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     当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」に分かれており、全体の売上高は、前期比4.0%の減少となりました。事業利益は、前期比5.8%の減少となりました。

    オーラルケア分野

    売上高5953百万円(前期比 5.3%増)

     当分野では、ハミガキ、ハブラシ、デンタルリンス等を取り扱っており、全体の売上高は前期比5.3%の増加となりました。
     ハミガキは、「クリニカアドバンテージ ハミガキ」が好調に推移するとともに、前期に発売した「NONIO(ノニオ) ハミガキ」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を上回りました。
     ハブラシは、「システマハグキプラス ハブラシ」や「クリニカアドバンテージ ハブラシ」が好調に推移しましたが、「システマ ハブラシ」が前期を下回り、全体の売上は前期比微減となりました。
     デンタルリンスは、前期に発売した口臭ケアブランドの「NONIO(ノニオ) マウスウォッシュ」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を上回りました。

    ビューティケア分野

    売上高21024百万円(前期比 3.5%増)

     当分野では、ハンドソープ、ボディソープ、制汗剤等を取り扱っており、全体の売上高は前期比3.5%の増加となりました。
     ハンドソープは、つめかえの手間が減る本体大型ボトルを追加発売した「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
     ボディソープは、「hadakara(ハダカラ) ボディソープ」が好調に推移するとともに、新たに追加発売した泡タイプがお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を大幅に上回りました。
     制汗剤は、「Ban(バン) 爽感さっぱりシャワーシート」が順調に推移しましたが、商品構成の見直しによりスプレータイプの販売を取り止めたため、全体の売上は前期を下回りました。

    ファブリックケア分野

    売上高59790百万円(前期比 2.8%減)

     当分野では、柔軟剤、洗濯用洗剤、漂白剤等を取り扱っており、全体の売上高は前期比2.8%の減少となりました。
     柔軟剤は、お客様の嗜好をとらえて改良発売した「ソフラン アロマリッチ」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
     洗濯用洗剤は、部屋干しでも洗濯ものがカラッと乾いてふっくら仕上がる超コンパクト液体洗剤の新製品「トップ ハレタ」を発売しましたが、液体洗剤「トップ クリアリキッド」が競争激化の影響を受けるとともに、市場規模の縮小が続く粉末洗剤が前期を下回り、全体の売上は前期を下回りました。

    リビングケア分野

    売上高17891百万円(前期比 5.6%増)

     当分野では、台所用洗剤、住居用洗剤、調理関連品を取り扱っており、全体の売上高は前期比5.6%の増加となりました。
     台所用洗剤は、「CHARMY Magica(チャーミー マジカ)」が伸び悩み、全体の売上は前期を下回りました。
     住居用洗剤は、浴室用カビ防止剤「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」が好調に推移するとともに、浴槽の汚れをこすらずに落とす新方式の浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前期を大幅に上回りました。

    薬品分野

    売上高29228百万円(前期比 0.6%減)

     当分野では、解熱鎮痛薬、点眼剤、ニキビ薬等を取り扱っており、全体の売上高は前期比0.6%の減少となりました。
     解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」や「バファリン ルナi」が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
     点眼剤は、ビタミンA浸透処方で乾きなどによる目の疲れを改善する新製品「スマイル ザ メディカル A」がお客様のご好評をいただくとともに、ソフトコンタクトレンズ適用目薬として日本で初めてビタミンAを配合した「スマイルコンタクトEX(イー エックス)ひとみリペア」を発売し、全体の売上は前期を上回りました。

    その他の分野

    売上高44156百万円(前期比 21.9%減)

     その他の分野では、通信販売商品、ペット用品等を取り扱っており、全体の売上高は前期比21.9%の減少となりました。
     通信販売商品は、「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が前期を下回り、全体の売上は前期を下回りました。
     ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が順調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。

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     当事業は、タイヤの防着剤等を取り扱う「自動車分野」、2次電池向け導電性カーボン等の「電気・電子分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前期比5.3%の増加となりました。事業利益は、前期比1.7%の増加となりました。

     自動車分野では、自動車部品用カーボンが好調に推移し、全体の売上は前期を上回りました。
     電気・電子分野では、海外向けの2次電池用導電性カーボン、半導体搬送材料用導電樹脂が好調に推移し、全体の売上は前期を大幅に上回りました。
     業務用洗浄剤分野では、厨房向け消毒用アルコールが好調に推移しましたが、全体の売上は前期比微減となりました。

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     海外は、タイ、マレーシア等の東南アジア、韓国、中国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前期比2.4%の増加(為替変動の影響を除いた実質前期比0.5%の増加)となりました。事業利益は、前期比55.8%の増加となりました。

    東南アジア

    売上高7025百万円(前期比 3.8%増)

     東南アジア全体の売上高は、前期比3.8%の増加となりました。
     タイでは、「植物物語」ボディソープが好調に推移するとともに、ハブラシ、洗濯用洗剤が前期を上回り、円貨換算後の全体の売上は前期を上回りました。
     また、マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」が好調に推移しましたが、洗剤原料の製造子会社が事業の合弁化により期中に連結対象から外れたため、円貨換算後の全体の売上は前期を下回りました。

    北東アジア

    売上高34838百万円(前期比 0.2%減)

     北東アジア全体の売上高は、前期比0.2%の減少となりました。
     韓国では、「キレイキレイ」ハンドソープが好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前期を上回りました。
     また、中国では、「システマ」ハブラシが前期を下回り、円貨換算後の全体の売上は前期を下回りました。

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     その他では、建設請負事業の受注の増加等により、全体の売上高は、前期比11.5%の増加となり、事業利益は、前期比28.5%の増加となりました。