第3号議案 監査役2名選任の件

現任監査役の加毛修、岡田譲治の各氏は、本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、社外監査役2名の選任をお願いしたいと存じます。

なお、本議案につきまして、取締役会は、社外取締役が委員長を務め、かつその構成員の過半数を社外取締役が占める指名委員会に諮問し、指名委員会は、監査役会が提示した候補者要件を参照しつつ答申を行い、取締役会は、その答申をふまえて提案しております。

また、本議案の本総会への提出につきましては、あらかじめ監査役会の同意を得ております。

その候補者は次のとおりです。

(ご参考)選任後の監査役会の構成

第3号議案の承認が得られた場合、監査役は社外監査役3名を含む5名となり、監査役会の構成は次のとおりとなります。

  • 岡田( おかだ ) 譲治( じょうじ )
    再任
    社外
    独立
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1951年10月10日生
    72歳
    所有する当社の株式数 普通株式5,200株
    監査役在任期間 4年
    略歴、当社における地位 1974年4月
    三井物産株式会社入社
    2006年2月
    同社財務統括部長
    2008年4月
    同社執行役員 経理部長
    2011年6月
    同社代表取締役 常務執行役員CFO
    2013年2月
    金融庁企業会計審議会委員
    2013年7月
    IFRS財団評議員
    2014年4月
    三井物産株式会社 代表取締役副社長執行役員CFO
    2015年6月
    三井物産株式会社 常勤監査役
    2017年11月
    公益社団法人日本監査役協会 会長
    2020年6月
    当社社外監査役(現任)
    2020年10月
    日本取引所自主規制法人 外部理事(現任)
    2023年6月
    日本公認不正検査士協会 理事長(現任)
    日本電気株式会社 社外取締役(現任)
    重要な兼職の状況(上場企業における重要な兼職数 1社) 日本取引所自主規制法人 外部理事、日本公認不正検査士協会 理事長、
    日本電気株式会社 社外取締役
    社外監査役候補者とした理由等
    同氏は、総合商社の経営や財務経理部門の責任者としての実務経験と専門知識、および総合商社の常勤監査役や日本監査役協会のトップとしての豊富な経験を通じて、ガバナンスおよびリスクマネジメントを含む監査業務全般に関する高い見識を有しており、当社の監査役として財務面等での監査・アドバイスを行っております。以上により、当社の健全性の維持と持続的な企業価値向上の実現のために適切な人材であると判断し、当社の定める「社外役員の独立性基準」を満たす社外監査役としての選任をお願いするものです。また、同氏は、現に当社の社外監査役ですが、その在任期間は本総会終結の時をもって4年となります。
    • 松村( まつむら ) 眞理子( まりこ )
      新任
      社外
      独立
      略歴を開く閉じる
      生年月日 1959年9月24日生
      64歳
      所有する当社の株式数 普通株式0株
      略歴、当社における地位 1988年4月
      弁護士登録(第一東京弁護士会)
      ブラウン・守谷・帆足・窪田法律事務所入所
      1994年2月
      龍土綜合法律事務所入所
      2006年1月
      真和総合法律事務所 パートナー弁護士(現任)
      2017年2月
      株式会社ファンドクリエーショングループ 社外監査役(現任)
      2018年6月
      明治ホールディングス株式会社 社外取締役(現任)
      2022年4月
      第一東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長
      2023年6月
      株式会社小松製作所 社外監査役(現任)
      ソーダニッカ株式会社 社外取締役(現任)
      重要な兼職の状況(上場企業における重要な兼職数 4社) 真和総合法律事務所 パートナー弁護士、株式会社ファンドクリエーショングループ 社外監査役、
      明治ホールディングス株式会社 社外取締役、株式会社小松製作所 社外監査役、
      ソーダニッカ株式会社 社外取締役
      社外監査役候補者とした理由等
      同氏は、1988年4月の弁護士登録以降、第一東京弁護士会会長を務めるなど、法務、コンプライアンス分野における豊かな経験と見識を有しております。以上により、法律面等での監査・アドバイスを通じて、当社の健全性の維持と持続的な企業価値向上を実現するために適切な人材であると判断し、当社の定める「社外役員の独立性基準」を満たす社外監査役としての選任をお願いするものです。なお、同氏は、過去に社外役員となること以外の方法で直接会社経営に関与した経験はありませんが、上記の理由により社外監査役としての職務を適切に遂行できるものと判断しております。

      ※松村眞理子氏の戸籍上の氏名は細井眞理子です。
    ■特別の利害関係

    各候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。

    ■役員等賠償責任保険契約の締結

    当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(以下、「D&O保険」といいます。)契約を保険会社との間で締結し、取締役および監査役が業務について行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより被保険者が被る損害賠償金や争訟費用等(ただし、保険契約上で定められた免責事由に該当するものを除きます。)をD&O保険により塡補することとしております。現任の監査役である候補者は、D&O保険の被保険者に含められております。また、新任の候補者を含め各候補者が選任され、就任した場合にも、いずれもD&O保険の被保険者に含められることとなります。D&O保険の保険料は当社が全額負担しております。現行のD&O保険の契約期間は、1年間であり、当該期間の満了前に取締役会において決議のうえ、これを更新する予定です。

    ■独立役員

    岡田譲治氏は、東京証券取引所の規定に基づく、一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員としての要件、および本招集ご通知16ページに記載の当社の定める社外役員の「独立性基準」を満たしております。このため当社は、同氏を独立役員として指定し、同取引所に届け出ており、また、同氏が監査役に再選され、社外監査役に就任した場合には、同氏は引き続き独立役員となる予定です。

    また、松村眞理子氏は、新任の社外監査役候補者であり、東京証券取引所の規定に基づく、一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員としての要件、および本招集ご通知16ページに記載の当社の定める社外役員の「独立性基準」を満たしております。同氏が監査役に選任され、社外監査役に就任した場合には、同氏は独立役員となる予定です。

    ■責任限定契約の概要

    当社と岡田譲治氏との間では、会社法第427条第1項および当社定款の規定に基づき、同法第423条第1項に定める損害賠償責任の限度額について、同法第425条第1項に定める最低責任限度額とする責任限定契約を締結しております。また、同氏が監査役に再選され、就任した場合には、当該契約を継続する予定です。

    また、松村眞理子氏が監査役に選任され、就任した場合には、当社と同氏との間では、会社法第427条第1項および当社定款の規定に基づき、同法第423条第1項に定める損害賠償責任の限度額について、同法第425条第1項に定める最低責任限度額とする責任限定契約を締結する予定です。

    (ご参考) スキル・マトリックス

    当社では取締役および監査役が備えるべき専門知識や経験などについて、企業経営の基本スキルである「経営経験」「財務会計」「法務・リスク管理」「人事・人財開発」に加え、当社の事業特性から特に重要である「安全管理」、その他「グローバル経験」「CX・マーケティング」「DX・IT・テクノロジー」「GX・環境」を、必要なスキルセットとしております。

    第2号議案および第3号議案の承認が得られた場合の取締役および監査役のスキル・マトリックスは以下のとおりとなります。