議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件
取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本議案において同じ。)8名全員は、本定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、取締役を1名減員し取締役7名の選任をお願いするものであります。
取締役候補者は、次の通りであります。
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1
東上征司
再任
生年月日 1958年2月4日生 取締役在任期間 11年 所有する当社株式 103,700株
取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1982年4月
- 日本アイ・ビー・エム㈱入社
- 2006年1月
- 同社執行役員金融事業担当
- 2007年1月
- 同社常務執行役員金融事業担当
- 2007年10月
- 同社専務執行役員金融事業担当
- 2009年1月
- 同社取締役専務執行役員営業担当
- 2010年7月
- 同社取締役専務執行役員グローバル・テクノロジー・サービス事業・システム品質担当
- 2012年2月
- 当社入社 顧問
- 2012年4月
- JBCC㈱代表取締役社長(現任)
- 2012年6月
- 当社代表取締役
- 2019年4月
- 当社代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 中期経営計画「HARMONIZE 2023」の最終年度にあたり、当社代表取締役社長として強いリーダーシップを発揮し、目標達成に向けて尽力しております。また、本業であるITを通して社会に貢献するために、それぞれの社員が自ら考え、持続的な社会を実現するSDGsへの取り組みを推進してきました。今後も、高付加価値ソリューションへの一層の集中を行なうことで収益力を強化し、価値創造型企業への転換を推し進めることにより、当社グループの持続的成長と企業価値の向上に貢献できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ JBグループはおかげさまで創立60年目を迎え、コンピューター・周辺機器販売を中心としたビジネスから超高速開発、クラウド、セキュリティを中心としたより付加価値の高いビジネスへと事業構造を変革してきました。
最終年度の中期経営計画「HARMONIZE 2023」を完遂し、継続的売上成長及びストックビジネスの拡大を目指します。私たちの技術をお客様にとっての価値に変えて「価値創造型企業」へ変革して参ります。略歴を開く閉じる
-
2
三星義明
再任
生年月日 1960年11月9日生 取締役在任期間 6年 所有する当社株式 49,300株 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1983年4月
- 当社入社
- 2011年4月
- 日本ビジネスコンピューター㈱取締役上級執行役員医療ソリューション事業部長
- 2012年4月
- JBCC㈱取締役常務執行役員SI&サービス統括(兼)医療ソリューション事業部長
- 2013年4月
- 同社取締役常務執行役員SI&サービス統括
- 2015年1月
- 同社取締役常務執行役員SI&サービス担当
- 2016年4月
- 同社取締役(現任)
- 2016年4月
- JBサービス㈱代表取締役社長(現任)
- 2017年6月
- 当社取締役(現任)
取締役候補者とした理由 JBサービス㈱の代表取締役社長として、これまで中期経営計画「HARMONIZE 2023」の完遂に向けてフォーカスビジネスであるセキュリティ運用サービス等のストックビジネスの拡大を推進し、グループの業績向上に貢献してきました。中期経営計画の最終年度に向けて、Non-ITサービスの領域等を含め、多様なストックビジネスの拡大を図ることで、当社グループの企業価値向上と安定した収益基盤構築に貢献できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 今年度が、中期経営計画の3年目の最終の年となります。グループ全体では、当初の目標を達成しておりますが、「HARMОNIZE」を中心としたソリューションと、各事業会社の強みを活かしたサービスで、業績の内容をよりソリッドなものにして行きたいと考えております。社会貢献、社員のモチベーションと業績目標の達成のバランスを取りながら株主の皆様の御期待を越えられますようこれからもベストを尽くして参ります。 略歴を開く閉じる
-
3
高橋保時
再任
生年月日 1964年1月15日生 取締役在任期間 6年 所有する当社株式 21,100株 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1984年4月
- 当社入社
- 2007年4月
- C&Cビジネスサービス㈱執行役員経理財務担当
- 2009年4月
- 当社理事経理担当
- 2010年4月
- C&Cビジネスサービス㈱執行役員経理財務担当
- 2015年4月
- 同社上級執行役員経理財務担当
- 2017年4月
- 同社取締役上級執行役員経理財務担当
- 2017年4月
- 当社執行役員財務担当
- 2017年6月
- 当社取締役執行役員財務担当(現任)
- 2020年4月
- C&Cビジネスサービス㈱代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 財務・会計における高い専門知識と実績を有し、当社グループの財務担当として財務戦略、資本政策、株主還元政策を策定・実行してきました。また、グループ全体のスタッフ部門の業務を集約したC&Cビジネスサービス㈱代表取締役社長として、業務プロセスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、さらなる業務効率化に尽力しています。今後も豊富な経験と専門知識を活かし、財務基盤の強化と財務政策の立案・実施のみならずグループ全体の業務効率化の推進に貢献できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 今年度が最終年度となる中期経営計画「HARMONIZE 2023」の進捗による事業構造変革が進み、収益性が高まったことにより、財務健全性が向上いたしました。引き続き財務基盤の強化を図るとともに、今後は株主還元や成長投資へ軸足を移し、長期的な企業価値向上に努めて参ります。
また、引き続きスタッフの業務DXに取り組み、働き方改革を推進いたします。略歴を開く閉じる
-
4
薮下真平
再任
生年月日 1962年9月11日生 取締役在任期間 2年 所有する当社株式 30,200株 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1985年4月
- 日本アイ・ビー・エム㈱入社
- 2008年7月
- 同社執行役員システム製品事業エンタープライズ・システムズ担当
- 2010年7月
- 同社専務執行役員システム製品事業担当
- 2014年4月
- 同社取締役専務執行役員エンタープライズ事業本部長
- 2018年2月
- 同社専務執行役員インダストリー事業本部金融第二事業部長
- 2020年5月
- JBCC㈱入社 取締役副社長ソリューション事業担当(現任)
- 2021年6月
- 当社取締役(現任)
- 2023年4月
- JBアドバンスト・テクノロジー㈱代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 中期経営計画「HARMONIZE 2023」のフォーカスビジネスであるクラウド事業を当社グループ全体で強力に推進し目標達成に向けて尽力しております。また、4月からはJBアドバンスト・テクノロジー㈱の代表取締役社長として、クラウド連携ソリューションを利用したビジネスモデルのサブスクリプション化を推進することで収益力強化に取り組んでいます。今後さらにグループ全体でのクラウド事業とクラウド連携ソリューション事業の成長を強力にリードすることで、当社グループの企業価値向上に貢献できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 本年度より、これまでのJBCC(株)のソリューション事業担当に加え、JBアドバンスト・テクノロジー(株)を担当させていただくこととなりました。
JBグループ唯一の”メーカー”としての開発力や先進技術との相乗効果により、お客様に価値あるソリューションを提供し、中期経営計画「HARMONIZE 2023」の最終年を良い形で締めくくるとともに、更なるグループ企業の価値向上に向けて全力を尽くす所存です。略歴を開く閉じる
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5
内田義隆
再任
生年月日 1965年3月1日生 取締役在任期間 2年 所有する当社株式 24,939株 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1986年1月
- 当社入社
- 2015年1月
- JBCC㈱執行役員ITサービス事業部長
- 2016年4月
- 同社上級執行役員ITサービス事業部長
- 2017年4月
- 同社取締役上級執行役員ITサービス事業担当
- 2018年4月
- 同社取締役常務執行役員ITサービス事業担当
- 2021年1月
- 同社取締役常務執行役員サービス事業担当
- 2021年6月
- 当社取締役(現任)
- 2023年4月
- JBCC㈱取締役専務執行役員サービス事業担当(現任)
取締役候補者とした理由 中期経営計画「HARMONIZE 2023」におけるフォーカスビジネスである超高速開発及びセキュリティ事業について、JBCC(株)のビジネスモデルを当社グループ全体への展開を強力に推進し、中期経営計画目標達成に向けて着実に成長に導いています。今後も中期経営計画目標達成に向けてこれらフォーカスビジネスを強力にリードし、当社グループの収益力向上と企業価値向上に貢献できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 今年度も「HARMONIZE 2023」の注力分野である超高速開発、及びセキュリティ事業を担当させていただきます。
ビジネス環境の変化が加速する中でお客様を成功に導くため、より最適なサービスを提供することに尽力いたします。
「HARMONIZE 2023」最終年度を迎え、担当する各事業において成長を遂げることで、当グループの企業価値を継続的に高めてまいります。略歴を開く閉じる
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6
井戸潔
再任
社外
独立
生年月日 1955年11月23日生 社外取締役在任期間 5年 所有する当社株式 ― 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1978年4月
- 安田火災海上保険㈱入社
- 2002年6月
- 安田火災システム開発㈱代表取締役社長
- 2002年7月
- ㈱損保ジャパン・システムソリューション代表取締役社長
- 2007年4月
- ㈱損害保険ジャパン執行役員
- 2009年4月
- 損保ジャパンひまわり生命保険㈱取締役常務執行役員
- 2010年4月
- 同社取締役専務執行役員
- 2011年10月
- NKSJひまわり生命保険㈱取締役専務執行役員
- 2013年6月
- ㈱かんぽ生命保険専務執行役
- 2013年7月
- かんぽシステムソリューションズ㈱取締役
- 2016年6月
- ㈱かんぽ生命保険取締役兼代表執行役副社長
- 2017年6月
- かんぽシステムソリューションズ㈱取締役副会長
- 2018年6月
- 当社社外取締役(現任)
- 2020年4月
- かんぽシステムソリューションズ㈱代表取締役最高開発責任者
- 2020年6月
- かんぽシステムソリューションズ㈱代表取締役社長(現任)
- 2023年5月
- かんぽデジタルシステムズ㈱取締役会長(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割等 IT関連企業の経営者としての豊富な経験と幅広い知見に基づき、取締役会において経営に対する助言や業務執行に対する監督を行うことで、取締役会の実効性を高めていただいております。今後もその豊富な経験と幅広い知見に基づく適切な助言と監督により、取締役会の実効性を一層高めていただくとともに当社グループの持続的成長と企業価値向上に貢献いただくことを期待し、引き続き社外取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 中期経営計画「HARMONIZE 2023」の歩みとともに、事業構造の変革、持続的成長の道筋が確固たるものとなるとともに、社員の意識と行動の劇的な変化による社員と経営の一体化、さらにはグループ一体運営がより強固なものとなっています。次代に向けて、より一層、お客様に寄り添い、社会に貢献する真の価値創造企業として、更に大きく発展・成長するため、引き続き、ビジネスプランの達成と企業価値の向上に貢献して参ります。 略歴を開く閉じる
-
7
鷺谷万里
再任
社外
独立
女性
生年月日 1962年11月16日生 社外取締役在任期間 2年 所有する当社株式 ― 取締役会出席率 100%(11回中11回) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1985年4月
- 日本アイ・ビー・エム㈱入社
- 2005年7月
- 同社執行役員ゼネラル・ビジネス事業担当
- 2007年7月
- 同社執行役員経営企画マーケティング・アンド・コミュニケーションズ担当
- 2011年1月
- 同社執行役員通信・メディア・公益事業担当
- 2014年7月
- SAPジャパン㈱常務執行役員ストラテジー・マーケティング&コミュニケーションズ
- 2016年1月
- ㈱セールスフォース・ドットコム常務執行役員チーフ・マーケティング・オフィサー
- 2019年6月
- みずほリース㈱社外取締役(現任)
国際紙パルプ商事㈱社外取締役 - 2020年3月
- ㈱MonotaRO社外取締役(現任)
- 2021年6月
- 当社社外取締役(現任)
- 2022年6月
- 三菱商事社外取締役(現任)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割等 複数のIT関連企業等で経営幹部として営業、マーケティング部門で職務に携わった豊富な経験と知見に基づき、取締役会で経営に対する助言や業務執行に対する監督を行うことで、取締役会の実効性を高めていただいております。今後もこの豊富な経験と知見を活かし、独立の立場から当社グループの持続的成長と企業価値向上と取締役会の実効性確保に貢献していただくことを期待し、引き続き社外取締役候補者といたしました。 株主の皆様へ 当社の中期経営計画達成に向けた「価値創造企業への変革」は着実に歩みを進めてきております。一方で外部環境においてはお客様の経営を支えるDXへの期待は益々高まっており、当社としてはソリューション並びに人的資源の両面に継続投資し、更なる企業体質強化を図っていく必要性があります。社外取締役としては、企業統治の更なる改善と企業価値向上に資する客観性をもった助言に努めて参ります。 略歴を開く閉じる
(注)
1.各取締役候補者と当社の間には特別の利害関係はありません。
2.社外取締役候補者
井戸潔氏は当社の社外取締役としての在任期間は本株主総会終結の時をもって5年であります。
鷺谷万里氏は当社の社外取締役としての在任期間は本株主総会終結の時をもって2年であります。
3.責任限定契約の締結について
当社は、井戸潔氏及び鷺谷万里氏との間で会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償の限度額は法令が規定する最低責任限度額であり、井戸潔氏及び鷺谷万里氏の再任が承認された場合は、両氏との間で当該契約を継続する予定であります。
4.独立役員
当社は、井戸潔氏及び鷺谷万里氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。両氏が再任された場合は、当社は引き続き両氏を独立役員とする予定であります。
井戸潔氏は、かんぽシステムソリューションズ㈱代表取締役社長及びかんぽデジタルシステムズ㈱取締役会長です。両社と当社グループとの間に取引関係はありません。
鷺谷万里氏は、日本アイ・ビー・エム㈱の業務執行者でしたが、2014年7月に同社を退職し、8年以上経過しており独立性に影響を与えるものではないと判断しております。
なお、同社と当社グループの間に取引があり、取引額は2022年度当社連結売上高に対して0.5%未満であります。
同氏は現在、みずほリース㈱、㈱MonotaRO、三菱商事㈱の社外取締役であり業務執行をしておりませんが、みずほリース㈱及び三菱商事㈱と当社グループとの間で取引があり、取引額は2022年度当社連結売上高に対して、それぞれ0.2%未満及び0.1%未満であります。過去及び現在の状況から、当社は同氏の独立性に問題ないものと判断しております。
5.役員等賠償責任保険契約締結について
当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しております。当該保険契約の内容の概要は、事業報告の35頁「(4)役員等賠償責任保険契約の内容の概要等」に記載しております。全ての取締役候補者は当該保険契約の被保険者に含められることとなります。
また、当該保険契約は次回更新時においても同内容での更新を予定しております。
6.当社グループにおける主な組織再編について
2006年4月に日本ビジネスコンピューター㈱は、純粋持株会社への移行に伴いJBCCホールディングス㈱に商号変更し、新たに事業会社として日本ビジネスコンピューター㈱が発足いたしました。
2012年4月にJBエンタープライズソリューション㈱は、日本ビジネスコンピューター㈱を吸収合併するとともに、JBサービス㈱との間で吸収分割を行いJBサービス㈱の一部事業を承継いたしました。これに伴い、JBエンタープライズソリューション㈱は商号をJBCC㈱へ変更いたしました。
(ご参考)取締役のスキルマトリックス
当社の取締役について、社内取締役としては純粋持株会社体制のもとに会社経営や事業分野等への豊富な経験、高い専門性を有し、企業の発展に貢献しうる人材を、また社外取締役としては経営、会計、法律、IT業界等の分野で幅広い知見や経験を有し、取締役会へ積極的に意見表明を行う等監督的役割を担う人材を、バランスよく配置することを目指しています。
議案が原案通り承認可決されますと、当社の取締役のスキルマトリックスは以下の通りになります。
なお、役職は本定時株主総会後の取締役会をもって正式に決定する予定です。