第1号議案 剰余金の処分の件

当社は、企業価値の向上による株主利益の増大を目指すとともに、経営基盤の拡充と成長力の源泉である株主資本の充実を図り、長期にわたり安定的かつ業績を適正に反映した利益還元を行っていくことを基本方針としております。

1.期末配当に関する事項

上記基本方針のもと、配当性向につきましては、連結配当性向40%を目安に、業績推移や財務状況、中期経営計画の進捗等を総合的に勘案して決定しております。

第36期の期末配当につきましては、通期の業績等を踏まえ、以下のとおりといたしたいと存じます。

なお、中間配当金を含めました第36期の年間配当金は1株につき金74円(連結配当性向は42.1%)となります。

2.その他の剰余金の処分に関する事項

安定的な利益還元に備えるため、以下のとおり別途積立金の一部を繰越利益剰余金に振替えいたしたいと存じます。

(ご参考 自己株式の取得及び消却について)
当社は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るため、2023年5月9日開催の取締役会において、取得する株式総数の上限を350万株、取得価額の総額の上限を75億円として、2023年5月10日から2023年12月31日までの間に、証券会社への投資一任方式による市場買付の方法で当社普通株式を取得し、また当該取得期間中に取得する全ての自己株式を2024年3月29日に消却する旨の決議をいたしました。