事業報告(2018年4月1日から2019年3月31日まで)
企業集団の現況に関する事項
事業の経過及び成果
当期における我が国の経済情勢は、設備投資の増加や堅調な個人消費により、緩やかながら拡大基調で推移いたしました。世界においては、米国・アジア経済は比較的堅調に推移、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題、これらの世界経済への波及、地政学的リスク等はあるものの、総じて堅調に推移いたしました。
自動車産業におきましては、国内では、国内向け、輸出向け共に生産台数は前期比横這󠄀󠄀いとなりました。海外では、ASEANやインドでの需要増はあるものの、中国が前期の小型車減税打ち切りの影響等により減産、欧州での減産等もあり、世界の自動車生産台数は前期に比べ減少いたしました。
このような状況のもと、当社グループは中長期的な自動車照明器の収益拡大に向け、海外生産能力の増強、製品開発力の強化、及び積極的な受注活動を展開してまいりました。昨年5月にブラジル子会社が生産を開始したことに加え、昨年11月に福州小糸大億車灯有限公司の工場を拡張、本年3月にPT.インドネシアコイトの工場を拡張し、それぞれ稼働いたしました。
当期における売上高は、主力の自動車照明関連事業において新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展等はありましたものの、世界自動車生産台数の減少に加え、従来連結子会社であった上海小糸車灯有限公司(以下、「上海小糸社」といいます。)を2017年9月末に持分法適用会社とし、2018年3月末に連結対象から除外した影響により、前期比2.7%減の8,262億円となりました。
事業区分別の概況
セグメントの状況は、以下のとおりです。
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売上高構成比
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売上高
前期比%増
自動車生産台数が横這󠄀いのなか、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比5.5%増の3,846億円となりました。
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売上高構成比
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売上高
前期比%増
自動車生産台数が横這󠄀いのなか、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比7.2%増の2,003億円となりました。
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売上高構成比
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売上高
前期比%減
自動車生産台数が減少するなか新規受注の拡大はあったものの、上海小糸社を連結対象から除外した影響により、売上高は前期比40.6%減の937億円となりました。
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売上高構成比
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売上高
前期比%増
自動車生産台数の増加に加え、タイにおける新規受注の拡大等により、売上高は前期比10.2%増の1,063億円となりました。
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売上高構成比
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売上高
前期比%減
自動車生産台数の減少に加え、受注車種の新車効果の一巡や生産終了等もあり、売上高は前期比10.3%減の385億円となりました。
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売上高構成比
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売上高
2018年5月よりブラジル子会社にて生産を開始、売上高は25億円となりました。

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売上高構成比
売上高
前期比%増
自動車生産台数が横這󠄀いのなか、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比5.5%増の3,846億円となりました。
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売上高構成比
売上高
前期比%増
自動車生産台数が横這󠄀いのなか、新規受注の拡大や自動車ランプのLED化進展により、売上高は前期比7.2%増の2,003億円となりました。
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売上高構成比
売上高
前期比%減
自動車生産台数が減少するなか新規受注の拡大はあったものの、上海小糸社を連結対象から除外した影響により、売上高は前期比40.6%減の937億円となりました。
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売上高構成比
売上高
前期比%増
自動車生産台数の増加に加え、タイにおける新規受注の拡大等により、売上高は前期比10.2%増の1,063億円となりました。
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売上高構成比
売上高
前期比%減
自動車生産台数の減少に加え、受注車種の新車効果の一巡や生産終了等もあり、売上高は前期比10.3%減の385億円となりました。
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売上高構成比
売上高
2018年5月よりブラジル子会社にて生産を開始、売上高は25億円となりました。
利益につきましては、国内外における改善合理化を推進したものの、上海小糸社を連結対象から除外した影響、研究開発の強化等により、営業利益は前期比2.2%減の1,015億円、経常利益は前期比2.3%減の1,054億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前期に上海小糸社の出資金売却益等を特別利益に計上したこともあり前期比12.6%減の728億円となりました。
連結計算書類
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