する基準」を充たしており、当社は、同氏の選任が承認された場合、同氏を上場証券取引所の定める独立役員に指定する予定であります。
なお、同氏の出身元の金融庁と当社の間には、直前3事業年度において、開示すべき関係はありません。
- 1 候補者と当社の間には、特別の利害関係はありません。
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2 天谷知子氏は、社外取締役の候補者であります。
同氏は会社経営に関与したことはありませんが、上記「監査等委員である社外取締役候補者とした理由」により、社外取締役としての職務を適切に遂行できると判断いたしました。 - 3 当社は、天谷知子氏の選任が承認された場合、同氏との間に、法令が規定する額を限度額とする、会社法第423条第1項の責任を限定する契約を締結する予定であります。
- 4 当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、第三者訴訟、株主代表訴訟等により、当社取締役を含む被保険者が負担することとなった争訟費用および損害賠償金等を当該保険契約によって填補することとしております。ただし、当社が被保険者に対して損害賠償責任を追及する場合を除きます。なお、保険料は当社が全額負担のうえ、1年毎に契約更新しております。天谷知子氏が取締役に選任され就任した場合は、当該保険契約の被保険者となります。
(ご参考)
本総会後の取締役会構成(予定)と特に期待する分野【スキル・マトリックス】
各取締役の有するスキルや専門性、経験を踏まえ、「特に期待する分野」(上段)とその分野におけるフォーカスポイント(下段)は以下のとおりであります。

- (注)上記一覧表は、各取締役の有する専門性や経験のすべてを表すものではありません。
(ご参考)
当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、究極の安全によるお客さまからの信頼の向上およびすべての人の心豊かな生活の実現に向けた経営課題に対して、透明、公正および迅速果断な意思決定を行っていくとともに、株主の皆さま、お客さま、地域社会、取引先、債権者の皆さまおよび当社グループで働く社員等をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努め、事業の持続的な成長および中長期的な企業価値の向上をめざします。
なお、当社は、コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方および具体的な取組みを示すものとして、取締役会決議により「東日本旅客鉄道株式会社コーポレートガバナンス・ガイドライン」を定め、当社ウェブサイト(https://www.jreast.co.jp/company/governance/)に掲出しております。取締役候補者の選任に関する方針と手続および社外役員の独立性に関する基準につきましても、同ガイドラインをご参照ください。
コーポレート・ガバナンス概念図(2024年4月現在)
