第24期(2019年2月期)は、「Object Browser」「EC・オムニチャネル」「ERP」の既存3事業がそれぞれ好調で、売上、利益とも過去最高を更新しました。また、AI事業「AISI∀(アイシア)」やプログラミングスキル判定サービス「TOPSIC(トップシック)」などの新規事業を立ち上げ、人工知能やクラウドをベースとした新しい事業の柱ができました。
加えて、「社員教育の強化」「合理化・効率化の推進」「働き方改革の浸透」といったテーマに対しても本格的に取り組み、着実に成果を上げています。
業績も社内環境も充実し、中期経営計画「Break 2018」達成に向けて充実した1年だったと感じています。Break 2018は、守破離の「破」を意識したもので、ともすれば「守」のみ重視する日本の美意識からあえて飛躍しようというものです。その精神のもと、当社は人工知能やクラウドサービスを核としたビジネスを積極的に展開しており、その概要を株主総会の事業報告でも説明します。
今年も昨年に引き続き、株主総会後に株主の皆様との懇親会を開催します。毎年、懇親会で株主の皆様といろいろとお話しできるのを役員一同楽しみにしています。今年も早起きして手作りのチーズケーキを焼きますので、よろしければ召し上がってください。
創業して25年目に入りましたが、このタイミングでAIというパラダイムシフトに出会えたのは大きなチャンスだと捉えています。当社はAIが世の中を豊かにする技術革新であると確信しており、着実にAI事業を推進していく計画を立てています。守破離の破の精神で、これからも新しいことにチャレンジしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
2019年5月