株主の皆様へ

 拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

 第98期(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の豊田通商グループの業績につきましては、売上総利益は6,384億円、営業活動に係る利益は2,151億円となりました。また当期利益(親会社所有者帰属)は1,326億円となり、3期連続で過去最高益を更新いたしました。

 配当に関しましては、期末配当金は1株につき50円とすることを第98回定時株主総会でご提案したいと存じます。
 これにより、当事業年度の1株当たりの配当金は、中間配当金50円と合わせ、年間では100円となり、前事業年度の配当金に比べ6円の増配となります。

 現在、AIやIoTといったテクノロジーの進化がすべての業種において加速度的に進展しており、世の中の潮流は大きく変化しています。当社グループでは、「デジタル化」と「グローバル化」を推進しており、社員一人一人が直面するさまざまな変化をチャンスと捉え、「変化を恐れず」、「変化を楽しみ」、そして、「変化を創り出す」という気持ちで、豊田通商らしさを追求してまいります。

 当社グループをご理解いただき、ご支援くださっている株主の皆様に心より感謝申しあげますとともに、今後とも変わらぬご支援を賜わりますようお願い申しあげます。

敬具
2019年6月
取締役社長

議決権を行使する