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    売上収益

    ヘルスケア関連製品

     メガネレンズは海外市場の米州において既存事業の成長に加えて、Performance Optics, LLCを買収した効果により伸長し、全体の売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。
     コンタクトレンズは、専門小売店「アイシティ」の新規出店、既存店の強化による新規顧客の拡大を図ったことで、売上収益は対前連結会計年度で増収となりました。

    メディカル関連製品

     医療用内視鏡については、新製品の投入や販売体制強化により欧米において堅調に推移したことで、全体の売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。
     白内障用眼内レンズは、日本において堅調に推移したほか、海外においても競争力の高い製品Vivinexが増収に貢献し、前連結会計年度に比べて増収となりました。
     この結果、当セグメント(ライフケア事業)の売上収益は3,733億88百万円となり、前連結会計年度に比べて5.8%の増収となりました。セグメント利益は692億90百万円と、22.8%の増益となりました。

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    売上収益

    エレクトロニクス関連製品

     最終製品であるパソコンやタブレット市場は飽和状態が続き、スマートフォン市場は成長が鈍化しています。しかしながら当社の半導体用マスクブランクスは、先端品における活発な研究開発需要を取り込んだことで、売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。
     液晶用フォトマスクは、主にスマートフォン向け液晶における研究開発需要の回復や成長の続く中国市場の開拓などで、売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。
     ハードディスク用ガラスサブストレートは、売上収益の大部分を占める2.5インチ製品は、2016年度後半からNAND型フラッシュメモリの供給量が不足したことでHDD(Hard Disk Drive)の総需要が高い状況が続いておりましたが、前第4四半期より供給が改善しHDDの総需要が縮小傾向になったことで、売上収益も前連結会計年度に比べて減収となりました。3.5インチ製品は最終顧客であるデータセンターでの採用が進んだことで売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。これらにより全体の売上収益は前連結会計年度に比べて増収となりました。

    映像関連製品

     昨年度、市場縮小が一段落していたデジタルカメラ市場は、スマートフォンの侵食などにより再び減少に転じ、売上収益は対前連結会計年度で減収となりました。
     この結果、当セグメント(情報・通信事業)の売上収益は、1,875億46百万円と、前連結会計年度に比べて5.1%の増収となりました。セグメント利益は805億96百万円と、15.2%の増益となりました。