第10号議案 取締役解任の件取締役 森 望
▼提案の内容
以下の取締役を解任する。
取締役 森 望
▼提案の理由
当社は、福井県内の原発敷地内に使用済燃料乾式貯蔵施設を立地する計画を進めている。原子力規制委員会の許可を一部取得、福井県との協定に基づき建設着手の事前了解を求めている段階だ。
貯蔵した燃料を2035年末までに搬出開始すると福井県に対して約束しているが、搬出先となる中間貯蔵施設を福井県外に自社で立地できるめどはなく、東電がむつ市に申し入れているむつ中間貯蔵施設の共同利用にすがるしかない。
本来の搬出先である六ヶ所再処理工場の新規制基準関連の審査も遅れていることから、搬出先に不信を抱く福井県の事前了解を予定していた昨秋に得ることができず、2025年度中の着工を延期せざるを得なかった。
搬出先のないまま敷地内で保管することは、福井県外に廃棄物を持ち出すというこれまでの約束に違反するものだ。将来世代に負担を押し付けることは許されない。その場しのぎを繰り返してきた責任は重く、解任に値する。
○取締役会の意見:本議案に反対いたします。
当社の取締役候補者選定に当たっては、独立社外取締役のみで構成する指名委員会において、取締役会全体の多様性を踏まえ、個々の能力、経験、人格、識見等を総合的に考慮し、当社取締役としてふさわしい人物であるか審議し決定しております。
解任の対象とされている取締役は、「関西電力グループ経営理念」のもと、経営計画に掲げた取組みを先頭に立って進めるとともに、適切な経営監督を行っております。
また、使用済燃料対策をはじめとする様々な経営課題について、全力を傾注して取り組み、取締役として忠実にその職務を遂行しております。
したがいまして、解任すべき事由はありません。