第2号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件
取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本議案において同じ。)全員(7名)は、本総会の終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、取締役7名の選任をお願いいたしたいと存じます。
なお、取締役候補者の選任に当たりましては、筆頭独立社外取締役が委員長を務め、かつ独立社外取締役が過半数を占める指名・報酬委員会の審議を経ております。
また、当社監査等委員会より、本議案における当社の取締役候補者の選任について、指名・報酬委員会での審議内容の確認を行った結果、取締役候補者の選任手続きは適切に行われており、特段の指摘事項はない旨の報告を受けております。
取締役候補者は、次のとおりであります。
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1
稲畑勝太郎
再任
生年月日 1959年12月3日生 所有する当社株式の数 466,234株 取締役会への出席状況 16回中16回(100%) 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1989年1月
- 当社に入社
- 1995年6月
- 当社取締役
- 1997年6月
- 当社常務取締役
- 2003年6月
- 当社取締役常務執行役員
- 2005年4月
- 当社取締役専務執行役員
- 2005年12月
- 当社代表取締役社長執行役員(現在)
取締役候補者とした理由 稲畑勝太郎氏は1995年に取締役に就任後は常務取締役、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員を歴任し、合成樹脂セグメントなどの営業部門のほか、人事・情報システムなどの管理部門も担当してきました。2005年からは代表取締役社長執行役員を務めております。同氏は長年にわたりこのように当社の経営を担っており、経営者として豊富な経験をされていることから、当社の取締役として適任であると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる
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2
赤尾豊弘
再任
生年月日 1959年12月19日生 所有する当社株式の数 17,300株 取締役会への出席状況 16回中16回(100%) 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1982年4月
- 当社に入社
- 2004年6月
- 当社情報画像本部長
- 2005年6月
- 当社執行役員
- 2010年6月
- 当社取締役執行役員
- 2011年4月
- 当社電子機能材本部長
- 2012年4月
- 当社情報電子第一本部長・情報電子第二本部長・情報電子第三本部長
- 2013年4月
- 当社情報電子第一本部担当・情報電子第二本部担当・情報電子第三本部担当
- 2013年6月
- 当社取締役常務執行役員
- 2014年6月
- 当社化学品本部担当・生活産業本部担当
稲畑ファインテック株式会社取締役(現在) - 2015年6月
- 当社代表取締役専務執行役員(現在)
- 2016年4月
- 当社情報電子・生活産業セグメント担当、欧米地区担当(現在)
化学品セグメント担当
取締役候補者とした理由 赤尾豊弘氏は長年にわたり当社の主力事業のひとつである情報電子事業の責任者を務めてきました。また、経営者としては2010年に取締役に就任後は取締役常務執行役員を経て、2015年からは代表取締役専務執行役員を務めており、情報電子・生活産業セグメントを担当しております。同氏はこのように経営者として豊富な経験をされていることから、当社の取締役として適任であると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる
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3
横田健一
再任
生年月日 1962年11月3日生 所有する当社株式の数 13,300株 取締役会への出席状況 16回中16回(100%) 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1996年7月
- 当社に入社
- 2004年7月
- 当社財務経理室長
- 2005年6月
- 当社執行役員
- 2008年6月
- 当社取締役執行役員 経営企画室長
- 2009年5月
- 当社内部監査室担当
- 2009年6月
- 当社財務経営管理室長
- 2011年4月
- 当社経営企画室副室長
- 2013年4月
- 当社財務経営管理室担当・海外事業室副室長
- 2013年6月
- 当社リスク管理室担当
- 2014年6月
- 当社取締役常務執行役員 業務管理室担当
- 2016年4月
- 当社財務経理・IR・業務推進・リスク管理担当・海外管理担当
- 2016年6月
- 当社総務広報・情報システム担当
- 2017年6月
- 当社代表取締役専務執行役員(現在)
- 2021年6月
- 当社管理部門全般担当(現在)
取締役候補者とした理由 横田健一氏は公認会計士としての職務経験があり、当社入社後は長年にわたり主に財務経理部門の責任者を務め、一貫してコーポレートファイナンスに従事してきました。また、経営者としては2008年に取締役に就任後は取締役常務執行役員を経て、2017年からは代表取締役専務執行役員を務め、これまでリスク管理や内部監査、情報システム部門などを担当してきました。2021年より人事部門を含め管理部門全般を担当しております。同氏はこのように経営者として豊富な経験をされていることから、当社の取締役として適任であると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる
-
4
杉山勝浩
再任
生年月日 1958年6月15日生 所有する当社株式の数 9,100株 取締役会への出席状況 16回中16回(100%) 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 2002年7月
- 当社に入社
- 2010年6月
- 当社執行役員 合成樹脂第二本部長
- 2014年4月
- 当社情報電子第一本部長
- 2016年6月
- 当社取締役執行役員
- 2018年6月
- 当社取締役常務執行役員 情報電子セグメント担当補佐・北東アジア地区担当(現在)
- 2019年3月
- TAIWAN INABATA SANGYO CO.,LTD 取締役(現在)
- 2021年6月
- 当社化学品セグメント担当(現在)
取締役候補者とした理由 杉山勝浩氏は当社の主力事業である合成樹脂事業、情報電子事業両方で責任ある地位を務めてきました。また、経営者としては2016年に取締役に就任し、2018年からは取締役常務執行役員を務めており、情報電子セグメントを担当すると共に、2021年からは化学品セグメントも担当しております。同氏はこのように経営者として豊富な経験をされていることから、当社の取締役として適任であると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる
-
5
重森隆志
新任
生年月日 1958年10月3日生 所有する当社株式の数 0株 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1983年4月
- 住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)に入社
- 2012年4月
- 同社執行役員
- 2016年4月
- 同社常務執行役員
- 2019年4月
- 同社専務執行役員
- 2019年6月
- 同社取締役専務執行役員
- 2021年6月
- 同社専務執行役員
住友精化株式会社取締役(非業務執行)(現在) - 2023年4月
- 住友化学株式会社顧問(現在)
取締役候補者とした理由 重森隆志氏は総合化学メーカーにおいて、サウジアラビアの国有会社との合弁企業に関する事業に関与し、同社への出向を経て、本社帰任後は執行役員として同社の成長を支えてきた他、経営企画、経営管理、IT、財務などの管理部門も担当しております。これらの経験に基づく幅広い知見及び専門的知識を有していることから、当社の取締役として適任であると判断し、取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる
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6
萩原貴子
再任
社外
独立
女性
生年月日 1961年3月12日生 所有する当社株式の数 0株 取締役会への出席状況 16回中16回(100%) 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1984年4月
- ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)に入社
- 2002年4月
- 同社NACS(ネット系サービスビジネスカンパニー)人事部統括部長
- 2006年4月
- 同社人事部門人材開発部統括部長
- 2008年4月
- 同社人事部門ダイバーシティ開発部統括部長
- 2014年4月
- ソニー光株式会社・ソニー希望株式会社(現 ソニー希望・光株式会社)代表取締役
- 2015年1月
- ソニー株式会社 退社
- 2015年2月
- 株式会社グリーンハウス 取締役 Chief Health Officer
- 2020年7月
- 株式会社DDD 代表取締役(現在)
- 2021年5月
- ツインバード工業株式会社(現 株式会社ツインバード)社外取締役(現在)
- 2021年6月
- 当社社外取締役(現在)
NECキャピタルソリューション株式会社 社外取締役(現在)
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 萩原貴子氏はAV機器やゲーム、映画、音楽等、複数の事業をグローバルに展開する大手電機メーカーにおいて人事部門の責任者を長く務め、また経営者としての経験も有しており、幅広い見識と経験を備えております。また取締役会において当社が期待する役割を十分に果たしてきた実績を考慮し、引き続き社外取締役候補者としました。
同氏が選任された場合には、当社における人事戦略やダイバーシティの推進等についての助言等をいただくことを期待しております。社外取締役在任年数 2年(本総会終結時) 略歴を開く閉じる
-
7
長南収
新任
社外
独立
生年月日 1956年5月16日生 所有する当社株式の数 0株 略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況 - 1980年4月
- キユーピー株式会社に入社
- 2008年9月
- 同社執行役員大阪支店長
- 2012年7月
- 同社執行役員東京支店長
- 2014年2月
- 同社取締役東京支店長
- 2016年2月
- 同社取締役常務執行役員
- 2017年2月
- 同社代表取締役社長執行役員
- 2021年5月
- 公益財団法人キユーピーみらいたまご財団理事長(現在)
- 2022年2月
- キユーピー株式会社相談役
社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 長南 収氏は中国、東南アジアを中心にグローバルに展開する食料品メーカーにおいて営業部門の責任者を長く務め、また経営者としての経験も有しており、幅広い見識と経験を備えております。このことから、同氏は当社の社外取締役として適任であると判断し、社外取締役候補者としました。
同氏が選任された場合には、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を基に、外部的視点から当社の業務執行に対する監督、助言をいただくことを期待しております。略歴を開く閉じる
(注)
1. 各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
2. 重森隆志及び長南 収の両氏は、新任の取締役候補者であります。
3. 萩原貴子及び長南 収の両氏は、社外取締役候補者であります。
4. 当社は、萩原貴子及び長南 収の両氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。萩原貴子氏の再任が承認された場合には、引き続き独立役員とする予定であります。また、長南 収氏につきましても、同氏の選任が承認された場合には、独立役員とする予定であります。なお、両氏は、当社の「社外取締役の独立性基準」(同基準は21ページに記載のとおりであります。)が定める独立性に関する基準を満たしております。
萩原貴子氏は、株式会社DDDの代表取締役でありますが、当社と同社との間に特別の関係はありません。
長南 収氏は、過去3年以内にキユーピー株式会社の相談役であったことがありますが、当社と同社との間に特別の関係はありません。
5. 当社は、萩原貴子氏との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、同氏の再任が承認された場合には、当該契約を継続する予定であります。なお、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、その職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額であります。また、重森隆志及び長南 収の両氏につきましても、両氏の選任が承認された場合には、同様の契約を締結する予定であります。
6. 当社は、保険会社との間で、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、当社取締役を含む被保険者の職務の執行に関し責任を負うこと、または、当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補することとしております。各候補者の選任が承認された場合には、当該保険契約の被保険者となります。
また、当該保険契約は次回更新時においても同内容での更新を予定しております。
7. 「所有する当社株式の数」は2023年3月31日現在の所有株式数であります。