第3号議案 監査役1名選任の件

社外監査役辻山栄子氏が本総会終結の時をもって任期満了となりますので、監査役1名の選任をお願いいたします。

なお、本議案の本総会への提出につきましては、予め監査役会の同意を得ています。

監査役候補者選定の方針およびプロセス

当社では、企業経営における監査ならびに監査役の機能の重要性と、候補者の人格・識見を十分考慮のうえ、当社の監査役として職務を全うできる適任者を代表取締役が選定し、その妥当性について役員指名諮問委員会の答申を得ています。そのうえで、株主総会への選任議案提出に関する監査役会の同意を得て取締役会において監査役候補者を決定しました。

なお、当社では、「社外役員の独立性に関する判断基準」を定めており、本議案における社外監査役候補者は、この基準を満たしています。同基準の概要は、70ページ(全文PDF)に記載のとおりで、全文は当社企業情報サイトの「投資家情報/株主総会情報」(https://corp.shiseido.com/jp/ir/shareholder/)に、事業報告に係る任意開示事項として掲載しています。

  • 野々宮(ののみや) 律子(りつこ)
    新任候補者
    社外役員候補者
    独立役員候補者
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1961年11月28日生
    候補者の有する当社の株式数 0株
    社外監査役在任年数
    2019年度における出席状況 取締役会

    監査役会
    略歴および当社における地位 1987年9月
    ピート・マーウィック・メイン会計事務所(現KPMG LLP)入所
    1997年4月
    KPMGコーポレイトファイナンス株式会社 パートナー
    2000年11月
    UBSウォーバーグ証券会社(現 UBS証券株式会社)入社
    2005年1月
    同社マネージングディレクター M&Aアドバイザー
    2008年7月
    GEキャピタルアジアパシフィック シニアバイスプレジデント ビジネスディベロップメントリーダー
    2013年12月
    GCAサヴィアン株式会社(現GCA株式会社) マネージングディレクター(現)
    2015年1月
    同社執行役員(現)
    2017年3月
    同社取締役(現)
    重要な兼職の状況 GCA株式会社 取締役
    は上場会社)
    社外監査役候補者とした理由
    野々宮律子氏は、米国および日本においてKPMGグループの会計事務所等で業務経験を重ねたほか、UBSグループおよびGEグループでM&Aおよび事業開発に携わるなど、高い財務・会計知識を有するとともにM&A等を含む経営の知識とビジネス経験を有しています。
    これらのことから、幅広い経験に基づく豊富な知識を取締役の職務執行の適法性・妥当性の監査に活かし、併せて取締役会等において必要な意見を述べることができると考え、同氏を新たに社外監査役候補者に定めました。
    「略歴および当社における地位」に記載の略歴およびこれ以外の経歴から、同氏は以下の経験、知見または専門知識を有しています。
    ●財務・会計に関する専門知識
    ●国際ビジネスに関する相当程度の経験・知見
    候補者と当社との特別の利害関係等 野々宮律子氏と当社との間に特別の利害関係はありません。
(注)
  • 責任限定契約の締結
    当社は、社外監査役が期待される役割を十分に発揮できるようにするとともに、有能な人材を招聘できるよう、2006年6月29日開催の第106回定時株主総会の決議により、定款に社外監査役との間で賠償責任を限定する契約の締結を可能とする規定を設けました。本規定に基づき当社は、本総会における選任後、当社と野々宮律子氏との間で、賠償の限度額を法令で定める最低責任限度額とする責任限定契約を締結する予定です。
  • 独立役員
    当社は、本総会における選任後、野々宮律子氏を新たに東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員に指定する予定です。