株主総会参考書類
議案
第1号議案
剰余金の処分の件
当社は、企業価値を増大させ、株主の皆様への利益還元を積極的に行うことを経営上の重要課題の一つと位置づけています。株主還元につきましては、連結配当性向30%を目途としつつ、DOE(自己資本配当率)3%程度を確保し、業績に応じ、かつ安定的な配当政策を実施していくことを基本方針としています。
2018年度の期末配当につきましては、当社の資本政策および上記の剰余金の配当等に関する基本方針に基づき、普通配当を1株につき23円とさせていただきたいと存じます。
これにより、2018年12月にお支払いした中間配当金1株につき21円を合わせた2018年度の年間配当金は、前年度に比べ4円増額の1株につき44円となります。
期末配当に関する事項
- 配当財産の種類
金銭
- 配当財産の割当てに関する事項およびその総額
当社普通株式1株につき 23円
配当総額 10,697,557,209円 - 剰余金の配当が効力を生じる日
2019年6月21日
第2号議案
定款一部変更の件
現行定款の一部を変更することにつき、ご承認をお願いするものです。
1.変更の理由
本年11月から、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)における買取期間が順次終了することに備え、「セキスイハイム」にお住まいのお客様から太陽光発電の余剰電力を当社が買い取り、発電設備を持たない「セキスイハイム」にお住まいのお客様にも供給するとともに、当社グループの国内の工場や事業所で活用させていただくサービス(「スマートハイムでんき」)を開始することとしたため、当社定款の一部変更を行い、事業目的の追加を行うものです。
積水化学グループは、これらの取り組みを通じて再生可能エネルギーの普及を促進し、地球温暖化の要因とされる温室効果ガスの削減に努め、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
2.変更の内容
具体的な変更の内容は、次のとおりです。
第3号議案
取締役9名選任の件
本定時株主総会終結の時をもって、取締役10名全員の任期が満了となりますので、新たに取締役9名の選任をお願いしたいと存じます。取締役候補者は、独立社外役員を過半数とし、独立社外役員を委員長とする指名・報酬等諮問委員会の答申に基づき、取締役会において決定したものです。
なお、取締役候補者9名のうち3名が社外取締役候補者となりますが、いずれの候補者も、経営者としての豊富な経験や実績をはじめ各領域における専門性や国際性を有しており、当社の経営への助言や業務執行に対する監督など、社外取締役としての職務を適切に遂行していただけるものと判断しています。社外取締役候補者の3名は、当社の「社外役員の独立性に関する基準」(招集ご通知の11ページに記載しています。)の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしています。
取締役候補者は、次のとおりです。
-
髙下 貞二
再任
生年月日 1953年11月14日生 所有する当社の株式の数 125,950株 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1976年4月
- 当社入社
- 2005年6月
- 当社取締役 名古屋セキスイハイム株式会社代表取締役社長
- 2005年10月
- 当社取締役 住宅カンパニープレジデント室長
- 2006年4月
- 当社取締役 住宅カンパニー企画管理部長
- 2007年4月
- 当社取締役 住宅カンパニー住宅事業部長兼企画管理部長
- 2007年7月
- 当社取締役 住宅カンパニー営業部担当、住宅事業部長
- 2008年2月
- 当社取締役 住宅カンパニープレジデント、営業部担当、住宅事業部長
- 2008年4月
- 当社取締役常務執行役員 住宅カンパニープレジデント
- 2009年4月
- 当社取締役専務執行役員 住宅カンパニープレジデント
- 2014年3月
- 当社取締役専務執行役員 CSR部長兼コーポレートコミュニケーション部長
- 2015年3月
- 当社代表取締役社長 社長執行役員(現任)
取締役候補者とした理由 髙下貞二氏は、2015年に代表取締役社長に就任以来、当社グループの経営理念を起点として「100年経っても存在感のある企業グループ」を目指し、強いリーダーシップを発揮して「新次元の成長」への挑戦を牽引してまいりました。さらに、2018年6月から取締役会議長を務め、経営戦略に関する建設的な議論を促すとともに社外取締役の関与を強めたガバナンス改革を遂行し、取締役会の実効性確保に努めていることから、当社の業務執行最高責任者として適任であると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
加藤 敬太
再任
生年月日 1958年1月11日生 所有する当社の株式の数 79,969株 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1980年4月
- 当社入社
- 2008年4月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニー中間膜事業部長
- 2011年7月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニー新事業推進部長
- 2013年3月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニー新事業推進部長兼開発研究所長
- 2013年10月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所長
- 2014年3月
- 当社常務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデント
- 2014年6月
- 当社取締役常務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデント
- 2015年4月
- 当社取締役専務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデント
- 2019年1月
- 当社代表取締役専務執行役員 経営戦略部長
- 2019年4月
- 当社代表取締役専務執行役員 ESG経営推進部担当、経営戦略部長(現任)
取締役候補者とした理由 加藤敬太氏は、2014年に取締役に就任以来、高機能プラスチックスカンパニープレジデントとして、強いリーダーシップを発揮し、高い実績を上げてまいりました。2019年1月からは経営戦略部長として、当社グループの経営全般と海外事業の管理監督機能を統括し、グローバルな視点で業務執行を適切に監督しています。これらの豊富な経験と高い見識を取締役会における経営戦略等の立案・審議や監督に活かすことにより、当社グループの企業価値向上に寄与することができると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
平居 義幸
再任
生年月日 1963年2月4日生 所有する当社の株式の数 41,700株 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1985年4月
- 当社入社
- 2014年4月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニーフォーム事業部長
- 2015年4月
- 当社執行役員 CSR推進部担当、経営戦略部長
- 2015年6月
- 当社取締役執行役員 CSR推進部担当、経営戦略部長
- 2017年4月
- 当社取締役常務執行役員 経営管理部担当、経営戦略部長
- 2018年4月
- 当社取締役常務執行役員 経営戦略部長
- 2019年1月
- 当社取締役常務執行役員 環境・ライフラインカンパニープレジデント(現任)
取締役候補者とした理由 平居義幸氏は、2015年に取締役に就任以来、これまでの豊富な経験を通じて得た知見を活かし、主に経営戦略部長としてグローバルな経営体制の基盤強化や株主との建設的な対話の推進等の実績を上げてまいりました。2019年1月からは環境・ライフラインカンパニープレジデントとして、高い見識をもって職務を遂行しており、当社グループを取り巻くステークホルダーからの期待や課題を熟知していることから、当社グループの企業価値向上に寄与することができると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
竹友 博幸
再任
生年月日 1961年7月8日生 所有する当社の株式の数 25,901株 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1985年4月
- 当社入社
- 2011年7月
- 積水メディカル株式会社取締役
- 2014年9月
- 当社CSR部人事グループ長
- 2015年4月
- 当社執行役員 人事部長
- 2016年4月
- 当社執行役員 法務部担当、人事部長
- 2016年6月
- 当社取締役執行役員 法務部担当、人事部長
- 2017年4月
- 当社取締役常務執行役員 法務部担当、人事部長(現任)
重要な兼職の状況 Sekisui America Corporation取締役 取締役候補者とした理由 竹友博幸氏は、2016年に取締役に就任以来、人事部門を中心に管理部門の業務執行で得た幅広い経験を活かし、コーポレート・ガバナンスに即した役員報酬制度の策定やダイバーシティ経営の推進、さらに働き方改革において力強いリーダーシップを発揮するとともに、コンプライアンス責任者としてグローバルな視点でコンプライアンス強化等の業務執行状況の監督に十分な実績を上げていることから、当社グループの企業価値向上に寄与することができると判断し、引き続き取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
神𠮷 利幸
新任
生年月日 1961年3月1日生 所有する当社の株式の数 52,100株 略歴ならびに当社における地位、担当 - 1983年4月
- 当社入社
- 2013年4月
- 当社執行役員 セキスイハイム東北株式会社代表取締役社長
- 2014年1月
- 当社執行役員 住宅カンパニー営業統括部長
- 2015年1月
- 当社執行役員 東京セキスイハイム株式会社代表取締役社長
- 2018年1月
- 当社執行役員 住宅カンパニー住宅営業統括部長兼リフォーム営業統括部長兼経営管理部長
- 2018年3月
- 当社執行役員 住宅カンパニー住宅営業統括部長
- 2018年4月
- 当社常務執行役員 住宅カンパニー住宅営業統括部長
- 2019年1月
- 当社常務執行役員 住宅カンパニープレジデント兼住宅営業統括部長兼まちづくり事業推進部長(現任)
取締役候補者とした理由 神𠮷 利幸氏は、セキスイハイム東北株式会社代表取締役社長、東京セキスイハイム株式会社代表取締役社長、住宅カンパニー住宅営業統括部長をはじめとして、長年にわたり住宅カンパニーの業務に携わるとともに豊富な経営経験を有しています。2019年1月からは住宅カンパニープレジデントとして、これまで培った幅広い経験を活かし、高い見識とマネジメント能力をもって職務を遂行していることから、当社グループの企業価値向上に必要な能力を高いレベルで有していると判断し、取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
清水 郁輔
新任
生年月日 1964年12月12日生 所有する当社の株式の数 46,901株 略歴ならびに当社における地位、担当 - 1987年4月
- 当社入社
- 2006年7月
- SEKISUI TA INDUSTRIES, LLC 取締役社長
- 2011年7月
- 当社高機能プラスチックスカンパニー中間膜事業部長
- 2015年4月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニーフォーム事業部長
- 2016年4月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニー車輌・輸送分野担当、フォーム事業部長
- 2018年4月
- 当社執行役員 高機能プラスチックスカンパニーエレクトロニクス分野担当、フォーム事業部長
- 2019年1月
- 当社常務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデント、エレクトロニクス分野担当
積水フーラー株式会社取締役(現任) - 2019年4月
- 当社常務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデント(現任)
重要な兼職の状況 積水フーラー株式会社取締役 取締役候補者とした理由 清水郁輔氏は、高機能プラスチックスカンパニーのフォーム事業部長、車輌・輸送分野担当、エレクトロニクス分野担当、さらにSEKISUI TA INDUSTRIES, LLC取締役社長等を務め、海外を含めたカンパニーの戦略分野に精通しています。2019年1月からは高機能プラスチックスカンパニープレジデントとして、これまで培った幅広い経験を活かし、高い見識とマネジメント能力をもって職務を遂行していることから、当社グループの企業価値向上に必要な能力を高いレベルで有していると判断し、取締役候補者としました。 略歴を開く閉じる -
加瀬 豊
再任
独立社外取締役
候補者生年月日 1947年2月19日生 所有する当社の株式の数 -株 社外取締役在任年数 3年(本総会終結時) 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1970年5月
- 日商岩井株式会社入社
- 2001年6月
- 同社執行役員
- 2003年4月
- 同社取締役常務執行役員
- 2004年4月
- 旧双日株式会社代表取締役専務執行役員
- 2004年8月
- 同社代表取締役副社長執行役員
- 2005年10月
- 双日株式会社代表取締役副社長執行役員
- 2007年4月
- 同社代表取締役社長CEO
- 2012年4月
- 同社代表取締役会長
- 2013年6月
- アステラス製薬株式会社社外取締役(2017年退任)
- 2016年3月
- 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント社外取締役(現任)
- 2016年6月
- 当社取締役(現任)
- 2017年6月
- 双日株式会社特別顧問
- 2018年6月
- 同社顧問(現任)
重要な兼職の状況 双日株式会社顧問
株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント社外取締役社外取締役候補者とした理由 加瀬 豊氏は、2016年6月の取締役就任以来、総合商社の経営者として培われたグローバルな企業経営や経営戦略に関する豊富な経験と実績を活かし、取締役会において当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていることから、当社グループの企業価値向上に寄与していただけるものと判断し、同氏を引き続き社外取締役候補者としました。 社外取締役候補者の独立性 当社は加瀬豊氏の兼職先である双日株式会社および株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントとの間に営業上の取引がありますが、直近事業年度における当社および両社の売上高それぞれに対する取引金額の割合は、いずれも1%未満であり、当社の「社外役員の独立性に関する基準」の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしていますので、同氏は社外取締役としての独立性を十分に有していると判断しています。 責任限定契約の内容の概要 当社は、加瀬豊氏との間で、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)が期待される役割を十分に発揮できるように、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令に定める最低限度額となります。なお、同氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で上記責任限定契約を継続する予定です。 略歴を開く閉じる -
大枝 宏之
再任
独立社外取締役
候補者生年月日 1957年3月12日生 所有する当社の株式の数 7,000株 社外取締役在任年数 1年(本総会終結時) 取締役会への出席状況 開催13回 出席13回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位、担当 - 1980年4月
- 日清製粉株式会社
(現・株式会社日清製粉グループ本社)入社 - 2008年6月
- 株式会社日清製粉グループ本社執行役員
- 2009年6月
- 同社取締役
- 2011年4月
- 同社取締役社長
- 2017年4月
- 同社取締役相談役
- 2017年6月
- 同社特別顧問(現任)
株式会社製粉会館取締役社長(現任) - 2018年3月
- 株式会社荏原製作所社外取締役(現任)
- 2018年6月
- 当社取締役(現任)
重要な兼職の状況 株式会社日清製粉グループ本社特別顧問
株式会社荏原製作所社外取締役
株式会社製粉会館取締役社長社外取締役候補者とした理由 大枝宏之氏は、2018年6月の取締役就任以来、国内最大手製粉会社の経営者として培われたグローバルな企業経営や経営戦略、海外M&Aの実施など幅広い経験と手腕を活かし、取締役会において当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていることから、当社グループの企業価値向上に寄与していただけると判断し、同氏を引き続き社外取締役候補者としました。 社外取締役候補者の独立性 当社は大枝宏之氏の兼職先である株式会社日清製粉グループ本社および株式会社製粉会館との間に取引関係はありません。また、当社は同氏の兼職先である株式会社荏原製作所との間に営業上の取引がありますが、直近事業年度における当社および同社の売上高それぞれに対する取引金額の割合は、いずれも1%未満であり、当社の「社外役員の独立性に関する基準」の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしていますので、同氏は社外取締役としての独立性を十分に有していると判断しています。 責任限定契約の内容の概要 当社は、大枝宏之氏との間で、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)が期待される役割を十分に発揮できるように、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令に定める最低限度額となります。なお、同氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で上記責任限定契約を継続する予定です。 略歴を開く閉じる -
石倉 洋子
新任
女性
独立社外取締役
候補者生年月日 1949年3月19日生 所有する当社の株式の数 -株 略歴ならびに当社における地位、担当 - 1985年7月
- マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク日本支社マネージャー(1992年退職)
- 1992年4月
- 青山学院大学国際政治経済学部教授(2000年退任)
- 2000年4月
- 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授(2011年退任)
- 2004年4月
- 日本郵政公社社外理事(非常勤)(2007年退任)
- 2005年10月
- 日本学術会議副会長(2006年退任)
- 2006年6月
- 株式会社商船三井社外取締役(2010年退任)
- 2010年6月
- 日清食品ホールディングス株式会社社外取締役(現任)
富士通株式会社社外取締役(2013年退任) - 2011年4月
- 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授(2014年退任)
- 2012年4月
- 一橋大学名誉教授(現在)
- 2012年6月
- ライフネット生命保険株式会社社外取締役(2016年退任)
- 2014年6月
- 双日株式会社社外取締役(2018年退任)
- 2015年6月
- 株式会社資生堂社外取締役(現任)
重要な兼職の状況 株式会社資生堂社外取締役
日清食品ホールディングス株式会社社外取締役社外取締役候補者とした理由 石倉洋子氏は、国際政治経済および国際企業戦略に関する高い学識を有し、複数のグローバル企業における社外取締役としての経験を通じて企業経営に精通しています。さらに、当社グループが取り組むダイバーシティ経営や女性活躍推進にも積極的に関与されていることから、当社の企業価値向上に寄与していただけると判断し、同氏を新たに社外取締役候補者としました。同氏は直接会社経営に関与されたことはありませんが、上記の理由に基づき、社外取締役として職務を適切に遂行いただけるものと判断しています。 社外取締役候補者の独立性 当社は石倉洋子氏および同氏の兼職先との間に取引関係はなく、当社の「社外役員の独立性に関する基準」の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしていますので、同氏は社外取締役としての独立性を十分に有していると判断しています。 責任限定契約の内容の概要 石倉洋子氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)が期待される役割を十分に発揮できるように、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結する予定です。当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令に定める最低限度額となります。 略歴を開く閉じる
(注) 各候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
<社外役員の独立性に関する基準>
当社は、以下のとおり「社外役員の独立性基準」を定めており、以下のすべての要件を満たす者を社外役員候補者として指名しています。
社外役員の独立性基準
- 現在および過去において当社または当社グループの業務執行取締役、執行役員、支配人その他の使用人でないこと。
- 当社グループから、役員としての報酬以外に年額1,000万円を超える金銭その他の財産を、受けていないこと。
- 当人および本務会社(注1)が、当社の主要株主(注2)でないこと。
- 本務会社の事業が、当社の主要な事業(注3)と競合していないこと。
- 本務会社が当社の主要な取引先(注4)でないこと。
- 本務会社が当社の主要な借入先でないこと。
- 就任前5年間において、当社の会計監査人である監査法人に所属する者でないこと。
- 当社の業務執行取締役が、本務会社の取締役を兼任していないこと。
- 上記1~8で就任を制限している者の親族(注5)でないこと。
(注)
- 「本務会社」とは、社外役員候補者が他社の業務執行者である場合の当該他社をいいます。
- 「主要株主」とは、保有する当社の株式数が上位10位以内である株主をいいます。
- 「当社の主要な事業」とは、当社の事業報告に開示したカンパニーの主要な事業をいいます。
- 「主要な取引先」とは、当社との取引が、当社または当該取引先の連結売上高に占める割合が2%以上である会社をいいます。
- 「親族」とは、配偶者または二親等以内の親族もしくは同居の親族をいいます。
第4号議案
監査役2名選任の件
本定時株主総会終結の時をもって、監査役西 育良、鈴木和幸の両氏の任期が満了となります。つきましては、監査役2名を選任いたしたく、その候補者は次のとおりです。
下記の監査役候補者は、独立社外役員を過半数とし、独立社外役員を委員長とする指名・報酬等諮問委員会の答申に基づき、取締役会において決定したものです。
社外監査役候補者である鈴木和幸、清水涼子の両氏は、当社の「社外役員の独立性に関する基準」(招集ご通知の11ページに記載しています。)の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしています。
なお、本議案の提出につきましては、あらかじめ監査役会の同意を得ています。
-
鈴木 和幸
再任
独立社外監査役
候補者生年月日 1950年8月12日生 所有する当社の株式の数 -株 社外監査役在任年数 4年(本総会終結時) 取締役会への出席状況 開催17回 出席17回
(出席率 100%)監査役会への出席状況 開催18回 出席18回
(出席率 100%)
(2018年度)略歴ならびに当社における地位 - 2000年4月
- 電気通信大学大学院情報システム学研究科(現・情報理工学研究科)教授(2016年退任)
- 2009年10月
- 社団法人(現 一般社団法人)日本品質管理学会会長(2011年退任)
- 2010年4月
- 電気通信大学大学院情報理工学研究科教授(2016年退任)
- 2012年6月
- 日本信頼性学会会長(2014年退任)
- 2015年6月
- 当社監査役(現任)
- 2016年4月
- 電気通信大学名誉教授(現在)
電気通信大学大学院情報理工学研究科特任教授(現任)
重要な兼職の状況 電気通信大学大学院情報理工学研究科特任教授 社外監査役候補者とした理由 鈴木和幸氏は、品質管理ならびに信頼性工学に関する高い見識と豊富な経験を有しています。2015年6月の監査役就任以来、取締役会および監査役会において品質管理等の専門的見地から有益な意見・提言を行っており、監査役会および取締役会の監督機能の向上に貢献いただいていますので、同氏を引き続き社外監査役候補者としました。同氏は直接会社経営に関与された経験はありませんが、長年にわたりデミング賞委員会委員として国内・海外のデミング賞受審企業を指導されるなど企業経営に貢献しており、社外監査役として職務を適切に遂行いただけるものと判断しています。 社外監査役候補者の独立性 当社は鈴木和幸氏および同氏の兼職先との間に取引関係はなく、当社の「社外役員の独立性に関する基準」の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしていますので、同氏は社外監査役としての独立性を十分に有していると判断しています。 責任限定契約の内容の概要 当社は、鈴木和幸氏との間で、監査役が期待される役割を十分に発揮できるように、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令に定める最低限度額となります。なお、同氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で上記責任限定契約を継続する予定です。 略歴を開く閉じる -
清水 涼子
新任
女性
独立社外監査役
候補者生年月日 1958年9月7日生 所有する当社の株式の数 -株 略歴ならびに当社における地位、担当 - 1982年4月
- シティバンク、エヌ・エイ東京支店入行(1989年退職)
- 1989年4月
- 中央新光監査法人(現・PwCあらた有限責任監査法人)入所(2007年退所)
- 1992年4月
- 公認会計士登録
- 2004年1月
- 国際会計士連盟国際公会計基準審議会日本代表委員(2006年退任)
- 2007年4月
- 関西大学会計専門職大学院専任教授(現任)
重要な兼職の状況 関西大学会計専門職大学院専任教授 社外監査役候補者とした理由 清水涼子氏は、公認会計士として国内・海外の会計に関する専門的知見と豊富な監査経験を有しており、当社グループがグローバル事業の拡大と持続的な企業価値向上を目指すにあたり適切な人材であると判断し、同氏を新たに社外監査役候補者としました。同氏は直接会社経営に関与されたことはありませんが、上記の理由に基づき、社外監査役として職務を適切に遂行いただけるものと判断しています。 社外監査役候補者の独立性 当社は清水涼子氏および同氏の兼職先との間に取引関係はなく、当社の「社外役員の独立性に関する基準」の要件および東京証券取引所が定める独立役員の要件を満たしていますので、同氏は社外監査役としての独立性を十分に有していると判断しています。 責任限定契約の内容の概要 清水涼子氏の選任が承認された場合、当社は同氏との間で、監査役が期待される役割を十分に発揮できるように、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結する予定です。当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令に定める最低限度額となります。 略歴を開く閉じる
(注)
- 各候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
- 本議案をご承認いただいた場合、監査役会の構成は以下のとおりとなります。