第4号議案 監査役1名選任の件

現任監査役の北田裕一氏は、本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、監査役1名の選任をお願いしたいと存じます。

なお、本議案につきまして、取締役会は、社外取締役が委員長を務め、かつその構成員の過半数を社外取締役が占める指名委員会に諮問し、指名委員会は、監査役会が提示した候補者要件を参照しつつ答申を行い、取締役会は、その答申を踏まえて提案しております。

また、本議案の本総会への提出につきましては、あらかじめ監査役会の同意を得ております。

その候補者は次のとおりです。

(ご参考)選任後の監査役会の構成

第4号議案の承認が得られた場合、監査役は社外監査役3名を含む5名となり、監査役会の構成は次のとおりとなります。

  • 田村( たむら ) ( りょう )
    新任
    略歴を開く閉じる
    生年月日 1965年9月21日生
    59歳
    所有する当社の株式数 普通株式1,200株
    略歴、当社における地位 1988年4月
    当社入社
    2016年4月
    株式会社JALエンジニアリング執行役員
    2019年4月
    当社執行役員 調達本部長
    2021年4月
    当社執行役員 整備本部長
    株式会社JALエンジニアリング代表取締役社長
    2023年4月
    当社常務執行役員 整備本部長
    株式会社JALエンジニアリング代表取締役社長
    2024年6月
    当社取締役常務執行役員 整備本部長
    株式会社JALエンジニアリング代表取締役社長
    2025年4月
    当社取締役(現任)
    重要な兼職の状況 重要な兼職はありません。
    監査役候補者とした理由等
    同氏は、当社入社以来、技術部門や整備に関わり、JALグループの整備品質の維持向上に貢献してきました。2019年からは執行役員として調達本部長の任にあたり、持続的な調達活動の実現に寄与しました。2021年からは当社執行役員整備本部長および株式会社JALエンジニアリング代表取締役社長の任にあたり、緻密な分析力と判断力で強い現場の実現に取り組み、当社の安全運航に大きく貢献してまいりました。2024年6月より取締役常務執行役員整備本部長として、安全運航の視点から取締役会などにおいて的確な指摘を行っており、技術・品質分野における豊富な業務経験と、調達分野など幅広い見識を有していることから、監査役としての選任をお願いするものです。
    責任限定契約の概要
    同氏が監査役に選任され、就任した場合には、会社法第427条第1項および当社定款の規定に基づき、同法第423条第1項に定める損害賠償責任の限度額について、同法第425条第1項に定める最低責任限度額とする責任限定契約を締結する予定です。
■特別の利害関係

候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。

■役員等賠償責任保険契約の締結

当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(以下、「D&O保険」といいます。)契約を保険会社との間で締結し、取締役および監査役が業務について行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより被保険者が被る損害賠償金や争訟費用等(ただし、保険契約上で定められた免責事由に該当するものを除きます。)をD&O保険により塡補することとしております。現任の取締役である候補者は、D&O保険の被保険者に含められております。また、候補者が選任され、就任した場合にも、D&O保険の被保険者に含められることとなります。D&O保険の保険料は当社が全額負担しております。現行のD&O保険の契約期間は、1年間であり、当該期間の満了前に取締役会において決議のうえ、これを更新する予定です。

(ご参考) スキル・マトリックス

当社では取締役および監査役が備えるべき専門知識や経験などについて、企業経営の基本スキルである「経営経験」「財務会計」「法務・リスク管理」「人事・人財開発」に加え、当社の事業特性から特に重要である「安全管理」、その他「グローバル経験」「CX・マーケティング」「DX・IT・テクノロジー」「GX・環境」を、必要なスキルセットとしております。

第3号議案および第4号議案の承認が得られた場合の取締役および監査役のスキル・マトリックスは以下のとおりとなります。