第2号議案 取締役6名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役全員(5名)は任期満了となります。取締役5名の改選と新たに1名の選任をお願いするものであります。
なお、取締役候補者は、取締役の選任基準に基づき、指名・報酬諮問委員会の答申を経て、取締役会にて決定しております。また、社外取締役候補者については、「社外役員選任基準および独立性の判断基準」を満たしております。
取締役候補者は、次のとおりであります。
(注)
1. 各取締役候補者と当社との間には、特別の利害関係はありません。
2. 当社は、取締役および監査役全員を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、本議案が原案どおり承認され、各候補者が取締役に就任した場合には、各候補者は当該保険契約の被保険者となります。当該保険契約では、被保険者である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと、または、当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補することとされています。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は填補されないなど、一定の免責事由があります。保険料は、株主代表訴訟担保特約条項に関しては各役員等個人負担とし、その他は会社が負担しております。2022年6月更新時においては、全額会社負担として更新を予定しております。
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𠮷村元
再任
生年月日 1954年1月10日生:満68歳 所有する当社の株式数 21,800株 取締役会の出席状況 15/15回 取締役在任年数(本総会終結時) 7年 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1976年4月
- 松下電工株式会社(現パナソニックホールディングス株式会社)入社
- 2001年1月
- 株式会社松下電工米国研究所副社長
- 2007年4月
- 松下電工株式会社執行役員照明デバイス開発事業部長
- 2007年6月
- SUNX株式会社(現パナソニック デバイスSUNX株式会社)取締役社長
- 2012年6月
- パナソニックエコシステムズ株式会社代表取締役社長
- 2014年8月
- 当社顧問
- 2015年1月
- 当社副社長執行役員全社統括担当
- 2015年6月
- 当社取締役副社長執行役員企画本部担当
- 2017年6月
- 当社代表取締役副社長執行役員
- 2018年4月
- 当社代表取締役社長(現任)
取締役候補者とした理由 𠮷村元氏は、パナソニックグループにおいて経営者として培った豊富な経験と幅広い知見を有しております。さらには、同グループにおいて海外現地法人副社長も経験し、グローバル経営への知見も豊富であります。また、当社代表取締役社長就任以降、「Global Power Solution Partner」をキーワードとし、企業価値の向上に向けて成長戦略および経営改革を推進しております。今後の当社グループの持続的成長とさらなる発展を確実なものにするために、同氏のリーダーシップのもと、経営にあたることが妥当であると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 略歴を開く閉じる
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2
藤原正樹
再任
生年月日 1953年12月23日生:満68歳 所有する当社の株式数 14,700株 取締役会の出席状況 15/15回 取締役在任年数(本総会終結時) 8年 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1977年4月
- 松下電器産業株式会社(現パナソニックホールディングス株式会社)入社
- 2000年1月
- マレーシア松下テレビCo.,Ltd.管理部門担当取締役
- 2004年11月
- 松下電器産業株式会社技術経理センター所長
- 2006年12月
- 同社パナソニックAVCネットワークス社経理センター所長
- 2010年5月
- パナソニック保険サービス株式会社代表取締役社長
- 2014年3月
- 当社顧問
- 2014年6月
- 当社取締役専務執行役員管理本部長
- 2018年3月
- 株式会社クボタ社外監査役
- 2018年4月
- 当社取締役専務執行役員経営企画本部長(現任)
取締役候補者とした理由 藤原正樹氏は、パナソニックグループにおいて、経営者として培った豊富な経営経験と管理に関する幅広い知見を有しております。さらには、同グループにおいて海外現地法人取締役も経験し、グローバルな視点を有しております。2014年6月に当社取締役就任以降、管理部門・経営企画部門を統括し、適切な役割を果たしております。その豊富な経験を今後の当社グループの事業展開において十分に発揮できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 略歴を開く閉じる
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3
頭本博司
再任
生年月日 1959年4月18日生:満63歳 所有する当社の株式数 8,400株 取締役会の出席状況 11/11回 取締役在任年数(本総会終結時) 1年 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1982年4月
- 当社入社
- 2005年5月
- 当社生産技術部長
- 2011年9月
- 当社岡山工場長
- 2012年4月
- 当社執行役員半導体製造本部長兼岡山工場長
- 2018年4月
- 当社常務執行役員半導体製造本部長
- 2020年4月
- 当社常務執行役員半導体事業統括兼半導体製造本部長
- 2020年5月
- 三社電機(上海)有限公司董事長(現任)
- 2021年6月
- 当社取締役常務執行役員半導体事業統括兼半導体製造本部長(現任)
- (重要な兼職の状況)
- 三社電機(上海)有限公司董事長
取締役候補者とした理由 頭本博司氏は、入社以来、生産技術担当として当社全ての工場における生産性の向上、生産体制の強化に携わってまいりました。2012年4月からは半導体事業の要職を経て、2021年6月に当社取締役に就任以降、半導体事業の分野に関する高い能力と専門性をもって半導体事業を統括するとともに、当社の経営を監督するなど適切な役割を果たしております。その豊富な経験を今後の当社の事業展開において十分に発揮できると判断し、引き続き取締役候補者といたしました。 略歴を開く閉じる
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勝嶋肇
新任
生年月日 1959年1月29日生:満63歳 所有する当社の株式数 10,700株 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1981年4月
- 当社入社
- 2009年4月
- 当社研究部長
- 2011年4月
- 当社執行役員技術本部長
- 2016年11月
- 株式会社三社電機イースタン(現株式会社諏訪三社電機)代表取締役社長
- 2021年4月
- 当社常務執行役員電源機器副事業統括兼電源機器製造本部長
サンレックスリミテッド董事長(現任)
三社電機(広東)有限公司董事長(現任) - 2022年4月
- 当社常務執行役員電源機器事業統括兼電源機器製造本部長(現任)
- (重要な兼職の状況)
- サンレックスリミテッド董事長
- 三社電機(広東)有限公司董事長
取締役候補者とした理由 勝嶋肇氏は、入社以来、研究開発担当として新エネルギー分野の製品開発に携わってまいりました。2016年11月からはグループ会社の代表取締役として経営に携わり、現在は当社の電源機器事業の統括責任者としてリーダーシップを発揮しています。今後も成長戦略を実行し、当社グループの持続的な企業価値の向上を目指すにあたり、同氏の豊富な経験と知見の活用が必要であると判断したため、同氏を新たに取締役候補者といたしました。
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5
宇野輝
再任
独立役員
社外取締役
生年月日 1942年8月15日生:満79歳 所有する当社の株式数 10,800株 取締役会の出席状況 15/15回 社外取締役在任年数(本総会終結時) 8年 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1966年4月
- 株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行
- 1993年6月
- 同行取締役人形町支店長
- 1996年2月
- 株式会社住友クレジットサービス代表取締役専務
- 2000年6月
- 同社代表取締役副社長
- 2001年4月
- 合併により三井住友カード株式会社代表取締役副社長
- 2003年6月
- SMBCコンサルティング株式会社代表取締役会長兼会長執行役員
- 2006年2月
- 日本郵政株式会社執行役員
- 2007年10月
- 株式会社ゆうちょ銀行常務執行役
- 2009年6月
- 橋本総業株式会社(現橋本総業ホールディングス株式会社)社外取締役(現任)
- 2009年8月
- 当社特別顧問
- 2014年6月
- 当社社外取締役(現任)
- (重要な兼職の状況)
- 橋本総業ホールディングス株式会社社外取締役
- 京都大学大学院経済学研究科・経済学部フェロー(経済学博士)
- DMG森精機株式会社シニアエグゼクティブフェロー
社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 宇野輝氏は、社外取締役候補者であります。同氏は、多くの企業での経営者としての豊富な経験と知見を有しております。現在、当社の社外取締役ならびに指名・報酬諮問委員会の委員長であり、当社取締役会において当社グループの成長戦略および経営改革に関して指摘・助言を行うなど、意思決定機能および監督機能の役割を果たしております。今後も当社の経営監督を担う立場として適任であると判断し、引き続き社外取締役候補者といたしました。 候補者の兼職先と当社との間の特別な利害関係等 宇野輝氏の兼職先である橋本総業ホールディングス株式会社、京都大学およびDMG森精機株式会社と当社とは特別な関係はありません。 責任限定契約について 当社と宇野輝氏は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項に定める責任に関し、同法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする旨の契約を締結しております。同氏の再任が承認可決された場合には、当該契約を継続する予定であります。 独立役員としての届出について 宇野輝氏は過去に当社の取引銀行の一つである株式会社三井住友銀行(入行時は株式会社住友銀行)および、同行の関係会社において2006年2月まで業務執行者でありましたが、同行との取引は一般的な契約に基づくものであり、かつ退職後16年が経過し、一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断していることから、当社は宇野輝氏を東京証券取引所に対し、独立役員として届出を行っております。同氏の再任が承認可決された場合は、当社は引き続き同氏を独立役員とする予定であります。 略歴を開く閉じる
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伊奈功一
再任
独立役員
社外取締役
生年月日 1948年5月6日生:満74歳 所有する当社の株式数 20,900株 取締役会の出席状況 15/15回 社外取締役在任年数(本総会終結時) 3年 略歴、当社における地位および担当(重要な兼職の状況) - 1973年4月
- トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)入社
- 2002年6月
- 同社取締役
- 2007年6月
- 同社専務取締役
- 2009年6月
- 同社顧問
ダイハツ工業株式会社取締役副社長 - 2010年6月
- 同社代表取締役社長
- 2013年6月
- 同社代表取締役会長
- 2015年6月
- 株式会社クボタ社外取締役(現任)
- 2016年6月
- ダイハツ工業株式会社相談役
- 2019年6月
- 当社社外取締役(現任)
- (重要な兼職の状況)
- 株式会社クボタ社外取締役
- 一般社団法人中部産業連盟会長
社外取締役候補者とした理由および期待される役割の概要 伊奈功一氏は、社外取締役候補者であります。同氏は、日本を代表する自動車メーカーでの経営者、また、技術者としての豊富な経験と幅広い知見を有しております。現在、当社の社外取締役ならびに指名・報酬諮問委員会の委員として、当社取締役会において当社グループの成長戦略および経営改革に関して指摘・助言を行うなど、意思決定機能および監督機能の役割を果たしております。今後も当社の経営監督を担う立場として適任であると判断し、引き続き社外取締役候補者といたしました。 候補者の兼職先と当社との間の特別な利害関係等 伊奈功一氏の兼職先である株式会社クボタおよび一般社団法人中部産業連盟と当社とは特別な関係はありません。 過去5年間における他社の役員在任中の不当な業務執行等の事実、発生予防、事後対応等 伊奈功一氏は、2015年6月より株式会社クボタの社外取締役に就任し現在に至っております。同社は2018年11月に鋼板等の生産設備で使用する消耗部品(圧延用ロール)の検査成績書に関する不適切行為が行われていたことを公表いたしました。同氏は当該問題が発覚するまで当該事実を認識しておりませんでしたが、平素より取締役会等でコンプライアンス、法令順守の視点に立った提言を行っておりました。当該事実の認識後は、徹底した原因の究明や再発防止、検査体制の見直しを指示するなどその責務を果たしております。 責任限定契約について 当社と伊奈功一氏は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項に定める責任に関し、同法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする旨の契約を締結しております。同氏の再任が承認可決された場合には、当該契約を継続する予定であります。 独立役員としての届出について 当社は伊奈功一氏を東京証券取引所に対し、独立役員として届出を行っております。同氏の再任が承認可決された場合は、当社は引き続き同氏を独立役員とする予定であります。 略歴を開く閉じる