議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名選任の件
取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本議案において同じ。)全員(2名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、取締役4名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、取締役候補者の選定にあたっては、独立社外取締役がメンバーの過半数を占める指名報酬委員会の答申を経ております。
取締役候補者は、次のとおりであります。
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1
鎌田信夫
所有する当社の株式数 385,000株 略歴、当社における地位及び担当 (重要な兼職の状況) - 1972年4月
- 東京工業大学応用物理、電磁物性研究室研究員
- 1973年9月
- インテルジャパン株式会社(現インテル株式会社)入社
- 1979年3月
- 当社設立 代表取締役社長
(現在に至る) - 1982年12月
- 九州工業大学 非常勤講師
- (重要な兼職の状況)
- 有限会社 Zen-Noboks 取締役
- 索利通網絡系統(上海)有限公司 董事長
選任理由 鎌田信夫氏を取締役候補者とした理由は、当社の創立より代表取締役社長として強力なリーダーシップにより経営戦略を推進し、今後も当社の継続的な発展に貢献できるものと判断し、引き続き取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
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2
鎌田理
所有する当社の株式数 70,000株 略歴、当社における地位及び担当 (重要な兼職の状況) - 1994年4月
- 日本オラクル株式会社入社
- 2008年12月
- 同社 オラクルダイレクト テクニカルサービス部 シニアディレクター
- 2018年6月
- 同社 オラクルデジタルソリューション第一部 シニアディレクター
- 2019年3月
- 当社非常勤取締役
- 2021年3月
- 当社入社 取締役(現任)
ITセキュリティ営業統括本部長 - 2022年4月
- ITセキュリティ事業部長(現任)
(現在に至る)
選任理由 鎌田理氏を取締役候補者とした理由は、長年にわたりIT事業に従事し豊富な経験・実績・見識を有することから、当社の事業経営についての提言を期待しているためです。今後も当社の事業経営を推進し、継続的な発展に貢献できるものと判断し、引き続き取締役候補者としております。 略歴を開く閉じる
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3
中谷昇
※
所有する当社の株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当 (重要な兼職の状況) - 2007年7月
- INTERPOL(国際刑事警察機構)経済ハイテク犯罪課長
- 2008年9月
- INTERPOL情報システム・技術局長
- 2012年4月
- INTERPOL Global Complex for Innovation (IGCI)総局長
- 2019年4月
- ヤフー株式会社 執行役員
- 2019年6月
- 日本IT団体連盟 常務理事(現任)
- 2019年7月
- 日本サイバー犯罪対策センター理事(現任)
- 2019年10月
- Zホールディングス株式会社 執行役員
- 2020年6月
- 株式会社ラック社外取締役(現任)
- 2020年10月
- Zホールディングス株式会社 常務執行役員(現任)
(現在に至る) - (重要な兼職の状況)
- Zホールディングス株式会社 常務執行役員
- 株式会社ラック社外取締役
選任理由及び期待される役割 中谷昇氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏の法執行機関時代のサイバー犯罪対策に取り組む豊富な国際経験、及び先端技術の動向を踏まえた経営判断は、当該知見を活かして取締役の職務執行に対する監督、助言等いただくことを期待したためであります。 略歴を開く閉じる
-
4
三角育生
※
所有する当社の株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当 (重要な兼職の状況) - 2005年6月
- (独)情報処理推進機構セキュリティセンター長
- 2007年6月
- 経済産業省商務情報政局情報セキュリティ政室長
- 2009年7月
- 経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易審査課長
- 2012年6月
- 内閣官房内閣参事官(内閣サイバーセキュリティセンター等)
- 2016年6月
- 内閣官房内閣審議官(NISC副センター長)
- 2018年8月
- 経済産業省サイバーセキュリティ・情報化審議官
- 2020年11月
- (一財)高度技術社会推進協会調査役(東京都)
- 2021年9月
- デジタル庁セキュリティストラテジスト
(非常勤)(現任) - 2022年4月
- 東海大学情報通信学部教授・学部長(現任)
(現在に至る)
選任理由及び期待される役割 三角育生氏を社外取締役候補者とした理由は、同氏が日本政府における長年のサイバーセキュリティ政策に関する豊富な知見を有しており、当該知見を活かして専門的な観点から取締役の職務執行に対する監督、助言等いただくことを期待したためであります。
なお、同氏は会社の経営に関与された経験はありませんが、上記の理由により、社外取締役として、その職務を適切に遂行できるものと判断しております。略歴を開く閉じる
(注)
1. 鎌田理氏は、当社代表取締役社長鎌田信夫氏の二親等以内の親族であります。
2. ※印の2名は、両名とも新任の社外取締役候補者であります。
3. 候補者4名と当社との間には、特別の利害関係はありません。
4. 中谷昇氏と三角育生氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結する予定であります。なお、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、同法第425条第1項に定める最低責任限度額といたします。
5. 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を保険会社との間で締結し、当該保険により、損害賠償請求がなされた場合に被保険者が負担することになる損害賠償金及び争訟費用を支払限度額500百万円の範囲内において塡補することとしております。各候補者が取締役に選任され就任した場合は、当該保険契約の被保険者となります。
また、当該保険契約は次回更新時においても同内容での更新を予定しております。
6. 中谷昇氏、三角育生氏は東京証券取引所の定める独立役員の要件を満たしており、両氏の選任が承認された場合には、独立役員として指定する予定であります。
[ご参考]
取締役候補者および取締役(監査等委員)の専門性と経験
[スキル・マトリックス]