株主総会参考書類

議案

第1号議案 
剰余金の配当の件

 当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付けており、業績や財務状況を勘案して安定した配当を行うことを基本的な方針としております。
 当期の剰余金の期末配当につきましては、当期の業績や今後の経営環境等を勘案して、以下のとおり、1株当たり42円(2円増配)にいたしたいと存じます。

(ご参考)

 当社は、2016年11月に公表しました「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」に基づき、2017年より「第一次中期経営計画2020」に取り組んでおります。本中期経営計画では、株主の皆様への利益還元として、配当性向30%を目安とする財務指標を掲げております。ただし、親会社の所有者に帰属する当期利益が、特殊要因に係る特別損益等により大きく変動する場合には、その影響を考慮して配当金額を決定することがあります。

※2016年7月1日付で株式併合(普通株式5株を1株に併合)を行っております。
株式併合後の基準で換算した金額を株式併合調整後1株当たり配当金として記載しております。

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第2号議案 
取締役9名選任の件

 本総会の終結の時をもちまして取締役全員(9名)の任期が満了となります。つきましては、取締役9名(うち社外取締役3名)の選任をお願いいたしたいと存じます。
 取締役候補者は次のとおりであります。

  • (注)1.上記取締役候補者の当社における地位及び担当は本総会時のものであります。
  • 2.マッケンジー・クラグストン氏の取締役会出席回数は、2018年3月29日の就任以降に開催された取締役会のみを対象としております。
  • 3.福原真弓氏は、戸籍上の氏名は小林真弓でありますが、職務上使用している氏名で表記しております。
  • 上條(かみじょう) (つとむ)

    再任

    生年月日 満65歳(1954年1月6日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    12年
    所有する
    当社株式の数
    18,572株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    取締役候補者の選任理由 上條努氏は、2011年以来当社の代表取締役を務めており、経営者として豊富な経験・実績・見識を有しております。当社のグループ経営全般の管理・監督者として適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1976年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2001年3月
    サッポロビール飲料株式会社 取締役 営業企画部長
    2003年9月
    同社 取締役常務執行役員 マーケティング本部長
    2005年9月
    同社 取締役常務執行役員 経営戦略本部長
    2007年3月
    当社 取締役 経営戦略部長
    2009年3月
    当社 常務取締役
    2011年3月
    サッポロ飲料株式会社 代表取締役社長
    当社 代表取締役社長 兼 グループCEO
    2017年1月
    当社 代表取締役会長(現在に至る)
    重要な兼職の状況 田辺三菱製薬株式会社 社外取締役 / 株式会社帝国ホテル 社外取締役 / 東北電力株式会社 社外取締役
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  • 尾賀(おが) 真城(まさき)

    再任

    生年月日 満60歳(1958年12月2日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    2年
    所有する
    当社株式の数
    16,106株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    取締役候補者の選任理由 尾賀真城氏は、当社の代表取締役や事業会社の代表取締役社長を務めるなど、経営者として豊富な経験・実績・見識を有しております。当社のグループ経営の推進とコーポレートガバナンスの強化に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1982年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2006年10月
    サッポロビール株式会社(新会社) 首都圏本部 東京統括支社長
    2009年3月
    同社 執行役員 北海道本部長
    2010年3月
    同社 取締役 兼 常務執行役員 営業本部長
    2013年3月
    同社 代表取締役社長
    当社 取締役 兼 グループ執行役員
    2015年3月
    当社 グループ執行役員
    2017年1月
    当社 グループ執行役員社長
    3月
    当社 代表取締役社長(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
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  • 征矢(そや) 真一(しんいち)

    再任

    生年月日 満55歳(1963年9月20日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    3年
    所有する
    当社株式の数
    4,932株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    取締役候補者の選任理由 征矢真一氏は、事業会社において経理財務部門を幅広く経験するとともに、経営戦略・国際部門の責任者を務めるなど、経営戦略全般に関する経験・実績・見識を有しており、当社のグループ経営及びグローバル経営の強化に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1986年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2006年10月
    サッポロビール株式会社(新会社)北海道本社 戦略企画部長
    2009年11月
    株式会社ポッカコーポレーション(現ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)取締役
    2012年3月
    サッポロ飲料株式会社 取締役 経営戦略部長
    11月
    ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 常務取締役
    2014年3月
    サッポロインターナショナル株式会社 取締役
    サッポログループマネジメント株式会社 取締役
    2015年3月
    ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役常務執行役員
    2016年3月
    当社 取締役 経営管理部長(現在に至る)
    2018年3月
    サッポロ不動産開発株式会社 取締役(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
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  • 福原(ふくはら) 真弓(まゆみ)

    再任

    生年月日 満54歳(1964年4月2日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    3年
    所有する
    当社株式の数
    2,264株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    取締役候補者の選任理由 福原真弓氏は、事業会社の人事部門の責任者を務めるなど、人事戦略全般に関する経験・実績・見識を有しており、サッポログループのダイバーシティの推進及び人材育成の強化に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1988年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2009年9月
    サッポロビール株式会社(新会社)人事総務部グループリーダー
    2013年3月
    同社 人事総務部長
    2014年3月
    同社 人事部長
    2016年3月
    当社 取締役 人事部長(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
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  • 大平(おおひら) 靖之(やすゆき)

    新任

    生年月日 満58歳(1961年3月25日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    所有する
    当社株式の数
    6,208株
    取締役会出席回数
    取締役候補者の選任理由 大平靖之氏は、事業会社のエンジニアリング部門を長く経験するとともに、経営戦略部門、生産技術部門、研究開発部門、サプライチェーンマネジメント部門の責任者を務めるなど、経営全般に関する十分な知見・経験を有しており、サッポログループの広義のサプライチェーン体制と研究開発の推進に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1984年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2006年3月
    サッポロビール株式会社(新会社)エンジニアリング部長
    2011年3月
    同社 執行役員 千葉工場長
    2012年9月
    同社 取締役 兼 執行役員 経営戦略本部長
    2014年3月
    同社 取締役 兼 執行役員
    2016年3月
    ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 取締役常務執行役員 兼 研究開発本部長
    2017年3月
    同社 取締役常務執行役員(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
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  • 生方(うぶかた) 誠司(せいじ)

    新任

    生年月日 満54歳(1964年11月1日生)
    取締役在任年数
    (本総会終結時)
    所有する
    当社株式の数
    1,978株
    取締役会出席回数
    取締役候補者の選任理由 生方誠司氏は、事業会社の人事部門や営業部門の責任者、また、サッポロUSA社の代表取締役社長を務めるなど、経営戦略全般に関する豊富な経験・実績・見識を有しており、サッポログループの成長戦略の策定・推進、また、グローバル戦略の推進に適任であると判断し、取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1987年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2008年9月
    SAPPORO U.S.A. INC. Vice President
    2009年3月
    SAPPORO U.S.A. INC. President
    2012年3月
    当社 人事総務部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 グループ人事統括部長
    2014年10月
    当社 人事部長 兼 戦略企画部長
    2015年3月
    サッポロビール株式会社(新会社) 上席執行役員 北海道本部長 兼 北海道本社代表(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
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  • 鵜澤(うざわ) (しずか)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 満73歳(1946年1月30日生)
    社外取締役在任年数
    (本総会終結時)
    4年
    所有する
    当社株式の数
    0株
    取締役会出席回数 13/13回(100%)
    社外取締役候補者の選任理由 鵜澤静氏は、持株会社の社長としての豊富な経験・実績・見識を有し、また、財務・経営管理におけるこれまでの経験に基づき、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただいており、グループ経営体制の強化など当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1969年4月
    日清紡績株式会社(現日清紡ホールディングス株式会社)入社
    2001年6月
    同社 取締役 経理本部長
    2004年6月
    同社 常務取締役
    2006年6月
    同社 取締役常務執行役員 総務本部長
    2007年4月
    同社 取締役専務執行役員 紙製品事業本部長
    2008年4月
    同社 取締役専務執行役員 紙製品事業本部長 兼 事業支援センター長
    2009年6月
    同社 代表取締役社長
    2013年6月
    同社 代表取締役会長
    2015年3月
    当社 社外取締役(現在に至る)
    2016年6月
    日清紡ホールディングス株式会社 相談役
    独立性に関する考え方 鵜澤静氏は、2016年6月まで日清紡ホールディングス株式会社の業務執行に携わっておりましたが、同社と当社及び当社子会社との間に取引がなく、当社が定める「社外役員の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 株式会社日本政策金融公庫 社外取締役 / 株式会社ニチレイ 社外取締役
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  • マッケンジー・(Mackenzie) クラグストン(Clugston)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 満68歳(1950年6月19日生)
    社外取締役在任年数
    (本総会終結時)
    1年
    所有する
    当社株式の数
    0株
    取締役会出席回数 9/11回(82%)
    社外取締役候補者の選任理由 マッケンジー・クラグストン氏は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、当社が事業展開を進める北米・東南アジアの外交・貿易の分野で高い見識を有しております。その豊富な経験・実績・見識から、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただいており、グローバル展開を推進する当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1982年6月
    カナダ外務・国際貿易省入省
    2000年8月
    在大阪 カナダ総領事
    2003年8月
    駐日カナダ大使館公使
    2009年8月
    インドネシア共和国大使 兼 東ティモール民主共和国大使 兼 東南アジア諸国連合(ASEAN)大使
    2012年11月
    駐日カナダ特命全権大使
    2016年9月
    当社 顧問
    2018年3月
    当社 社外取締役(現在に至る)
    独立性に関する考え方 マッケンジー・クラグストン氏は、2016年9月に当社顧問に就任し、当社経営は同氏からアドバイスを受けておりました。顧問としての報酬は同氏の有する経験・見識に基づく当社の経営への助言に対する対価として支払われたもので、年間の報酬額は500万円以下であることから、当社が定める「社外役員の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しています。なお、同氏は、2018年3月に当社社外取締役選任に伴い当社顧問を退任しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 亀田製菓株式会社 社外取締役 / 関西学院大学 特別任期制教授 / 出光興産株式会社 社外取締役
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  • 福田(ふくだ) 修二(しゅうじ)

    新任

    社外

    独立

    生年月日 満67歳(1951年12月20日生)
    社外取締役在任年数
    (本総会終結時)
    所有する
    当社株式の数
    0株
    取締役会出席回数
    社外取締役候補者の選任理由 福田修二氏は、事業法人の社長としての豊富な経験・実績・見識を有し、また、財務・人事・経営全般におけるこれまでの経験に基づき、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場で、当社取締役会において的確な提言・助言をいただくことにより、グループ経営体制の強化など当社のコーポレートガバナンスに資するところは大きいと判断し、社外取締役候補者としております。
    略歴、地位及び担当
    1974年4月
    小野田セメント株式会社(現太平洋セメント株式会社)入社
    2008年4月
    同社 執行役員 人事部長 兼 人事業務センター長
    2008年10月
    同社 執行役員 人事部長
    2010年8月
    同社 取締役常務執行役員 人事部長
    10月
    同社 取締役常務執行役員
    2012年4月
    同社 代表取締役社長
    2018年4月
    同社 取締役会長(現在に至る)
    独立性に関する考え方 福田修二氏は、2018年3月まで太平洋セメント株式会社の業務執行に携わっておりました。現在、当社子会社との間で同社との取引がありますが、直近の事業年度における当社の連結売上収益及び同社の連結売上高それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも0.1%未満であることから、当社が定める「社外役員の独立性基準」に照らし、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断しております。また、適用のある金融商品取引所が定める独立性基準を満たしているため、東京証券取引所及び札幌証券取引所に対して、独立役員として届け出ております。
    重要な兼職の状況 太平洋セメント株式会社 取締役会長 / 屋久島電工株式会社 取締役
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  • (注)1.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
  • 2.所有する当社株式の数には、サッポログループの役員持株会及び社員持株会における持分を含めた実質持株数を記載しております。
  • 3.当社は、鵜澤静氏の兼職先の株式会社ニチレイと、不動産に関する事業において競業関係があります。
  • 4.当社は、鵜澤静氏及びマッケンジー・クラグストン氏との間で、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結しており、両氏の再任をご承認いただいた場合は、当該契約を継続する予定であります。また、福田修二氏の選任をご承認いただいた場合には、同様の責任限定契約を締結する予定であります。
    なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類39頁に記載のとおりであります。

(ご参考)独立性の判断について

 当社は、独立社外取締役を委員長とする任意の「指名委員会」において、独立社外取締役候補者及び独立社外監査役候補者として、以下のとおり、当社が定める「社外役員の独立性基準」を満たす者であることを要件としております。また、独立社外取締役候補者においては、企業経営や特定の専門領域における豊富な経験・実績・見識を有し、当社の経営課題について的確な提言・助言を行うことができる人材を推薦することとしております。

社外役員の独立性基準

  1. 当社において社外取締役及び社外監査役(以下「社外役員」という。)が独立性を有する社外役員(以下「独立役員」という。)というためには、当該社外役員が以下の(1)から(3)のいずれにも該当してはならないものとする。
    • (1)現在又は過去10年間において、当社又は当社の連結子会社(以下「当社グループ」という。)の業務執行者(社外監査役を独立役員として指定する場合にあっては、業務執行者でない取締役を含む。)であった者(※1)
    • (2)現在又は過去3年間において、以下の①から⑧のいずれかに該当していた者
      • ①当社グループを主要な取引先とする者又はその業務執行者(※2)
      • ②当社グループの主要な取引先又はその業務執行者(※3)
      • ③当社グループから役員報酬等以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家(当該財産を得ている者が法人、組合等の団体である場合は、当該団体に所属する者をいう。)(※4)
      • ④当社グループの主要株主(当該主要株主が法人である場合には、当該法人の業務執行者)(※5)
      • ⑤当社の業務執行者が他の会社の社外役員に就任している場合における当該他の会社の業務執行者
      • ⑥当社グループから多額の寄付を受けている者又は寄付を受けている団体の理事その他の業務執行者(※6)
      • ⑦当社グループの会計監査人である監査法人の社員、パートナー又は従業員
      • ⑧当社グループの主要な借入先又はその業務執行者(※7)
    • (3)上記(1)又は(2)に掲げる者(重要でない者を除く。)の配偶者又は二親等内の親族
  2. 当社において独立役員であるというためには、当社の一般株主全体との間で、上記1.の(1)から(3)で考慮されている事由以外の事情で恒常的に実質的な利益相反が生じるおそれのない社外役員であることを要する。
  3. 上記1.の(1)から(3)のいずれかに該当する社外役員であっても、当該社外役員の人格、見識等に照らし、当社の独立役員としてふさわしいと当社が考える社外役員については、当社は、当該社外役員が適用ある金融商品取引所が定める独立性基準を充足しており、かつ、当該社外役員が当社の社外役員としてふさわしいと考える理由を対外的に説明することを条件に、当該社外役員を当社の独立役員とすることができるものとする。

(注)

  • ※1.過去10年間のいずれかの時において当社グループの非業務執行取締役又は監査役であったことがある者にあっては、それらの役職への就任の前10年間とする。「業務執行者」とは、会社法施行規則第2条第3項第6号に規定する者をいう。
  • ※2.「当社グループを主要な取引先とする者」とは、直近事業年度においてその者の年間連結売上高の2%以上の支払いを、当社グループから受けた者をいう。
  • ※3.「当社グループの主要な取引先」とは、直近事業年度において当社の年間連結売上収益の2%以上の支払いを当社グループに行った者をいう。
  • ※4.「当社グループから役員報酬等以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家」とは、直近事業年度において役員報酬等以外にその者の年間連結売上高の2%若しくは1,000万円のいずれか高い方の額以上の金銭又は財産を当社から得た者又は法律事務所、監査法人、税理士法人若しくはコンサルティング・ファームその他の専門的アドバイザリー・ファームであって、直近事業年度においてそのファームの年間総売上高の2%以上の支払いを、当社グループから受けたファームの社員、パートナー、アソシエイト若しくは従業員である者をいう。
  • ※5.「当社グループの主要株主」とは、総議決権の10%以上の議決権を直接又は間接的に保有する者又は保有する法人をいう。
  • ※6.「多額の寄付」とは、直近事業年度における年間1,000万円以上又は当該団体の平均年間総費用の30%のいずれか高い方の額の寄付をいう。
  • ※7.「当社グループの主要な借入先」とは、当社の資金調達において必要不可欠であり、代替性がない程度に依存している金融機関その他の大口債権者をいう。

(ご参考)コーポレートガバナンス・ダイジェスト

機関形態

当社は、監査役会設置会社ですが、1998年11月には「指名委員会」及び「報酬委員会」を任意で設置し、取締役の人事・処遇に係る運営の透明性を高め、経営機構の健全性の維持、向上に取り組んでいます。加えて、2015年12月には「社外取締役委員会」を設置し、当社及びサッポログループの経営戦略、並びにコーポレートガバナンスに関する事項などについて、独立社外取締役との情報交換、認識共有の強化を図っています。

取締役会

指名委員会及び報酬委員会(1998年11月設置)

取締役の人事・処遇に係る運営の透明性を高め、経営機構の健全性を維持する目的から、取締役会の諮問機関として指名委員会と報酬委員会を設置しています。両委員会のメンバーは、すべての独立社外取締役及び代表取締役社長の計4名(指名委員会における監査役候補者の推薦に際しては、常勤監査役をメンバーに加える)で構成し、委員長は独立社外取締役より選出することとしています。

当社コーポレートガバナンス改革の歴史

より実効性の高いコーポレートガバナンスを目指して、改革を続けています。

  • (注)1.当社は2003年に純粋持株会社体制に移行しました。
  • 2.2005年3月より取締役の任期を1年に短縮しました。

第3号議案 
監査役1名選任の件

 本総会の終結の時をもちまして監査役尾﨑聖治氏の任期が満了となります。つきましては、監査役1名の選任をお願いいたしたいと存じます。
 なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
 監査役候補者は次のとおりであります。

  • 溝上(みぞかみ) 俊男(としお)

    新任

    生年月日 満59歳(1959年4月16日生)
    監査役在任年数
    (本総会終結時)
    所有する当社株式の数 5,439株
    監査役会出席回数
    監査役候補者の選任理由 溝上俊男氏は、財務・経理部門での十分な知見・経験を有しております。また、当社取締役及び常務グループ執行役員を歴任し、豊富な経験・実績・見識を有しており、客観的かつ公正な立場で取締役の職務の執行を監査できると判断し、監査役候補者としております。
    略歴・地位
    1984年4月
    当社(旧サッポロビール株式会社)入社
    2008年3月
    サッポロビール株式会社(新会社)経理部長
    2011年3月
    同社 執行役員 経理部長
    2012年3月
    当社 経理部長 兼 サッポログループマネジメント株式会社 取締役 グループ経理部長
    2013年9月
    サッポログループマネジメント株式会社 取締役
    2014年3月
    当社 取締役 経営管理部長
    2016年3月
    当社 常務取締役
    サッポログループマネジメント株式会社 代表取締役社長(現在に至る)
    2017年3月
    当社 常務グループ執行役員(現在に至る)
    重要な兼職の状況 なし
    略歴を開く閉じる
  • (注)1.候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
  • 2.所有する当社株式の数には、サッポログループの役員持株会における持分を含めた実質持株数を記載しております。
  • 3.溝上俊男氏は当社の常務グループ執行役員及びサッポログループマネジメント株式会社代表取締役社長ですが、2019年3月28日付けで退任予定であります。
  • 4.当社は、溝上俊男氏の選任をご承認いただいた場合には、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類39頁に記載のとおりであります。

第4号議案 
補欠監査役1名選任の件

 本総会の開始の時をもちまして、2018年3月29日開催の第94回定時株主総会において選任いただいた補欠監査役飯塚孝徳氏の選任の効力が失効しますので、改めて、社外監査役が法令に定める員数を欠くことになる場合に備え、社外監査役の補欠監査役1名の選任をお願いいたしたいと存じます。
 なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
 補欠監査役候補者は次のとおりであります。

  • 飯塚(いいづか) 孝徳(たかのり)

    社外監査役の
    補欠監査役候補者

    生年月日 満52歳(1966年6月1日生)
    社外監査役の補欠監査役候補者の選任理由 飯塚孝徳氏は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、8年間にわたり株式会社企業再生支援機構(現株式会社地域経済活性化支援機構)にて地域経済活性化、事業再生支援に従事し、企業法務分野に精通した弁護士としての豊富な知識と経験によって、客観的かつ公正な立場で取締役の職務の執行を監査できると判断し、社外監査役の補欠監査役候補者としております。
    略歴・地位
    1996年4月
    弁護士登録(第一東京弁護士会所属)
    原田・尾崎・服部法律事務所(現尾崎法律事務所)勤務
    2009年4月
    飯塚総合法律事務所(現在に至る)
    10月
    株式会社企業再生支援機構(現株式会社地域経済活性化支援機構)出向
    独立性に関する考え方 飯塚孝徳氏は、当社が定める「社外役員の独立性基準」を満たしております。なお、同氏が監査役に就任された場合は、東京証券取引所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、各取引所に届け出る予定であります。
    重要な兼職の状況 飯塚総合法律事務所 弁護士 / SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社 社外取締役(監査等委員) / 原子力損害賠償紛争解決センター仲介委員
    所有する当社株式の数 0株
    略歴を開く閉じる
  • (注)1.候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
  • 2.飯塚孝徳氏が監査役に就任された場合、当社は、同氏との間で会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類39頁に記載のとおりであります。
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