第4号議案 監査等委員である取締役3名選任の件

監査等委員である取締役全員(3名)は、本定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、監査等委員である取締役3名の選任をお願いいたしたいと存じます。

なお、本議案については、監査等委員会の同意を得ております。

また、取締役候補者の選任にあたりましては、独立社外取締役のみで構成する指名報酬委員会への報告を行っております。

監査等委員である取締役候補者は、次のとおりであります。

(注)候補者の年齢は本定時株主総会終結時のものです。

  • 川島(かわしま) 時男(ときお)
    再任
    社外
    独立
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1959年1月22日生
    所有する当社株式数 ―株
    取締役会への出席状況 14回/14回(100%)
    監査等委員会への出席状況 22回/22回(100%)
    在任年数 2年
    株主の皆様へ 当社は、経営理念に基づきリースの先を見据えた事業創造をサステナビリティ経営を軸として展開しています。経営陣にとっては、様々なリスクを的確に認識した上で果敢な経営判断を求められる機会が今後益々増加すると認識しております。統合的リスク管理の果たす役割は益々重要になることから、現場起点の監査活動も交えて統合的リスク管理の高度化を中心に企業価値の持続的向上に貢献して参りたいと考えております。リース・国際業務を含めた長年の金融実務経験、常勤監査役として培った内部統制システムについての知見、監査等委員としての実務経験をフル活用して参ります。
    監査等委員である社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 川島時夫氏は、大手金融機関での長年の勤務経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、また上場企業の常勤監査役を務める等豊富な経験と高い見識を備えております。このことを踏まえ、当社の経営に対する有益なご意見やご指導を通じ、取締役会の監督機能の強化と公正で透明性の高い経営の実現に資することが引き続き期待されるため、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。
    当社グループが期待する分野 金融/国際ビジネス/リスク管理
    取締役会等での活動状況

    大手金融機関における長年の勤務による財務及び会計に関する知見及び上場会社における常勤監査役の経験に基づく当社経営に対する実効性の高い監督等に社外取締役に期待される十分な役割・責務を果たしております。また、監査等委員会において、適宜、必要な発言を行っております。

    略歴並びに当社における地位及び担当 1982年4月
    株式会社三菱銀行
    (現 株式会社三菱UFJ銀行)入社
    2008年9月
    同社 ドイツ総支配人
    同社 デュッセルドルフ支店長
    BTMU Lease(Deutschland)GmbH
    (現 MUFG Europe Lease
    (Deutschland) GmbH)社長
    2011年4月
    オムロン株式会社 入社
    2011年6月
    同社 常勤監査役
    2019年6月
    株式会社共立メンテナンス 社外取締役
    (監査等委員)(現任)
    2019年6月
    ディー・ティー・ホールディングス株式会社 社外監査役(現任)
    2020年6月
    当社 社外取締役 (監査等委員)(現任)
    重要な兼職の状況 株式会社共立メンテナンス 社外取締役(監査等委員)
  • 中沢(なかざわ) ひろみ
    新任
    社外
    独立
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1964年9月10日生
    所有する当社株式数 ―株
    取締役会への出席状況 ―回/―回(―%)
    監査等委員会への出席状況 ―回/―回(―%)
    在任年数 ―年
    株主の皆様へ 私は、長年公認会計士として「会計の力で経営の質を上げる」ということをモットーに会計監査や内部監査等の企業実務に携わり、最近では化粧品メーカーで女性向けの消費者製品業の経営の一端に携わってまいりました。今やサステナビリティを巡る課題への取組みが益々重視され、財務情報を超えた無形の潜在力を見極め対話する力が問われる時代の到来を実感するこの頃です。世界的に蔓延した感染症の影響で私たちの日々の生活様式も劇的に変化し、企業経営にも大きな影響が及んでいます。当社が世の中の動向や環境変化に向き合い収益性や社会性を高め企業価値の向上を図れるよう、尽力して参りたいと存じます。
    監査等委員である社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 中沢ひろみ氏は、公認会計士として財務及び会計に関する専門的知識を有し、また上場企業の執行役員及び監査役としての豊富な経験と高い見識を備えております。このことを踏まえ、当社の経営に対する有益なご意見やご指導を通じ、取締役会の監督機能の強化と公正で透明性の高い経営の実現に資することが期待されるため、監査等委員である社外取締役候補者と致しました。
    当社グループが期待する分野 財務・会計/金融/国際ビジネス/法律/リスク管理
    略歴並びに当社における地位及び担当 1988年4月
    株式会社三井銀行
    (現 株式会社三井住友銀行) 入社
    1995年10月
    太陽監査法人
    (現 太陽有限責任監査法人)入所
    1998年1月
    太田昭和監査法人
    (現 EY新日本有限責任監査法人)入所
    1999年4月
    公認会計士登録
    2012年9月
    日本電産株式会社 入社
    2013年6月
    株式会社シーボン 常勤監査役
    2015年6月
    同社 執行役員
    2017年6月
    同社 常勤監査役
    (2022年6月29日退任予定)
    2020年6月
    日本ピストンリング株式会社
    社外取締役(現任)
    重要な兼職の状況 日本ピストンリング株式会社 社外取締役
  • 深山(みやま) (とおる)
    新任
    社外
    独立
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1964年2月26日生
    所有する当社株式数 ―株
    取締役会への出席状況 ―回/―回(―%)
    監査等委員会への出席状況 ―回/―回(―%)
    在任年数 ―年
    株主の皆様へ 企業には、稼ぐ力とともに社会に貢献する存在であることが求められており、業務の効率性を図りつつ、法令等の社会規範を遵守した経営を行うためには、透明性の高い意思決定プロセスや円滑なコミュニケーション等を担保する環境が整備され、有効に機能していることを継続的にモニタリングしていく必要があります。こうした視点にたって、監査等委員である社外取締役としての役割を果たし、リコーリースグループが好循環社会を創り出す、働きがいのある企業として健全に成長・発展することを期待しております。
    監査等委員である社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 深山徹氏は、弁護士として培われた経験と特に企業法務における高い知見を有し、また上場企業の社外役員としての経験と見識を備えております。このことを踏まえ、当社の経営に対する有益なご意見やご指導を通じ、取締役会の監督機能の強化と公正で透明性の高い経営の実現に資することが期待されるため、社外取締役候補者とすることと致しました。なお、同氏は社外役員になる以外の方法で直接企業経営に関与された経験はありませんが、上記の理由により、監査等委員である社外取締役の職務を適切に遂行していただけるものと判断しております。
    当社グループが期待する分野 法律/リスク管理
    略歴並びに当社における地位及び担当 1998年4月
    弁護士登録
    河和法律事務所 入所
    2006年10月
    深山法律事務所開設 所長(現任)
    2019年6月
    株式会社コーセー 社外監査役(現任)
    2020年8月
    小津産業株式会社 社外監査役(現任)
    重要な兼職の状況 弁護士
    株式会社コーセー 社外監査役
    小津産業株式会社 社外監査役

監査等委員である取締役候補者に関する特記事項

特別の利害関係

各候補者と当社の間に特別の利害関係はありません。

役員等賠償責任保険契約

当社を持分法適用会社とする株式会社リコーは、同社及び同社国内子会社、並びに、当社及び当社子会社の役員を被保険者とする会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社と締結しており、当該保険の保険料につき、当社役員に係る保険料については当社が負担しております。各候補者が役員に就任した場合には、各候補者は当該保険契約の被保険者となり、被保険者である役員がその職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及にかかる請求を受けることによって生ずることのある損害が補填されます。但し、法令違反を認識して行った行為に起因した損害賠償は対象外であるなど一定の免責事由があります。2022年8月1日に保険契約期間が満了しますが、同日以降は、当社が当社及び当社子会社の役員を被保険者とする同内容の役員等賠償責任保険契約を新たに保険会社と締結し、その保険料を当社が全額負担する予定です。

責任限定契約

当社は、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結できる旨を定款に定めています。当該責任限定契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令に規定する最低責任限度額です。取締役候補者である川島時夫氏が選任された場合は、同氏との間で、当該責任限定契約を継続する予定です。また、中沢ひろみ氏及び深山徹氏が選任された場合は、各氏との間で、同様の当該責任限定契約を締結する予定です。

社外取締役候補者

川島時夫氏、中沢ひろみ氏、深山徹氏は、社外取締役候補者であります。

独立性について

当社は、川島時夫氏を、株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届出ています。同氏が選任された場合は、当社は引き続き同氏を独立役員とする予定です。また、中沢ひろみ氏及び深山徹氏は、株式会社東京証券取引所の定めに基づき、独立役員として届出る予定です。

ご参考 取締役に期待する分野(ご承認後の経営体制)

本定時株主総会において、第3号議案・第4号議案が原案通り承認可決された場合の取締役会の構成及び専門性は、以下の通りです。

※ 上記の一覧表は、各取締役が有する全ての知見及び経験を表すものではありません。

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