コーポレート・ガバナンスへの取組

 当社は、社員の行動規範「有徳(信義・誠実、創意・工夫、公明・清廉)」と、「グループ行動宣言」に基づき、企業人としてのコンプライアンスの徹底、株主利益の重視および経営の透明性の確保、意思決定の迅速化を絶えず念頭において経営にあたり、変化する経営環境に対応してコーポレート・ガバナンスを継続的に強化しております。
 具体的には、監査役(監査役会)設置会社として、監査役による経営監視を十分機能させることで監査機能の充実と意思決定の透明性を確保しております。
 この監査役による経営監視を主軸とした企業統治体制に加え、経営監督の実効性と意思決定の透明性を強化・向上させることを目的に、当社は取締役会の諮問機関として、役員にかかる指名・報酬その他ガバナンス事項につき審議対象とし、社外取締役および社外監査役を主要な構成員とするガバナンス委員会を設置しております。

2019年4月1日現在

客観性・透明性の高い経営を支える企業統治の取組

■コーポレートガバナンス・コードへの対応

 当社は、東京証券取引所の「コーポレートガバナンス・コード」が標榜する「攻めのガバナンス」の趣旨に賛同し、経営者による健全なリーダーシップの発揮と、透明で公正な意思決定に向けた対応を行っています。当社の「コーポレートガバナンス・コード」への対応状況につきましては、当社ウェブサイト(https://www.itcenex.com/ir/pdf/governance/20181220.pdf)をご参照下さい。

■ガバナンス委員会

 当社は、経営監督機能を強化するため、2015年度より取締役会の諮問機関であるガバナンス委員会を設置しており、2018年度は8回開催いたしました。当委員会は、社外取締役および社外監査役を主要な構成員としており、役員にかかる指名・報酬その他ガバナンスに関する重要事項について取締役会に先立って審議し、審議結果を取締役会に答申する重要な役割を担っています。このような取組により、コーポレート・ガバナンス上の重要な事項の意思決定に際して、より一層の透明性を確保できると考えております。

<役員の構成>(2019年4月1日現在)

  • 社外役員(4名)
  • 社内役員(1名)

<主な審議テーマ>

  • 取締役および監査役の選任方針・個別選任議案の検証
  • 役員報酬制度のあり方
    (報酬の決定方針や報酬水準の妥当性など)
  • 取締役会全体の実効性に関する分析・評価
  • その他ガバナンスに関する重要事項
トップへ戻る
議決権を行使する