第4号議案 監査等委員である取締役5名選任の件
本総会終結の時をもって、当社の監査等委員である取締役4名全員が任期満了となります。つきましては、監査等委員会の監査・監督体制を強化するため、新たに1名を増員し、監査等委員である取締役5名の選任をお願い致したいと存じます。
なお、当社では監査等委員である取締役については、優れた人格及び見識を有するとともに、取締役の職務執行の監査を的確、公正かつ効率的に遂行できる知識及び経験を有する適任者を候補者として選定する方針としています。この方針に基づき、社長執行役員が候補者を起案し、その妥当性について過半数が独立社外取締役で構成される指名・報酬諮問委員会の答申を得ています。その上で、株主総会への選任議案提出に関する監査等委員会の同意を得て、取締役会において候補者を承認致しました。
監査等委員である取締役候補者は次のとおりです。

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六彌太 恭行再任略歴を開く閉じる
生年月日 1956年4月5日生 所有株式数 401,700株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1979年2月 (有)デュード代表取締役(現任)1994年7月(株)スタジオガレージ取締役1995年12月当社取締役2004年12月(株)クリエイティブガレージ代表取締役社長2011年3月(株)DGインキュベーション(現 (株)DGベンチャーズ)代表取締役社長2011年7月当社取締役COO2012年9月当社取締役副社長 インキュベーション・セグメント(現 インキュベーションテクノロジー・セグメント)管掌2013年7月Digital Garage US, Inc. Director2015年6月(株)DK Gate代表取締役社長2015年8月econtext Asia Limited Director2016年9月当社取締役兼副社長執行役員 インキュベーションテクノロジー・セグメント管掌2016年11月(株)DGコミュニケーションズ取締役2017年4月当社取締役兼副社長執行役員2018年6月(株)DG Daiwa Ventures監査役(現任)2018年6月(株)BI.Garage監査役(現任)2018年6月(株)DGコミュニケーションズ監査役(現任)2018年6月(株)DGインキュベーション(現 (株)DGベンチャーズ)監査役(現任)2018年6月(株)DG Technologies監査役(現任)2018年6月(株)DK Gate監査役(現任)2018年6月当社取締役(監査等委員長)(現任)2018年7月(株)D2 Garage監査役(現任)2018年9月(株)Crypto Garage監査役(現任)2019年1月TDペイメント(株)監査役(現任)2019年6月(株)ブレインスキャンテクノロジーズ監査役(現任)2020年1月(株)アカデミー・デュ・ヴァン監査役(現任)取締役候補者とした理由 六彌太恭行氏は、創業期から当社の経営に参画し、インキュベーション事業を中心に当社グループの事業全般に携わり、副社長やグループ会社の取締役等を歴任してきました。これまでの豊富な経営経験を活かし、当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献していただくことが期待できるものと判断し、監査等委員である取締役候補者と致しました。 -
坂井 眞再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1957年2月21日生 所有株式数 1,300株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1986年4月 弁護士登録(名古屋弁護士会所属)1988年4月東京弁護士会登録替え2000年8月坂井眞法律事務所設立2001年6月Oakキャピタル(株)監査役(現任)2005年3月シリウス総合法律事務所パートナー2010年9月当社社外監査役2016年9月当社社外取締役(監査等委員)(現任)2019年3月坂井眞法律事務所代表(現任)社外取締役候補者とした理由 坂井眞氏は、過去に社外役員となること以外の方法で会社経営に関与した経験はありませんが、弁護士として豊富な経験と専門的知見を有しており、また、これまで当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として、当社の経営に対して法的な側面から有益なご意見・ご提言等をいただいていることから、引き続き当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただくことが期待できるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。 -
井上 準二再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1949年9月18日生 所有株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1974年4月 三菱商事(株)入社1993年6月米国三菱商事会社Palo Alto事務所長兼MC Silicon Valley社設立取締役社長2000年3月米国三菱商事会社上級副社長兼iMIC部門eCommerce本部長2003年4月三菱商事(株)執行役員2003年6月(株)アイ・ティ・フロンティア代表取締役執行役員社長2005年3月同社代表取締役社長2007年6月イー・アクセス(株)取締役2009年4月(株)アイ・ティ・フロンティア代表取締役会長・CEO・CTO2011年4月(株)アイ・ティ・フロンティア顧問2012年4月ビーウィズ(株)顧問(現任)2012年6月一般財団法人リモート・センシング技術センター常務理事(現任)2012年9月当社社外監査役2016年7月高砂熱学工業(株)顧問(現任)2016年9月当社社外取締役(監査等委員)(現任)社外取締役候補者とした理由 井上準二氏は、海外での豊富なビジネス経験を有しており、また、これまで当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として、当社の経営に対してグローバルな視点から有益なご意見・ご提言等をいただいていることから、引き続き当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただくことが期待できるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。 -
牧野 宏司再任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1966年10月7日生 所有株式数 1,000株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1988年10月 KPMG港監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)東京事務所入所1992年8月公認会計士登録1997年8月KPMGメルボルン事務所マネージャー2000年9月監査法人太田昭和センチュリー(現 有限責任あずさ監査法人)東京事務所2001年9月ダンコンサルティング(株)入社2001年10月税理士登録2003年7月ダンコンサルティング(株)取締役2006年1月牧野宏司公認会計士事務所開業代表(現任)2009年2月(株)BE1総合会計事務所代表取締役(現任)2012年9月当社社外監査役2013年6月(株)いなげや社外監査役(現任)2015年12月OBARA GROUP(株)社外監査役2016年9月当社社外取締役(監査等委員)(現任)2017年12月OBARA GROUP(株)社外取締役(現任)社外取締役候補者とした理由 牧野宏司氏は、過去に社外役員となること以外の方法で会社経営に関与した経験はありませんが、公認会計士及びコンサルタントとして豊富な経験と専門的知見を有しており、また、これまで当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として、当社の経営に対して会計的及び税務的見地から有益なご意見・ご提言等をいただいていることから、引き続き当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただくことが期待できるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。 -
大野 実新任社外独立略歴を開く閉じる
生年月日 1952年11月13日生 所有株式数 -株 略歴、当社における地位及び担当(重要な兼職の状況) 1977年1月 社会保険労務士大野事務所開業2003年4月社会保険労務士法人大野事務所代表社員(現任)2003年9月当社監査役2009年4月青山学院大学大学院法学研究科非常勤講師2013年5月東京都社会保険労務士会会長2013年6月全国社会保険労務士会連合会副会長2013年12月日本年金機構運営評議会委員2015年6月全国社会保険労務士会連合会参与2017年6月東京都社会保険労務士会会長2017年6月当社社外取締役(監査等委員)2019年6月全国社会保険労務士会連合会会長(現任)社外取締役候補者とした理由 大野実氏は、過去に社外役員となること以外の方法で会社経営に関与した経験はありませんが、社会保険労務士としての豊富な経験及び専門的知見を有しており、また、過去に当社社外監査役及び監査等委員である社外取締役として当社の経営に対して有益なご意見・ご提言をいただいたことから、当社の経営の適切な監督及び経営の健全性の確保に貢献いただくことが期待できるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。
- ※1 取締役候補者坂井眞氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって3年9ヶ月となり、社外監査役も含めた通算の在任期間は9年9ヶ月となります。
- ※2 取締役候補者井上準二氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって3年9ヶ月となり、社外監査役も含めた通算の在任期間は7年9ヶ月となります。
- ※3 取締役候補者牧野宏司氏は、社外取締役候補者であります。また、同氏は、当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は、本総会終結の時をもって3年9ヶ月となり、社外監査役も含めた通算の在任期間は7年9ヶ月となります。
- ※4 取締役候補者大野実氏は、社会保険労務士法人大野事務所の代表社員を兼任しております。なお、当社は同事務所と顧問契約を締結しておりますが、2020年3月期に当社が同事務所に支払った顧問料は1百万円未満(当社の連結の売上高に占める割合は0.01%未満)であり、また同事務所の年間売上高の1%未満と僅少であります。
- ※5 取締役候補者大野実氏は、新任の取締役候補者であります。また、社外取締役候補者であります。
- ※6 取締役候補者大野実氏は、過去に当社の業務執行者でない役員(監査役及び監査等委員である取締役)であったことがあります。
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※7 当社は、取締役として有用な人材を迎えることができるよう、取締役(業務執行取締役等である者を除く。)との間で、当社への損害賠償責任を一定範囲に限定する契約を締結できる旨を定款に定めております。
当社は、坂井眞氏、井上準二氏、牧野宏司氏と当該責任限定契約を締結しておりますが、本議案が承認可決された場合には当該責任限定契約を継続する予定であります。
また、取締役候補者大野実氏の選任が承認された場合には、同氏と当該責任限定契約を締結する予定であります。
当該責任限定契約内容の概要は次のとおりであります。- ・取締役が任務を怠ったことによって当社に会社法第423条第1項の損害賠償責任を負う場合は、会社法第425条第1項に規定される最低責任限度額を限度として、その責任を負う。
- ・上記の責任限定が認められるのは、取締役がその責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限るものとする。
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※8 当社は、取締役候補者坂井眞氏、井上準二氏、牧野宏司氏を、㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ており、各氏が再任された場合、引き続き独立役員となる予定であります。
また、取締役候補者大野実氏は、㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員の要件を満たしており、独立役員として同取引所に届け出る予定であります。 - ※9 その他の取締役候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
【ご参考】取締役会の構成について
第3号議案及び第4号議案が原案どおり可決された場合、当社の取締役会の構成は次のとおりとなります。

上記のとおり、取締役会において、取締役14名中6名が社外取締役と全体の3分の1以上であり、また、これら6名の社外取締役全員が独立役員となる予定です。このように取締役会において実効性の高い監督が行える体制であると考えております。