ご参考 脱炭素社会実現に向けて

中部電力グループは,脱炭素社会の実現に向け,経営ビジョン2.0,ゼロエミチャレンジ2050およびJERAゼロエミッション2050を策定し,再生可能エネルギーの拡大や,水素・アンモニアサプライチェーンの構築を含むゼロエミッション電源の追求などに取り組んでおります。

2023年度には,取締役の業績連動報酬の評価項目にCO2排出量削減目標の達成度合いを新たに組み込みました。今後も適切なガバナンスのもと脱炭素社会の実現に向けた取り組みとその開示を進めてまいります。

当社は2019年にTCFDに賛同を表明し,以降,適宜,開示を進めてきております。
2023年度は,9月に発行した「中部電力グループレポート2023」やESGデータ集にて各会議体における気候変動に係る審議状況や,CO2削減貢献量の定量化など,開示を充実いたしました。
2024年度は,当社の今後の取り組みやこれまでの成果をより具体的にお伝えできるよう,グループレポートなどにて2030年販売電力由来CO2排出量の目標達成へ向けた電源開発と電力販売両面での取り組みの記載,2050年CO2排出量ネット・ゼロ達成に向けたロードマップの詳細化・情報追加など,開示を充実していく予定です。
また,今年度のグループレポートでは,TCFDと合わせて気候変動以外の自然資本や生物多様性も広く分析対象とするTNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)にもとづく情報開示も新たに実施する予定です。