第3号議案 取締役12名選任の件
取締役全員(14名)は本総会終結の時をもって任期満了となりますので、取締役12名の選任をお願いいたしたいと存じます。取締役候補者は次のとおりであります。

(注)
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各候補者が所有する当社株式の数は、本年3月末時点の株式数を記載しております。
また、潜在株式数については、信託を活用した株式報酬制度における本年3月末時点の権利確定済みポイント相当数を記載しております。 - 社外取締役については、会社法施行規則第2条第3項第7号に定める社外取締役候補者であります。
- 独立役員については、株式会社東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に規定する独立役員の候補者であります。
- 山口 悟郎氏が代表取締役会長を務める京セラ株式会社は、同社が製造・販売を行っているケミカル製品について、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratoriesの認証に関する不適切な対応があったことを昨年1月に公表しております。
- 山口 悟郎、山本 圭司、加野 理代及び後藤 滋樹の各氏については、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の損害賠償責任を法令の定める限度額とする責任限定契約を締結しており、各氏の再任が承認された場合、当該契約を継続する予定であります。また、淡輪 敏及び大川 順子の両氏の選任が承認された場合、同内容の責任限定契約の締結を予定しております。
- 当社は、会社法第430条の3第1項に定める役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになる「職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害」を補填することとしております。候補者各氏の選任が承認された場合、当該契約の被保険者となります。
(ご参考)
当社取締役・監査役の多様性・専門性について
KDDIグループの持続的成長を実現する観点から、当社の取締役・監査役にとって重要と考えられる専門性・経験分野について、6つのスキルを定義しました。本定時株主総会の第3号議案及び第4号議案が原案どおり承認可決された場合における、各取締役・監査役の保有スキルは以下のとおりです。

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田中 孝司再任略歴を開く閉じる
生年月日 1957年2月26日 所有する当社株式数
(潜在株式数)62,500株
(52,681株)選任の理由等 田中 孝司氏は、2010年に代表取締役社長に就任して以来、株主の皆さまの負託に応え、当社経営の舵取りを担い、当社グループの企業価値向上に取り組みました。2018年からは代表取締役会長として主に政財界、産官学等に向けた対外活動を行い、取締役会の議長を務めております。このような経営者としての幅広い経験から、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2003年4月 当社執行役員2007年6月当社取締役執行役員常務2010年6月当社代表取締役執行役員専務2010年12月当社代表取締役社長2018年4月当社代表取締役会長、現在に至る2021年6月アステラス製薬株式会社社外取締役、現在に至る特別な利害関係 田中 孝司氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
髙橋 誠再任略歴を開く閉じる
生年月日 1961年10月24日 所有する当社株式数
(潜在株式数)35,700株
(73,744株)選任の理由等 髙橋 誠氏は、さまざまな業種との連携やM&Aを通じて、現在の当社事業につながる新たなビジネスやサービスの開発をリードした豊富な経験を有しております。2018年4月より当社の代表取締役社長として中期経営計画(2019-21年度)を達成し、新たな中期経営戦略(2022-24年度)を策定するなど、強いリーダーシップを発揮して当社グループの持続的な成長を牽引していることから、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2003年4月 当社執行役員2007年6月当社取締役執行役員常務2010年6月当社代表取締役執行役員専務2016年6月当社代表取締役執行役員副社長2018年4月当社代表取締役社長、現在に至る特別な利害関係 髙橋 誠氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
村本 伸一再任略歴を開く閉じる
生年月日 1960年3月2日 所有する当社株式数
(潜在株式数)13,500株 (31,987株) 選任の理由等 村本 伸一氏は、コーポレート部門における豊富な経験を有しております。企業理念の浸透やサステナビリティ・SDGs推進、コーポレートガバナンス体制の強化等に取り組んだ実績があり、当社の持続的成長の基盤となる財務戦略・人事戦略等の推進に関する優れた識見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2010年10月 当社執行役員2016年4月当社執行役員常務2016年6月当社取締役執行役員常務2018年4月当社コーポレート統括本部長、2018年6月
現在に至る当社取締役執行役員専務2020年6月当社代表取締役執行役員副社長、現在に至る特別な利害関係 村本 伸一氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
森 敬一再任略歴を開く閉じる
生年月日 1960年2月2日 所有する当社株式数
(潜在株式数)15,600株
(25,925株)選任の理由等 森 敬一氏は、DX推進をはじめとする法人向けソリューションサービスに関する豊富な経験を有しております。成長領域と位置付けるビジネスセグメントを管掌し、国内外での法人向け事業全般の運営に優れた識見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2014年10月 当社執行役員2017年4月当社執行役員常務2017年6月当社取締役執行役員常務2019年4月当社ソリューション事業本部長、現在に至る2019年6月当社取締役執行役員専務、現在に至る特別な利害関係 森 敬一氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
雨宮 俊武再任略歴を開く閉じる
生年月日 1960年6月26日 所有する当社株式数
(潜在株式数)41,300株
(13,731株)選任の理由等 雨宮 俊武氏は、今後のライフトランスフォーメーション領域につながる新規ビジネスの開発推進や、グローバル事業における豊富な経験を有しております。パーソナル事業本部長として、当社の国内外の個人向け通信事業等の持続的な成長を推進していることから、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2012年4月 当社執行役員2019年4月当社執行役員常務2019年6月当社取締役執行役員常務、現在に至る2022年4月当社パーソナル事業本部長 兼 グローバルコンシューマ事業本部担当、現在に至る特別な利害関係 雨宮 俊武氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
吉村 和幸再任略歴を開く閉じる
生年月日 1965年4月19日 所有する当社株式数
(潜在株式数)6,400株
(10,171株)選任の理由等 吉村 和幸氏は、技術全般における豊富な経験を有しております。技術統括本部長として、通信事業の基盤となるネットワークの構築・運用をはじめ、技術に関わる多様なオペレーションを着実に遂行するなど、通信事業の安定運営、ネットワークの高度化に必要な識見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2020年4月 当社執行役員2020年6月
当社技術統括本部長、現在に至る当社取締役執行役員2021年4月当社取締役執行役員常務、現在に至る特別な利害関係 吉村 和幸氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
山口 悟郎再任社外取締役略歴を開く閉じる
生年月日 1956年1月21日 所有する当社株式数
(潜在株式数)11,900株
( ― 株)取締役在任年数 5年 取締役会出席状況 12/12回(100%) 選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 山口 悟郎氏は、大手電子部品・電子機器関連メーカーの代表取締役社長として培われた豊富な企業経営経験及び優れた識見を有しております。取締役会においては、経営管理や事業運営等について、中長期的な視点から大局的なご意見を頂戴しており、当社の企業価値向上に寄与いただいております。今後も、他社での経営経験に基づく業務執行の監督機能強化への貢献及び幅広い経営的視点からの助言を期待し、引き続き社外取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2009年6月 京セラ株式会社取締役 兼 執行役員常務2013年4月同社代表取締役社長 兼 執行役員社長2017年4月同社代表取締役会長、現在に至る2017年6月当社社外取締役、現在に至る特別な利害関係 山口 悟郎氏は、京セラ株式会社の代表取締役会長であり、当社は同社と商取引関係がありますが、その取引額は双方から見て売上高の5%未満であります。 -
山本 圭司再任社外取締役略歴を開く閉じる
生年月日 1961年3月28日 所有する当社株式数
(潜在株式数)900株
( ― 株)取締役在任年数 3年 取締役会出席状況 12/12回(100%) 選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 山本 圭司氏は、大手自動車メーカーのIT開発や電子技術部門において培われた優れた識見に加えて、同社マネジメントとしての豊富な企業経営経験を有しております。取締役会においては、当社における5G/IoT戦略の推進等に、中長期的な視点から大局的なご意見を頂戴しており、当社の企業価値向上に寄与いただいております。今後も、業務執行の監督機能強化への貢献及び情報通信分野など専門的視点からの助言を期待し、引き続き社外取締役候補者としました。 略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2016年4月 トヨタ自動車株式会社常務理事2017年4月同社常務役員2019年6月当社社外取締役、現在に至る2019年7月トヨタ自動車株式会社執行役員2021年1月
同社コネクティッドカンパニー President、現在に至る同社執行役員、現在に至る2021年6月
同社Chief Information & Security Officer、現在に至る同社Chief Product Integration Officer、現在に至る特別な利害関係 山本 圭司氏は、トヨタ自動車株式会社の執行役員であり、当社は同社と商取引関係がありますが、その取引額は双方から見て売上高の5%未満であります。 -
加野 理代再任社外取締役独立役員略歴を開く閉じる
生年月日 1966年5月11日 所有する当社株式数
(潜在株式数)900株
( ― 株)取締役在任年数 3年 取締役会出席状況 12/12回(100%) 選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 加野 理代氏は、法律事務所パートナーや政府系の諸委員会の委員として培われた豊富な経験と優れた専門的知見を有しております。取締役会においては、当社経営陣とは独立した立場から、法的リスクマネジメントについて、中長期的な視点を踏まえ、専門的なご意見を頂戴しており、当社の企業価値向上に寄与いただいております。今後も、業務執行の監督機能強化への貢献及び弁護士としての専門的視点からの助言を期待し、引き続き社外取締役候補者としました。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、引き続き独立役員として指定します。略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 1993年4月 弁護士登録2005年1月田辺総合法律事務所パートナー、現在に至る2014年8月内閣府障害者政策委員会委員、現在に至る2015年6月株式会社山梨中央銀行社外取締役、現在に至る2017年2月厚生労働省援護審査会委員、現在に至る2019年6月当社社外取締役、現在に至る特別な利害関係 加野 理代氏は、田辺総合法律事務所パートナーであり、当社は同法律事務所と商取引関係(内部通報窓口の受付業務の委託)がありますが、その取引額は双方から見て売上高の1%未満であることから、社外取締役の独立性に影響を及ぼすものではありません。 -
後藤 滋樹再任社外取締役独立役員略歴を開く閉じる
生年月日 1948年12月20日 所有する当社株式数
(潜在株式数)2,500株
( ― 株)取締役在任年数 2年 取締役会出席状況 12/12回(100%) 選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 後藤 滋樹氏は、当社事業と関連性の高い、通信・ネットワーク工学及び情報処理や、事業運営上重要なサイバーセキュリティ分野に関する優れた専門的知見を有しております。取締役会においては、当社経営陣とは独立した立場から、社会インフラを担う情報通信事業者としての運営方針について、中長期的な視点を踏まえ、専門的なご意見を頂戴しており、当社の企業価値向上に寄与いただいております。今後も、業務執行の監督機能強化への貢献及び情報通信分野などにおける専門的視点からの助言を期待し、引き続き社外取締役候補者としました。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、引き続き独立役員として指定します。略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 1996年4月 早稲田大学 理工学部 情報学科 教授1997年3月社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(現一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC))理事、現在に至る2015年4月内閣官房 サイバーセキュリティ戦略本部 研究開発戦略専門調査会会長2019年4月早稲田大学 名誉教授、現在に至る2020年6月当社社外取締役、現在に至る特別な利害関係 後藤 滋樹氏と当社との間には、特別な利害関係はありません。 -
淡輪 敏新任社外取締役独立役員略歴を開く閉じる
生年月日 1951年10月26日 所有する当社株式数
(潜在株式数)2,000株
( ― 株)選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 淡輪 敏氏は、大手化学メーカーの代表取締役社長として培われた豊富な企業経営経験及びグローバル視点での優れた識見を有しております。他社での経営経験に基づく業務執行の監督機能強化への貢献及び中長期的な視点から大局的なご意見をいただくことで、当社の企業価値向上に寄与いただけると判断し、社外取締役候補者としました。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定します。略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2007年4月 三井化学株式会社執行役員2010年4月同社常務執行役員2012年6月同社取締役常務執行役員2013年4月同社取締役専務執行役員2014年6月同社代表取締役社長執行役員2020年4月同社代表取締役会長、現在に至る特別な利害関係 淡輪 敏氏は、三井化学株式会社の代表取締役会長であり、当社は同社と商取引関係がありますが、その取引額は双方から見て売上高の1%未満であることから、社外取締役の独立性に影響を及ぼすものではありません。 -
大川 順子新任社外取締役独立役員略歴を開く閉じる
生年月日 1954年8月31日 所有する当社株式数
(潜在株式数)0株
( ― 株)選任の理由・社外取締役に選任された場合に果たすことが期待される役割の概要等 大川 順子氏は、大手航空会社での勤務経験から、特にお客さま対応、企業再生、ダイバーシティ推進等の実務面において培われた優れた識見に加えて、同社マネジメントとしての豊富な企業経営経験を有しております。他社での経営経験に基づく業務執行の監督機能強化への貢献及び中長期的な視点から大局的なご意見をいただくことで、当社の企業価値向上に寄与いただけると判断し、社外取締役候補者としました。
また、ご経歴から、一般株主と利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定します。略歴、当社における地位、担当、重要な兼職の状況 2010年2月 日本航空株式会社執行役員2012年2月同社常務執行役員2013年4月同社専務執行役員2013年6月同社取締役専務執行役員2016年4月同社代表取締役専務執行役員2018年6月同社副会長2019年4月同社特別理事2020年6月株式会社商工組合中央金庫取締役、現在に至る特別な利害関係 大川 順子氏と当社との間は、特別な利害関係はありません。