事業報告(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)
企業集団の現況に関する事項
事業の経過及び成果
当期における我が国の経済情勢は、雇用環境改善を背景に個人消費が持ち直し、設備投資や輸出も増加したことから、緩やかな回復基調で推移いたしました。世界においては、米国・欧州・中国やアジア経済が比較的堅調に推移、米国の保護主義的政策や金融政策への懸念、世界同時株安、地政学的リスク等はあるものの、総じて堅調に推移いたしました。
自動車産業におきましては、国内は、軽自動車の販売回復や輸出増により、生産台数は前期に比べ増加いたしました。海外では、米国が減産のなか、欧州・アジアの需要増等により、世界の自動車生産台数は前期に比べ増加いたしました。
このような状況のもと、当社グループは中長期的な自動車照明器の収益拡大に向け、海外生産能力の増強、製品開発力の強化、及び積極的な受注活動を展開してまいりました。前期にブラジル生産子会社を設立したのに加え、昨年10月マレーシアに子会社を設立いたしました。
当期における売上高は、新規受注の拡大、自動車ランプのLED化進展等に伴い、主力の自動車照明関連事業が増収となり、前期比0.9%増の8,488億円となりました。
事業区分別の概況
セグメントの状況は、以下のとおりです。
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売上高
前期比%増
(単位:)
自動車生産台数の増加に加え、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比12.7%増の3,646億円となりました。
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売上高
前期比%減
(単位:)
自動車生産台数の増加や新規受注の拡大はあるものの、従来連結子会社であった上海小糸車灯有限公司を第2四半期連結会計期間末より持分法適用会社とした影響から、売上高は前期比27.7%減の1,577億円となりました。
なお、上海小糸車灯有限公司は、平成30年3月の持分譲渡により連結対象から除外しております。 -
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売上高
前期比%増
(単位:)
自動車生産の増加に加え、新規受注の拡大やLED化進展により、売上高は前期比39.5%増の430億円となりました。
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売上高
前期並
(単位:)
自動車生産台数は減少したものの、新規受注の拡大やLED化進展により、売上高は前期並の1,868億円となりました。
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売上高
前期比%増
(単位:)
自動車生産台数の増加に加え、インドやタイ、インドネシアにおける新規受注の拡大、二輪車ランプのLED化進展等により、売上高は前期比17.9%増の965億円となりました。
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(単位:)
売上高
前期比%増
自動車生産台数の増加に加え、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比12.7%増の3,646億円となりました。
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(単位:)
売上高
前期比%減
自動車生産台数の増加や新規受注の拡大はあるものの、従来連結子会社であった上海小糸車灯有限公司を第2四半期連結会計期間末より持分法適用会社とした影響から、売上高は前期比27.7%減の1,577億円となりました。
なお、上海小糸車灯有限公司は、平成30年3月の持分譲渡により連結対象から除外しております。 -
(単位:)
売上高
前期比%増
自動車生産の増加に加え、新規受注の拡大やLED化進展により、売上高は前期比39.5%増の430億円となりました。
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売上高
前期並
自動車生産台数は減少したものの、新規受注の拡大やLED化進展により、売上高は前期並の1,868億円となりました。
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(単位:)
売上高
前期比%増
自動車生産台数の増加に加え、インドやタイ、インドネシアにおける新規受注の拡大、二輪車ランプのLED化進展等により、売上高は前期比17.9%増の965億円となりました。
利益につきましては、上記売上増の効果に加え、国内外における改善合理化を推進したことにより、営業利益は前期比12.2%増の1,037億円、経常利益は前期比13.2%増の1,079億円、親会社株主に帰属する当期純利益は関係会社出資金売却益等の特別利益もあり前期比47.1%増の833億円となり、6期連続で過去最高業績となりました。
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連結計算書類
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