第3号議案 監査等委員である取締役4名選任の件

本総会終結の時をもって、監査等委員である取締役田島寛氏、福田和夫氏及び笹本憲一氏は任期満了となります。

つきましては、監査等委員である取締役増員による監督機能の強化及びコーポレートガバナンスの強化のため、1名を増員し、監査等委員である取締役4名の選任をお願いするものであります。

なお、本議案に関しましては、監査等委員会の同意を得ております。

監査等委員である取締役候補者は、次のとおりであります。

(注)

1. 当社は、社外取締役候補者である中野秀代氏が代表取締役を務める株式会社トリアスとの間で、IR資料の作成を目的とした取引があります。その他の各候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。

2. 笹本憲一氏及び中野秀代氏は、社外取締役候補者であります。なお、現在当社は、笹本憲一氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員(社外取締役)として届け出ており、同氏の監査等委員である取締役への選任が承認された場合は、当社は引き続き同氏を独立役員(社外取締役)として指定する予定であります。また、中野秀代氏の監査等委員である取締役への選任が承認された場合は、当社は同氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員(社外取締役)として指定する予定であります。なお、当社は同氏が代表取締役を務める株式会社トリアスとの間でIR資料の作成を目的とした取引がありますが、その取引額は当社グループの連結売上高の2%未満と僅少であり、当社が定める独立役員の独立性判断基準に抵触しないことから、独立性に問題はないと考えております。

3. 笹本憲一氏は、現在当社の監査等委員である社外取締役でありますが、同氏の在任期間は本総会終結の時をもって4年となります。

4. 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することとなる法律上の損害賠償金や訴訟費用等を当該保険契約により塡補することとしております。ただし、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は補填されない等、一定の免責事項があります。新任取締役候補者を除く各候補者は、いずれも当該保険契約の被保険者に含まれており、本議案が原案どおり承認可決され、各候補者が当社の取締役に就任した場合は、取締役候補者の全員が当該保険契約の被保険者に含められることとなります。また、当社は当該保険契約について、任期途中において同内容での更新を予定しております。

5. 中野秀代氏は、2020年3月に株式会社アウトソーシングの社外取締役に就任しておりますが、その在任中の2021年11月に同社の連結子会社である株式会社アウトソーシングテクノロジーにおいて不適切な会計処理が行われていた事実が判明いたしました。同氏は、その判明までに当該事実を認識しておりませんでしたが、日頃から同社取締役会等において法令順守及び企業倫理の観点からの注意喚起を行っておりました。また、当該事実判明後は、事実関係の調査や原因究明及び再発防止についての提言を行う等、その職務を適切に遂行しております。


<ご参考> 当社が定める独立役員の独立性判断基準

当社は、社外取締役が以下のいずれにも該当しない場合、当社からの独立性を有していると判断する。

1. 当社及び当社の子会社(以下「当社グループ」という。)の業務執行者(注1)若しくは業務執行者であった者

2. 直近事業年度を含む過去3事業年度において、以下のいずれかに該当する者

(1)当社の大株主(注2)又はその業務執行者

(2)当社グループが大株主である企業等の業務執行者

(3)当社グループの主要な取引先(注3)の業務執行者

(4)当社グループを主要な取引先とする者又はその業務執行者

(5)当社グループから役員報酬以外に年間10百万円超の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律専門家(当該財産を得ている者が法人又は組合等の団体である場合には、当該団体に所属する者)

(6)当社グループの会計監査人である監査法人に所属する者

(7)当社グループから年間10百万円超の金銭その他の財産による寄付を受けている者又はその業務執行者

(8)当社グループの業務執行者が他の企業等において社外役員に就いている場合における他の企業等の業務執行者

3. 上記1又は2(1)~(8)のいずれかに掲げる者の配偶者又は二親等内の親族である者

4. その他独立した社外取締役としての職務を果たすことができないと合理的に判断される事情を有する者


(注1)業務執行者

法人その他の団体の業務執行取締役、執行役、執行役員、業務を執行する社員、その他これらに類する役職者

(注2)大株主

総議決権の10%以上の議決権を直接又は間接的に保有している者

(注3)主要な取引先

当社グループの製品等の販売先又は仕入先等で、1事業年度での取引高が当社グループの連結売上高の2%を超える者


  • 1

    田島(たじま)(ひろし)

    再任

    生年月日 1961年4月26日生
    所有する当社の株式の数 32,500株
    取締役在任年数 4年
    取締役会出席状況 14/14回
    監査等委員会出席状況 14/14回
    略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況
    1985年4月
    ユニバーサル証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)入社
    2005年3月
    当社入社 経営企画室長
    2010年4月
    管理部長
    2010年6月
    取締役管理部長
    2012年6月
    執行役員管理部長
    2018年4月
    執行役員経営企画室長
    2021年6月
    取締役(常勤監査等委員)(現任)
    監査等委員である取締役候補者とした理由 長年に亘る証券会社勤務を通じての豊富な経験と知識を有しており、また、当社の取締役や執行役員として財務、経理部門、経営企画部門及び内部監査部門を担当しておりましたため、経営分析、金融実務、経理に精通していることから、引き続き監査等委員である取締役として選任をお願いするものであります。
    略歴を開く閉じる
  • 2

    福田(ふくだ)和夫(かずお)

    再任

    生年月日 1951年9月7日生
    所有する当社の株式の数 8,000株
    在任年数 取締役14年、監査役6年
    取締役会出席状況 14/14回
    監査等委員会出席状況 14/14回
    略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況
    1974年4月
    株式会社三和銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)入行
    1995年4月
    東京業務渉外室長
    1998年6月
    株式会社わかしお銀行入行 取締役営業開発部長
    2003年4月
    当社入社 管理部長
    2003年6月
    取締役管理部長
    2009年6月
    監査役
    2010年6月
    常勤監査役
    2015年6月
    取締役(常勤監査等委員)
    2021年6月
    取締役(監査等委員)(現任)
    監査等委員である取締役候補者とした理由 長年に亘る銀行勤務を通じての国際性を含む豊富な経験と幅広い知識を有しているほか、当社入社以来、取締役管理部長や監査役としての職務を行っており、経営分析、金融実務、経理並びに会社法に精通しております。また、現在、常勤の監査等委員として、客観的な見地からの適切な監査をしていただいており、当社グループの経営の監督・監査機能の実効性の観点から適任であると判断し、引き続き監査等委員である取締役として選任をお願いするものであります。
    略歴を開く閉じる
  • 3

    笹本(ささもと)憲一(けんいち)

    再任

    社外

    独立

    生年月日 1951年5月25日生
    所有する当社の株式の数 ―株
    社外取締役在任年数 4年
    取締役会出席状況 14/14回
    監査等委員会出席状況 14/14回
    略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況
    1980年6月
    監査法人中央会計事務所入所
    1998年6月
    同監査法人代表社員
    2007年7月
    監査法人A&Aパートナーズ代表社員
    2010年6月
    株式会社東葛ホールディングス 社外監査役
    2014年9月
    日本社宅サービス株式会社(現サンネクスタグループ株式会社)社外監査役
    2016年9月
    監査法人A&Aパートナーズ退所
    2016年10月
    公認会計士笹本憲一事務所開設 同事務所代表(現任)
    2018年6月
    株式会社東葛ホールディングス 社外監査役
    2019年6月
    当社社外取締役(監査等委員)(現任)
    2019年6月
    株式会社東葛ホールディングス 社外取締役(監査等委員)(現任)
    2020年9月
    サンネクスタグループ株式会社 社外取締役(監査等委員)(現任)
    監査等委員である社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 社外役員となること以外の方法で会社の経営に関与したことはありませんが、公認会計士としての高度な専門的知識及び経験、また、他社の社外役員としての経験・知見等に基づき、当社の業務執行に関する意思決定及び監督において、妥当性及び適法性の見地から適切な助言・提言をいただくことを期待し、引き続き社外取締役として選任をお願いするものであります。
    略歴を開く閉じる
  • 4

    中野(なかの)秀代(ひでよ)

    新任

    社外

    独立

    生年月日 1959年9月13日生
    所有する当社の株式の数 ―株
    社外取締役在任年数 ―年
    取締役会出席状況 ―回
    監査等委員会出席状況 ―回
    略歴、当社における地位、担当及び重要な兼職の状況
    1991年11月
    シティトラスト信託銀行株式会社 ヴァイスプレジデント
    1993年10月
    同社シニアポートフォリオマネージャー兼個人運用部ヘッド
    2000年1月
    ファンネックス・アセット・マネジメント株式会社 取締役運用部長
    2004年3月
    株式会社トリアス設立 代表取締役社長(現任)
    2020年3月
    株式会社アウトソーシング 社外取締役
    2021年6月
    ホーチキ株式会社 社外取締役(現任)
    2022年6月
    第一工業製薬株式会社 社外取締役(現任)
    監査等委員である社外取締役候補者とした理由及び期待される役割の概要 資産運用会社での投資判断における企業・財務分析や、IR・PR支援会社での経営助言を通じ、国際性を含む豊富な経験と幅広い見識を有しているほか、他社の社外役員としての経験・知見等に基づき、当社の業務執行に関する意思決定及び監督において、妥当性及び適法性の見地から適切な助言・提言をいただくことを期待し、社外取締役として選任をお願いするものであります。
    略歴を開く閉じる

トップへ戻る