第2号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)7名選任の件
取締役(監査等委員である取締役を除きます。以下、本議案において同じです。)全員(7名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。つきましては、取締役7名の選任をお願いするものであります。
なお、本議案につきまして、当社監査等委員会は、各候補者とも当社の取締役として、妥当であると判断しております。
取締役候補者は次のとおりであります。
-
1
島津幸彦
再任
生年月日 1957年9月10日生 所有する当社の株式数 60,334株 うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式の数 13,234株 取締役会出席状況 18/18回 略歴、当社における地位及び担当 - 1981年3月
- 当社入社
- 1999年7月
- 当社海外営業部長
- 2001年8月
- パイオラックス コーポレーション取締役社長
- 2005年6月
- 当社取締役
- 2006年6月
- 当社取締役営業SBU長兼海外営業部長
- 2010年4月
- 当社代表取締役社長
- 2016年6月
- 当社代表取締役社長・社長執行役員(現任)
- 担当
- 取締役会議長
重要な兼職の状況 百奥来仕(中国)投資有限公司董事長 取締役候補者とした理由及び期待される役割 2010年4月から現在に至るまで、当社代表取締役社長を務め、「ONE PIOLAX」を合言葉に国内外における当社グループの発展をリードしてきました。また2001年8月から2006年5月まで、米国において子会社社長に就任し、現在も中国拠点統括子会社の董事長を兼任するなど、当社のグローバル化に貢献しております。
このような経験、培われた見識及び人脈は、引き続き当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
2
永峯道男
再任
生年月日 1957年3月15日生 所有する当社の株式数 9,024株 うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式の数 9,024株 取締役会出席状況 18/18回 略歴、当社における地位及び担当 - 1979年4月
- 日本開発銀行(現 ㈱日本政策投資銀行)入行
- 2003年6月
- ㈱日本政策投資銀行情報企画部長
- 2007年6月
- 当社参与
- 2007年7月
- 当社参与ERP推進部長
- 2008年4月
- 当社参与購買部長
- 2008年6月
- 当社取締役購買部長
- 2012年6月
- 当社取締役HR室長
- 2013年4月
- 当社常務取締役HR室長
- 2015年4月
- 当社常務取締役
- 2016年6月
- 当社常務取締役・常務執行役員
- 2019年6月
- 当社代表取締役専務・専務執行役員(現任)
- 担当
- 社長補佐
取締役候補者とした理由及び期待される役割 2013年4月から当社常務取締役を務め、企画管理部門、購買部門、IT部門、関係会社の統括責任者として当社の発展に貢献し、2019年6月から現在に至るまで当社代表取締役専務として当社グループの発展をリードしてきました。また2007年6月の当社入社の前職は㈱日本政策投資銀行の経営幹部に就任するなど、IT・財務に精通し相当の知見を有しております。
このような経験、培われた見識及び人脈は、引き続き当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
3
鈴木徹
再任
生年月日 1962年3月1日生 所有する当社の株式数 14,535株 うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式の数 3,435株 取締役会出席状況 18/18回 略歴、当社における地位及び担当 - 1985年3月
- 当社入社
- 2001年12月
- ㈱ピーエスティー取締役社長
- 2005年4月
- 当社真岡工場長
- 2008年6月
- 当社真岡工場長・㈱ピーエムティー取締役社長
- 2010年6月
- 当社執行役員・富士工場長兼㈱ピーエムティー取締役社長
- 2011年6月
- 当社取締役常務執行役員・富士工場長
- 2014年1月
- 当社取締役常務執行役員・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総経理兼武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総経理
- 2016年6月
- 当社上席執行役員・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総経理兼武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総経理
- 2019年1月
- 当社上席執行役員・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総裁・武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総裁・上海百奥来仕貿易有限公司総裁兼総経理
- 2019年6月
- 当社取締役・上席執行役員・営業SBU長
- 2021年6月
- 当社取締役・上席執行役員(現任)
- 担当
- 営業部門統括・設計部門統括・購買部門統括
取締役候補者とした理由及び期待される役割 2010年6月から当社執行役員を務め、2011年6月には当社取締役に就任し、生産物流部門及び品質保証部門の責任者となりました。その後、2014年1月から中国において子会社総経理に就任、2016年6月の当社監査等委員会設置会社移行に伴い上席執行役員に就任後、2019年1月には中国拠点統括会社の総裁兼総経理に就任し、世界最大の自動車市場である中国に精通しております。2019年6月から当社取締役を務め、現在は、営業部門・設計部門・購買部門の統括責任者として当社の発展に貢献しております。また、2001年12月から2005年3月までプレス専門子会社の㈱ピーエスティー取締役社長、2008年6月から2011年5月まで金型専門子会社の㈱ピーエムティー取締役社長に就任するなど子会社の経営体質強化にも取り組んでまいりました。
このような経験、培われた見識及び人脈は、引き続き当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
4
増田茂
再任
生年月日 1963年8月12日生 所有する当社の株式数 22,554株 うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式の数 2,054株 取締役会出席状況 18/18回 略歴、当社における地位及び担当 - 1987年3月
- 当社入社
- 2004年4月
- 当社生産技術室室長
- 2006年4月
- 当社燃料系部品SBU製造グループグループリーダー
- 2010年6月
- 当社ファスナーSBU製造グループグループリーダー・真岡工場長
- 2011年6月
- 当社執行役員・開閉機構部品SBU長
- 2014年1月
- 当社執行役員・開閉機構部品SBU長・生産技術室長
- 2016年6月
- 当社上席執行役員・開閉機構部品SBU長・生産技術室長
- 2018年6月
- 当社上席執行役員・ファスナーSBU長・生産技術部長
- 2020年8月
- 当社取締役・上席執行役員・ファスナーSBU長
- 2022年6月
- 当社取締役・上席執行役員・㈱ピーエムティー取締役社長(現任)
- 担当
- 生産物流部門統括・品質保証部門統括
重要な兼職の状況 ㈱ピーエムティー取締役社長 取締役候補者とした理由及び期待される役割 2011年6月から当社執行役員、開閉機構部品SBU長を務め、2018年6月から上席執行役員、ファスナーSBU長、生産技術部長、2020年8月から当社取締役を務め、生産物流部門、品質保証部門の統括責任者として当社グループの発展に貢献しております。また、2022年6月から金型専門子会社の㈱ピーエムティー取締役社長を務めるなど子会社の経営体質強化にも取り組んでおります。
このような経験、培われた見識及び人脈は、引き続き当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
5
梶雅昭
再任
生年月日 1963年3月1日生 所有する当社の株式数 -株 うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式の数 0株 取締役会出席状況 14/14回 略歴、当社における地位及び担当 - 1985年4月
- 日本開発銀行(現 ㈱日本政策投資銀行)入行
- 2005年4月
- ㈱日本政策投資銀行 ニューヨーク事務所主席駐在員
- 2010年6月
- 同行 情報企画部長
- 2014年4月
- 当社入社
- 2014年6月
- 当社参与ERP推進部長
- 2016年6月
- 当社執行役員・人事部長・グローバルIT統括部長
- 2019年6月
- 当社上席執行役員・上海百奥来仕貿易有限公司総裁兼総経理・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総裁・武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総裁
- 2020年12月
- 当社上席執行役員・百奥来仕(中国)投資有限公司総裁兼総経理・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総裁・武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総裁
- 2022年6月
- 当社取締役・上席執行役員・人事部長・百奥来仕(中国)投資有限公司総裁・東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総裁兼董事長・武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総裁兼董事長(現任)
- 担当
- 管理部門統括・IT部門統括・関係会社統括・人事部長
重要な兼職の状況 百奥来仕(中国)投資有限公司総裁
東莞百楽仕汽車精密配件有限公司総裁兼董事長
武漢百楽仕汽車精密配件有限公司総裁兼董事長取締役候補者とした理由及び期待される役割 2016年6月に当社執行役員に就任、人事部門、IT部門の責任者を務めました。2019年6月から上席執行役員として世界最大の自動車市場である中国の統括責任者となり、拡販活動を推進しました。2022年6月から当社取締役を務め、管理部門、IT部門、関係会社の統括責任者として当社グループの発展に貢献しております。また、当社入社の前職は、㈱日本政策投資銀行で企業審査部門等を歴任し、加えて米国勤務経験を経て経営幹部に就任するなど、企業経営・IT・財務に精通しております。
このような経験、培われた見識及び人脈は、引き続き当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
6
落合宏行
再任
社外
独立
生年月日 1956年10月24日生 所有する当社の株式数 -株 取締役会出席状況 14/14回 略歴、当社における地位及び担当 - 1979年4月
- トヨタ自動車工業㈱入社
- 2008年6月
- トヨタ自動車㈱ 常務役員
- 2008年7月
- トヨタ・モーター・ヨーロッパ Executive Vice President
- 2012年4月
- トヨタ自動車㈱ 上郷工場長/下山工場長
- 2013年6月
- ㈱FTS代表取締役社長
- 2013年7月
- 愛知県経営者協会常任理事
- 2018年3月
- 中部経済同友会幹事
- 2022年6月
- 当社社外取締役(現任)
- 2022年10月
- 社会福祉法人とよた光の里理事長(現任)
重要な兼職の状況 社会福祉法人とよた光の里理事長 社外取締役候補者とした理由及び期待される役割 2008年6月にトヨタ自動車㈱の常務役員に就任後、トヨタ・モーター・ヨーロッパEVP、上郷工場長/下山工場長、2013年6月より㈱FTS社長を歴任いたしました。
経営幹部として欧州勤務を経験したほか、愛知県経営者協会常任理事、中部経済同友会幹事等の公職を歴任し、2022年6月には社会福祉法人とよた光の里理事長に就任するなど、自動車業界のみならず経営における豊富な経験、知見を有しております。また、2022年6月から現在に至るまで、当社社外取締役を務めております。
このような経験、培われた見識及び人脈は、当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社の社外取締役の独立性基準を満たしていることから、引き続き当社事業のグローバル展開や企業価値向上に貢献できることを期待し、社外取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
-
7
赤羽真紀子
再任
社外
独立
生年月日 1969年11月21日生 所有する当社の株式数 -株 取締役会出席状況 14/14回 略歴、当社における地位及び担当 - 1993年4月
- ㈱三菱銀行入社
- 2001年1月
- スターバックスコーヒージャパン㈱広報室環境事業チームマネージャー
- 2003年8月
- ㈱セールスフォース・ドットコム社会貢献部長
- 2006年11月
- 日興アセットマネジメント㈱CSR室長
- 2010年4月
- CSRアジア㈱日本代表(現任)
- 2022年6月
- 当社社外取締役(現任)
重要な兼職の状況 CSRアジア㈱日本代表 社外取締役候補者とした理由及び期待される役割 2001年1月からスターバックスコーヒージャパン㈱広報室環境事業チームマネージャー、2003年から㈱セールスフォース・ドットコム社会貢献部長、2006年11月から日興アセットマネジメント㈱CSR室長を歴任し、2010年4月より現在に至るまでCSRアジア㈱日本代表を務めております。サステナビリティの専門家として環境省、世界銀行、大学等での講演活動のほか、企業が発行するCSR報告書に対する第三者意見や指導を行い、日本ビジネス界におけるサステナビリティ及びCSRの取組みを牽引しています。また、2022年6月から現在に至るまで、当社社外取締役を務めております。
このような経験、培われた見識及び人脈は、当社取締役会の意思決定に資するとともに、当社の社外取締役の独立性基準を満たしていることから、引き続き当社のESG経営推進上の非財務価値の向上に貢献できることを期待し、社外取締役候補者といたしました。略歴を開く閉じる
(注)
1. 各候補者の取締役会出席状況には、書面決議を含んでおりません。
2. 各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
3. 落合宏行氏及び赤羽真紀子氏は、社外取締役候補者であります。
4. 落合宏行氏及び赤羽真紀子氏は現在、当社の社外取締役でありますが、両氏の社外取締役としての在任期間は、本総会終結の時をもって1年となります。
5. 当社は、落合宏行氏及び赤羽真紀子氏との間で会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が規定する額としております。なお、両氏の再任が承認された場合には、当該契約を継続する予定であります。
6. 当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項の規定に基づく役員等賠償責任保険契約を締結しており、当社及び対象子会社の取締役を含む被保険者の損害を当該保険契約によって塡補することとしております(ただし、故意・または重過失に起因する場合を除く)。保険料は当社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。各候補者が取締役に選任され就任した場合は、当該保険契約の被保険者となります。また、当該保険契約は次回更新時においても同内容での更新を予定しております。
7. 落合宏行氏及び赤羽真紀子氏は㈱東京証券取引所の定めに基づく独立役員の要件を満たしており、両氏の選任が承認された場合には、引き続き独立役員とする予定であります。
【ご参考】
取締役候補者選任の基本方針
当社は「弾性を創造するパイオニア」をスローガンに、自動車産業をはじめ医療機器、生活関連などの分野において、素材の持つ「弾性」をコア・テクノロジーとして生かした開発創造型企業を目指しております。既に米国、アジアを中心としてグローバル展開に取り組んでおりますが、今後は、「CASE」に象徴される自動車産業の新たな息吹を捉え、事業分野の深化と拡大を積極的に推進するとともに、「ESG」を経営戦略に取り入れることによって、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図る所存であります。このような基本方針に基づき、取締役候補者の選任基準を定めております。
取締役候補者の選任手続き
取締役候補者の指名に当たっては、指名・報酬諮問委員会が取締役会に答申し、取締役会は、指名・報酬諮問委員会の答申について審議・決定し、取締役の選任に関する議案を株主総会に提出します。
社外取締役の独立性判断基準
当社は「社外取締役の独立性判断基準」を制定し、独立社外取締役は、以下の事項に該当しない者としております。
(1)当社及び当社の子会社・関連会社の業務執行者又は過去において業務執行者であった者
(2)当社が主要株主である法人等の団体に所属する業務執行者
(3)当社の主要株主又は当社の主要株主である法人等の団体に所属する業務執行者
(4)当社の主要な取引先及び当社を主要な取引先とする者(法人等の団体である場合は、当該団体に所属する業務執行者)
(5)当社の主要な借入先その他の大口債権者(法人等の団体である場合は、当該団体に所属する業務執行者)
(6)当社の会計監査人又は会計参与である公認会計士もしくは監査法人に所属する者
(7)当社に対し、法律、財務、税務等に関する専門的なサービスもしくはコンサルティング業務を提供して多額の報酬を得ている者(法人等の団体である場合は、当該団体に所属する者)
(8)当社から多額の寄付を受け取っている者(法人等の団体である場合は、当該団体に所属する者)
(9)当社が定める社外取締役としての在任年数を超える者
(10)過去5年間において上記(2)から(8)のいずれかに該当していた者
(11)前各項の定めにかかわらず、一般株主と利益相反の生じるおそれがあると判断される特段の事由が認められる者
(注)1:主要株主:総議決権の10%以上を保有する株主のこと
2:主要な取引先:当社との取引額が当社連結売上高の2%以上を占める取引先のこと
3:主要な借入先(その他大口債権者):当社連結総資産の2%以上を占める借入先(大口債権者)のこと
4:多額の報酬:直近3事業年度において平均して年間1千万円を超えるもの
5:多額の寄付:直近事業年度において年間1千万円を超えるもの
6:在任年数:監査等委員でない社外取締役は6年、監査等委員である社外取締役は12年
【ご参考】第2号議案承認可決後の取締役のスキルマトリックス
第2号議案が原案どおり承認可決された場合、本総会終了後の取締役のスキルマトリックスは次のとおりとなります。